
アウディAGは、ドイツ本国で「Audi Q2」のインテリアにアウディバーチャルコックピットやタッチスクリーンを標準装備するアップデートを発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
標準装備されるフルデジタルコックピット
今回のアップデートでは、利便性が高く人気のあるコンパクトSUV「Audi Q2」の全モデルにアウディバーチャルコックピットを標準装備する。従来のダイヤル式メーターに対して、フルデジタルコックピットは、見やすいフルHDディスプレイ(1,920 x 720ピクセル)を備え、幅広いカスタマイズオプションが特徴だ。
アウディバーチャルコックピット
このディスプレイには、スピード、エンジン回転数、ナビゲーションあるいはメディアインフォメーションが表示され、マルチファンクション ステアリングホイールのビューボタンにより、様々な表示に切り替えることができる。選択したモードに応じて、赤いアクセントのSportデザインや、メーター類をディスプレイ両端に配置したDynamicデザインなど、いくつかのデザインが選択可能だ。
また、ドライバーは2つのレイアウトを切り替えることも可能で、1つ目のレイアウトは、スピ ードメーターとタコメーターがアナログメーターとほぼ同じサイズで表示され、メディアまたはナビゲーションのインフォメーションは中央の領域に統合される。
2つ目のレイアウトでは、読みやすさを損なうことなく、スピードメーターとタコメーターのサイズが縮小、ほぼフルスクリーンのナビゲーションマップには、ルート案内が統合されて中央に表示されるため、地図の視認性が大幅に向上する。さらに、オプションとして、アウディの新しいテーマを反映したアウディバーチャルコックピットも利用可能で、クラシックビューと非常にダイナミックなビューを切り替えられる。
8.8インチのタッチスクリーン
8.8インチに拡大された新しいMMIタッチディスプレイ(解像度1,270 x 720ピクセル)は、最先端のインフォテインメントシステムの集中コントロールユニットとして機能する。ディスプレイは明るく、レスポンスに優れ、システムはタッチレスポンスに加え、音声コントロールにも対応している。
インパネの中央に配置された8.8インチタッチスクリーン
これまでセンターコンソールのロータリー/プッシュボタンがあった場所には、便利な収納コンパートメントが設置されている。
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