
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMW X1のラインアップに、BMW X1 sDrive18i(エスドライブイチハチアイ)と、BMW iX1 eDrive20(アイエックスワン・イードライブニーマル)を追加。全国のBMW正規ディーラーを通じて発売を開始する。なおユーザーへの納車は、BMW X1 sDrive18iは6月から、BMW iX1 eDrive20は8月からを予定している。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ガソリン車とBEVに、お手頃価格のベーシックグレードを追加
今回、新たにラインアップに追加されるBMW X1 sDrive18iは、最高出力115kW/5000rpm、最大トルク230Nm/1500-4600rpmを発揮する1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンに、ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションを搭載。エアロダイナミクスの最適化等により、セグメント最大級となるWLTCモードで14.4km/Lの燃料消費率を実現している。
もう1台の電気自動車BMW iX1 eDrive20は、電気モーターを前輪に持つ前輪駆動モデル。最高出力204PS(150kW)、最大トルク250Nmを発揮。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は66.5kWhと、すでに導入済みの電気自動車BMW iX1 xDrive30より約140kgの軽量化を達成。一充電での走行可能距離はBMW iX1 xDrive30より30km長い495kmを実現している。
主な車両諸元
■BMW X1 sDrive18i
全長4500mm、全幅1835mm、全高1625mm、ホイールベース2690mm、車両重量1540kg、車両総重量1815kg、排気量1498cc、直列3気筒ガソリン・エンジン、最高出力115kW/5000rpm、最大トルク230Nm/1500-4600rpm、WLTC燃料消費率14.4km/L
■BMW iX1 eDrive20
全長4500mm、全幅1835mm、全高1620mm、ホイールベース2690mm、車両重量1890kg、車両総重量2165kg、最高出力150kW、最大トルク250Nm、一充電走行距離495km。
| モデル | メーカー希望小売価格 |
| 高効率ガソリン・エンジン搭載モデル | |
| BMW X1 sDrive18i M Sport(新導入モデル) | ¥5,400,000 |
| BMW X1 M35i xDrive | ¥7,860,000 |
| クリーン・ディーゼル・エンジンおよび48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載モデル | |
| BMW X1 xDrive20d xLine | ¥6,200,000 |
| BMW X1 xDrive20d M Sport | ¥6,200,000 |
| 電気自動車 | |
| BMW iX1 eDrive20 M Sport(新導入モデル) | ¥6,500,000 |
| BMW iX1 xDrive30 xLine | ¥7,180,000 |
| BMW iX1 xDrive30 M Sport | ¥7,180,000 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
第4世代の新型1シリーズ BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性[…]
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
ALCANTARA®でカスタマイズ 機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示さ[…]
最新の関連記事(SUV)
耐久性抜群でスタイリッシュ。便利な開閉式のリアラダー クラフトワークス(Fun Standard株式会社)は、実用性とデザイン性が高い、自動車用アクセサリーを多数リリースしているブランドだ。そのクラフ[…]
MAZDA CX-3 XD Vivid Monotone Ⅱ グレードを整理することで、選び方がシンプルに 今回の機種体系変更では、好評な装備を追加したほか、ラインナップをガソリンモデルの「15S U[…]
再開後も受注殺到は避けられない ジムニーノマドは2025年1月の発表直後に注文が殺到し、わずか数日で受注停止となった超人気モデル。その後、月間計画台数が拡大され、供給体制に目処がついたこともあって、2[…]
受注再開は、2026年夏ごろが有力 カローラクロスは、2025年5月の改良時にフェイスリフトの実施やガソリン車の廃止、スポーティなGRスポーツの追加など、過去最大規模の大きな変更が加えられた。改良前か[…]
佳き時代の面影を残す、ルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーを特別装備 Gクラスはクロスカントリービークルとして誕生以来、基本的なスタイリングと堅牢なボディを保ちながら進化を続けており、2024年発表の[…]
人気記事ランキング(全体)
コルドバクルーズが描く“大人二人の贅沢な旅”の世界観 トイファクトリーが送り出す「CORDOBA CRUISE」は、名前からして旅情を刺激する。スペインの世界遺産都市・コルドバの優雅さをモチーフにした[…]
給油中に気づく違和感と、キャップを巡る小さなストレス 給油という動作は、慣れてしまえば機械的にこなしてしまう作業だ。セルフ式スタンドの普及で、自らノズルを握る機会は確実に増えた。ところが、燃料キャップ[…]
ショックレスリングとは? 一般の金属とは異なる原子の規則相と不規則相が存在する“特殊制振合金”を採用した金属製のリングで、シート取付ボルトやサスペンションアッパーマウントのボルトに挟み込むだけで、効果[…]
受注再開は、2026年夏ごろが有力 カローラクロスは、2025年5月の改良時にフェイスリフトの実施やガソリン車の廃止、スポーティなGRスポーツの追加など、過去最大規模の大きな変更が加えられた。改良前か[…]
広大なハンドル前のスペースを有効活用 愛車の車内を見渡してみると、うまく活用できそうなスペースが存在することに気づく。「ちょっとした収納とか作れそうな場所があるな…」と。しかし、DIYはちょっと面倒、[…]
最新の投稿記事(全体)
耐久性抜群でスタイリッシュ。便利な開閉式のリアラダー クラフトワークス(Fun Standard株式会社)は、実用性とデザイン性が高い、自動車用アクセサリーを多数リリースしているブランドだ。そのクラフ[…]
クルマの内窓掃除が面倒になる理由はクルマの進化にあった 車内のガラス掃除は、外装洗車に比べて軽視されやすい。しかしフロントガラス内側の汚れは、夜間や逆光時に視界を大きく損なう要因になる。にもかかわらず[…]
タッチパネル時代の宿命、車内の指紋汚れ問題 カーナビやディスプレイは、もはやクルマに欠かせない存在だ。目的地案内はもちろん、エアコン操作や各種設定まで担うようになり、触れる回数は年々増えている。その一[…]
国産初の2シーターミッドシップスポーツをトヨタが発売したことが驚きだった トヨタ「MR2」が発売されたのは1984年です。前年の東京モーターショーで「SV-3」というMRレイアウトの車輌が発表されまし[…]
「ダットサン・フェアレディ1600」がベースのスペシャリティクーペ 初代の「シルビア(CSP311型)」が誕生したのは、いまから60年も前の1965年です。型式名が表すように、ダットサン「フェアレディ[…]


















