新社会人、必見! 2024春 安くていいクルマ、オススメのモデルはこれ!【スズキ・ハスラー】

この春に新社会人となるユーザーの中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんなユーザーにこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではスズキ・ハスラーをピックアップ。お値ごろ価格ながら、タウンユースからレジャーのアシまで使い倒せる万能タイプで運転支援機能も充実。初めてのクルマとして自信を持ってオススメできる一台なのだ。

●まとめ:月刊自家用車編集部

デビュー以来、安定した人気を誇るベストセラー。こなれた価格も魅力のひとつ

SUZUKI
ハスラー
価格:138万7100~183万3700円


・最新購入情報
納期の目安:3~5か月
車両本体目標値引き額:13万円
リセール予想:B+


すでに登場から約4年経過しているが、安定した人気を保っている。価格も比較的安価に設定されていることもあって、値引きはやや渋めだ。

競合相手の筆頭はダイハツ・タフトだが、長引く出荷停止の影響で競わせにくいこともネックのひとつ。手間を惜しまないならば、マツダに供給している姉妹車「フレアクロスオーバー」との競合も行いたい。付属品を含めた値引きで15万円というのが一つの目安になっている。

骨太なボディシェルやリヤクォーターウインドウの採用など、タフなギア感を表現したスタイリング。可愛い雰囲気に精悍さもプラスされている。

どんなクルマ?
軽自動車ベースのSUV、いわゆる軽SUVの先駆けとして誕生したモデル。ハードウェアはワゴンR系をベースとするが、最低地上高を180mmに設定し、クラッディング等の外装を施すことで悪路対応力を高めていることが特徴。

4WDシステムは一般的なビスカス式だが、ブレーキを用いた片輪空転抑制などの悪路向けの制御も採用することで、ある程度のラフロードをこなせるモデルに仕上げている。本格オフローダーのジムニーとも上手に棲み分けできている。

キャビンスペースや機能はワゴンRに近いが、荷室まわりは汚れや水分を拭き取りやすい防汚設計にするなど、アウトドアツールを積載しやすい仕様に変更していることも特徴。後席左右独立スライドシートを採用するなど居住性の高さも魅力のひとつで、男性の4名乗車も不足なくこなしてくれる。

最新モデルは、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能がNA車にも標準装着されるなど、安全&運転支援機能も充実していることも魅力だ。

3つのプロテクションフレームが印象的に映るインパネのイメージもあって遊び最優先と思われがちだが、快適性と使い勝手を両立するシートや機能的なインターフェイスなど、実用性の高さも魅力。

荷室は汚れに強い防汚仕様。5:5左右分割式の後席シートはシンプルな前倒格納式ながら、床面が完全にフラットになる。

オススメグレードは?
HYBRID Xターボ(4WD)
価格:177万3200円

パワートレーングレード/トランスミッション価格(FF/4WD)
657cc直3DOHC+モーター(ISG)
49PS/5.9kg・m+1.9kW/40Nm
HYBRID G【CVT】138万7100円/152万1300円
HYBRID X【CVT】153万8900円/167万3100円
658cc直3DOHCターボ+モーター(ISG)
64PS/10.0kg・m+2.3kW/50Nm
HYBRID Gターボ【CVT】152万200円/165万4400円
HYBRID Xターボ【CVT】163万9000円/177万3200円

マイルドハイブリッドは低中負荷域での余力感が高まるが、それでもNA車は高速走行や登坂路のような、負荷が連続する走行状況では非力さが否めない。タウンユース中心ならNA車でも十分だが、レジャー&ツーリングまで考えているならば、価格は約10万円高くなるがターボ車を選びたい。ハスラーのキャラからして、価格は約13万円高になるものの4WD仕様がベストだ。

最新モデルはNA車にも充実の運転支援機能が標準装着され、利便性が強化されているが、ターボ車との価格差は10万円程度。ターボ車を積極的に選びたい。

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