
夜間のドライブにおいて、ヘッドライトの性能は安全性や快適性を左右する、重要なポイント。LEDタイプが主流となる近年、編集部が注目したのは、老舗カー用品メーカー・カーメイトが展開するヘッドライトブランド「GIGA(ギガ)」から新登場した2モデル。いずれもオンライン限定で展開。「これは気になる…」注目株を紹介していこう。
●文:月刊自家用車編集部
手軽にLED化!「E8」はハロゲン車の救世主
純正ハロゲンバルブに不満を感じているドライバーは多い。光量不足、暗がりでの視認性、そして経年劣化。そんなハロゲンランプに対する不満を解消してくれるのが、「GIGA LEDヘッドバルブ E8(イーエイト)」だ。
GIGA LEDヘッドバルブ E8[カーメイト]
GIGA LEDヘッドバルブ E8の特徴の1つが、そのボディのコンパクトさ。ドライバーユニットを内蔵した一体型設計は、エンジンルーム内の配線スペースに悩まされるユーザーにとってはありがたい仕様となっている。
GIGA LEDヘッドバルブ E8は、純正ハロゲン交換タイプ。ワイドで見やすい配光を実現する。
明るいだけじゃない! 対向車への眩惑を防ぐカットオフラインも再現!
明るさは最大8,000lm(ハイビーム時)。しかも、ただ明るいだけでなく、カットオフラインもきっちり再現されており、対向車への眩惑を防ぐ車検対応設計が心強い。
カットオフラインも再現されているため、対向車の眩惑も防止。
特筆すべきは、冷却機構の進化。銅基板+ヒートパイプ+高効率ファン+アルミヒートシンクの4点セットがバルブの熱ダレを防ぎ、長時間の走行にも安定した明るさを確保する。
「GIGA LEDヘッドバルブ E8」製品ラインナップ・スペック表
GIGA LEDヘッドバルブ E8は、バルブのタイプに合わせて3タイプが用意されている。また、この製品は、GIGAブランドとしては初となる、ECサイト等、オンライン販売のみとなる。
GIGA LEDヘッドバルブ E8[カーメイト]
- 発売予定日:2025(令和7)年5月20日
- 価格:オープン
- 色温度:6000K
- 2個入り
- 車検対応
- 2年間保証
シンプルな梱包資材などを採用することでコストを削減。EC専売価格で、ハイクラスなLEDバルブを入手できる。
品番 | 品名 | 全光束(2灯合計値) | バルブタイプ |
BW5011 | GIGA LEDヘッドバルブE8 6000K H4 | Hi 8000lmLo 7000lm | H4 |
BW5012 | GIGA LEDヘッド&フォグバルブE8 6000K HB3/HB4/HIR2 | 8000lm | HB3/HB4/HIR2 |
BW5013 | GIGA LEDヘッド&フォグバルブE8 6000K H8/9/11/16 | 8000lm | H8/H9/H11/H16 |
HID超えの光量!「D9」は上級者向けLEDバルブ
一方、HID車オーナー向けに開発されたのが「GIGA LEDヘッドバルブ D9 6000K」だ。この製品は、カーメイトの本気度がうかがえる、高いパフォーマンスを発揮するモデルとなっている。
純正HID比150%の光量(最大9,000lm)に加え、瞬時にフル点灯する「ゼロ秒起動」は夜の山道やトンネル出口でも強力な味方になる。加えて、R・S型どちらのHID灯具にも対応できるシェード着脱式も地味ながら嬉しいポイントだ。
大型の冷却ファン、そしてヒートシンクを採用。長時間でも安定したパフォーマンスを発揮する。
こちらも冷却構造はE8譲り。さらに、3年保証という長期サポートがつくあたり、品質への自信が伺える。
「GIGA LEDヘッドバルブ D9 6000K」製品スペック・ラインアップ
GIGA LEDヘッドバルブ D9は、適合するバルブタイプに応じて、2つのタイプをラインナップする。使用する車種に応じて、最適な製品を選ぶことが可能だ。
バルブの形状に応じて選べるよう2タイプをラインナップ。
- 発売日:2025(令和7)年2月20日
- 価格:オープン
- 色温度:6000K
- 2個入り
- 車検対応
- 3年間保証
品番 | 品名 | 全光束(2灯合計値) | バルブタイプ |
BW901Z | GIGA LEDヘッドバルブ D9 6000KD2R/S | 9000lm | D2R/S |
BW902Z | GIGA LEDヘッドバルブ D9 6000KD4R/S | 9000lm | D4R/S |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カー用品)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
最新の関連記事(ニュース)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
後側方警戒機能を全グレードに標準装着 今回実施された改良で、ボディカラーに「シトロンイエロー・パール」が追加されたほか、「緊急時プリクラッシュステアリング」や「スバルリヤビークルディテクション」、「エ[…]
専用サイトを通じて最新情報は随時更新予定 「e VITARA(以下e ビターラ)」は、EVらしい洗練された先進性とSUV特有の力強さを兼ね備えたデザインが与えられた、スズキの世界戦略モデル。 今後、グ[…]
上質感のある内外装が、子離れ層を含む幅広い世代に支持されている ダイハツ・ムーヴは、1995年の誕生以来、30年にわたり販売されている軽ハイトワゴンのロングセラーモデル。 今回で7代目となる新型は「今[…]
大阪オートメッセでお披露目されたDパーツが、待望の製品化 今回発売されるカスタムパーツは、2025年2月に開催された大阪オートメッセのエーモンブースにて初お披露目された、新ブランド「BANDIERA([…]
人気記事ランキング(全体)
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に 近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや[…]
ポップアップルーフがもたらす圧倒的な開放感 まず注目したいのは、ポップアップルーフによって実現した最大2000mmという室内高。この高さがあることで、室内で立ったまま着替えたり、作業したりすることがで[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
2代目ローレルは、ケンメリスカイライン(4代目)とシャシーを共有する兄弟車だった 2代目のローレルは1972年の4月に発売されました。この頃のローレルの日産内の立ち位置は“高級GT”といった感じで、ス[…]
最新の投稿記事(全体)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
大阪の商人らしい、「商いのうまさ」で誕生したコンパーノ コンパーノは、ダイハツが戦前から築き上げてきた商用車メーカーとしての地位から、乗用車市場へと本格的に参入する転機となった記念すべきシリーズモデル[…]