
スズキは、軽トラック「キャリイ」「スーパーキャリイ」「キャリイ特装車」の一部仕様変更を発表した。新ボディカラーとして「デニムブルーメタリック」も設定されている。
●まとめ:月刊自家用車編集部
乗用モデル相当の利便装備を採用することで、快適性を大きく向上
今回実施した一部仕様変更で「後方誤発進抑制機能」に「ブレーキ制御機能」を追加。
さらに「キャリイ」と「スーパーキャリイ」は、全グレードにスズキセーフティサポートが標準装備され、電波式キーレスエントリーやパワードアロック、パワーウインドーも全車標準装備、電動格納式リモコンドアミラーを採用(キャリイ KX、スーパーキャリイ X、Xリミテッドに標準装備)するなど、快適装備が強化されている。ボディカラーも新たに「デニムブルーメタリック」を設定している。
キャリイ KX(ホワイト)
キャリイ KX(デニムブルーメタリック)
その他の機能装備の変更として、5速MT車に停車時アイドリングストップシステムを搭載することで、燃費性能を向上させたほか、「キャリイ KX」「スーパーキャリイ X」にはLEDヘッドランプも標準装備としている。
今回の一部仕様変更で、「キャリイ」と「スーパーキャリイ」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当することになる。
スーパーキャリイ X(クールカーキパールメタリック)
キャリイ | エンジン | 駆動 | 変速機 | 燃料消費率 WLTCモード走行 (km/L) | 燃料消費率 JC08モード走行 (km/L) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
KC エアコン・パワステ | 0.66L DOHC 吸排気VVT | 2WD | 5MT | 18.7 | 22.5 | 1,117,600 |
4AT | 15.7 | 19.8 | 1,194,600 | |||
4WD | 5MT | 18.7 | 21.4 | 1,269,400 | ||
4AT | 15.7 | 19.0 | 1,346,400 | |||
KC エアコン・パワステ 農繁 | 4WD | 5MT | 18.7 | 21.3 | 1,305,700 | |
4AT | 15.7 | 19.0 | 1,382,700 | |||
KX | 2WD | 5MT | 18.7 | 22.5 | 1,295,800 | |
4AT | 15.7 | 19.8 | 1,372,800 | |||
4WD | 5MT | 18.7 | 21.3 | 1,447,600 | ||
4AT | 15.7 | 19.0 | 1,524,600 |
スーパーキャリイ | エンジン | 駆動 | 変速機 | 燃料消費率 WLTCモード走行 (km/L) | 燃料消費率 JC08モード走行 (km/L) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
L | 0.66L DOHC 吸排気VVT | 2WD | 5MT | 17.9 | 21.8 | 1,236,400 |
4AT | 15.4 | 19.5 | 1,313,400 | |||
4WD | 5MT | 17.9 | 21.3 | 1,388,200 | ||
4AT | 15.4 | 18.6 | 1,465,200 | |||
X | 2WD | 5MT | 17.9 | 21.8 | 1,404,700 | |
4AT | 15.4 | 19.5 | 1,481,700 | |||
4WD | 5MT | 17.9 | 21.2 | 1,556,500 | ||
4AT | 15.4 | 18.6 | 1,633,500 | |||
特別仕様車 Xリミテッド | 2WD | 5MT | 17.9 | 21.8 | 1,514,700 | |
4AT | 15.4 | 19.5 | 1,591,700 | |||
4WD | 5MT | 17.9 | 21.2 | 1,666,500 | ||
4AT | 15.4 | 18.6 | 1,743,500 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スズキ)
専用サイトを通じて最新情報は随時更新予定 「e VITARA(以下e ビターラ)」は、EVらしい洗練された先進性とSUV特有の力強さを兼ね備えたデザインが与えられた、スズキの世界戦略モデル。 今後、グ[…]
BEVになっても、実用性に優れる美点は変わらない e VITARA(以下eビターラ)は、スズキがインドで生産し日本に輸入するSUVタイプのBEV。今後、世界各地で販売が始まるなど、スズキの世界戦略車と[…]
社員食堂で提供していたインドの故郷の味を、本格カレーとして製品化 スズキは、1980年代初頭にインドとの合弁事業として「マルチ・スズキ・インディア」を設立して以来、インド市場で確固たる地位を築いている[…]
前後バンパーの形状を変更。ボディカラーは新色を含む全12色を設定 改良モデルでは、これまで愛されてきた楕円形をモチーフとしたデザインを継承しつつも、より現代的で充実感のあるエクステリアへと進化。具体的[…]
使い勝手と快適性を両立した室内空間 名前の「アーレ」はドイツ語で“すべて”を意味する言葉。その名に違わず、このモデルには、軽キャンパーに求められるほとんどすべての装備が標準で備わっている。電子レンジや[…]
最新の関連記事(軽自動車)
働く現場を熟知した、実用性とタフネス設計 ハイゼット(アトレー)の設計思想の根幹には、「いかに効率よく、そして確実に荷物を運び、仕事をこなせるか」という、働くクルマとしての明確な目的意識がある。それを[…]
クーペのかっこよさと手頃な価格水中メガネの愛称で人気者に ホンダが1967年春に発売したN360は大ヒットし、軽自動車ブームの火付け役になった。N360が街にあふれるようになると、並みの軽自動車では飽[…]
おしゃれなベージュカラーを内外装に散りばめた特別仕様車 今回導入される特別仕様車「クリームコーデ」は、ワゴンRスマイル HYBRID Xをベースに、おしゃれなクリームデザートをモチーフとしたボディカラ[…]
ホンダ N360(1966〜1968) 半人前扱いだった軽自動車を若者の憧れに変身させた、二輪車で培った高性能技術。 民主的、という言葉を自動雑誌で使うのは勇気がいる。けれど、ホンダN360という軽自[…]
ルームミラータイプの変更で、価格を抑えた特別仕様車 今回導入される特別仕様車T Premium Limited Edition/G Premium Limited Editionは、上級グレードのT […]
人気記事ランキング(全体)
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に 近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや[…]
ポップアップルーフがもたらす圧倒的な開放感 まず注目したいのは、ポップアップルーフによって実現した最大2000mmという室内高。この高さがあることで、室内で立ったまま着替えたり、作業したりすることがで[…]
気になっていた折りたたみ式サンシェードを購入 近年の日本の夏の暑さは尋常ではない。今年も6月から猛暑日があったり、この先が思いやられる暑さが続いている…。 この高気温のせいで、駐車中の車内の温度はかな[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
2代目ローレルは、ケンメリスカイライン(4代目)とシャシーを共有する兄弟車だった 2代目のローレルは1972年の4月に発売されました。この頃のローレルの日産内の立ち位置は“高級GT”といった感じで、ス[…]
最新の投稿記事(全体)
バッテリートラブルは夏場でも多く発生する バッテリートラブルって、寒い冬場に起きるものだと思っているユーザーが多いのではないだろうか。だが、実はエアコンなどをフル稼働させる夏場のほうがバッテリーを酷使[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
大阪の商人らしい、「商いのうまさ」で誕生したコンパーノ コンパーノは、ダイハツが戦前から築き上げてきた商用車メーカーとしての地位から、乗用車市場へと本格的に参入する転機となった記念すべきシリーズモデル[…]
- 1
- 2