
釣りやキャンプで役立つアウトドアギアをプロデュースしているブランド b/c(ビーバイシー)は、柔らかい生地で嵩張らない防水(完全防水ではない)バッグ「KAVA TY」(カヴァ ティーワイ)を販売している。そんな便利なアイテムの詳細を、メーカーの開発担当者に教えてもらった。
●文:月刊自家用車編集部
ゴワつかない柔らか防水バッグ
b/cの最初のプロダクトとなったのが「KAVA TY(カヴァ ティーワイ)」だ。ひとことで言えば防水バッグなのだが、一般的なそれとは大きく異なる。生地が薄く柔らかいのでゴワつかない。にもかかわらず防水性は保たれている。広めの口で、マジックテープが使われている点も特徴のひとつだ。
確かな防水性で、中に入ったものを水からしっかり守ってくれる。ドライバックではないので、水中に入れるのはNG。
「カバの口みたいにガバッと開いて、中に入れるものをカバーする。なので“KAVA”。“TY”は素材の名前であるタイベックの意味ですね。タイベックは、水を弾いて透湿性も併せ持つソフトな生地素材で、防護服や建材にも使われているものです。ゴワつかないのと、適度なシワ感が特徴ですね」
折り畳むとここまで小さくすることができる。車にひとつ積んでおいても邪魔にならないどころか、積んでることを忘れそうなほどコンパクト。
–防水バッグというとゴワつくイメージですが、そうではないんですね。しかし防水性はあると。
「そうですね。柔らかさを保ちつつ性能を維持するために、外はタイベック、内はナイロンという二層構造にしています。また、底マチと口を広くとっています。なので、例えばレインウエアを入れてもクシャクシャになりません。こんなふうに、ありそうでなかった機能が詰め込まれています」
–確かに、これまで使ってきた防水バッグは口が小さく、入れにくくて取り出しにくい、そんな印象です。
「KAVA TYはガバっと口が開いて、中のものを出し入れしやすいので、ストレスなく使えると思います。また、マジックテープが付いているので、クルクル巻かなくても閉まります。バッグの口なんて、クルクル巻いていちいち閉めるのが面倒という人でも、煩わしさは感じないと思います」
–アウトドアシーンでは楽しさのあまり閉めるのを忘れてしまいそうですが、それなら安心です。実際に使った人からの声はいかがですか?
「実際にフィールドで使ってくれた人から『思った以上によかった!』『底のマチを広げると倒れない!』そんな言葉をいただきました。作り手としてのこだわりが受け入れてもらえたようで、すごく嬉しかったです」
KAVA TYは5L・20L・50Lの3サイズ展開。
具体的なサイズ感
KAVA TY 5L
本体容量:5L
サイズ:W420×H350mm(マチ200mm )
※本体容量表記は、バッグ上部をロールダウンした状態での参考容量。
財布やスマホなど身の回りの小物を入れるのには最適。サイズの割に口と底マチが広いので、コンビニで買ったお弁当も入れやすい。
KAVA TY 20L
本体容量:20L
サイズ:W600×H500mm(マチ250mm )
※本体容量表記は、バッグ上部をロールダウンした状態での参考容量。
長靴や靴を入れておくのに非常に便利なサイズ。車に1つ積んでおくと何にでも使える。お風呂バッグにも便利。
KAVA TY 50L
本体容量:20L
サイズ:W700×H700mm(マチ300mm )
※本体容量表記は、バッグ上部をロールダウンした状態での参考容量。
ダウンジャケットやツナギがすっぽり入るサイズ感。特大サイズにもかかわらずゴワつかずコンパクトにできる。寝袋などの寝具一式を入れることができる。
車に一つ積んでおけば、あらゆるシーンで役立ちそうな「KAVA TY」これから本格的なアウトドアシーズンを迎えるにあたり、是非ともチェックしておきたいアイテムだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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