
日産自動車は「NV200バネット MYROOM」を発表。12月より発売を開始する。価格は464万3100~496万7600円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
NV200バネットをベースとすることで、お手頃な価格を実現
今回導入される「NV200バネット MYROOM」は、昨年発売された「キャラバン MYROOM」に続く第二弾モデルとして投入される。
キャビンの広さを大きな訴求点としていた第一弾モデルの「キャラバン MYROOM」に対して、「NV200バネット MYROOM」は、〝一人でゆったり二人でぴったり〟をコンセプトに開発。木目調加飾や2列目シートに専用の「2 in 1シート」を備えるなどで自分の部屋のような雰囲気を楽しむことが特徴。日産はこのMYROOMシリーズを投入&拡大することで、新たな車中泊のカタチを提案したい、としている。
またベースモデルを1サイズ下のNV200バネットとすることで、本格的な木目加飾のキャンパー仕様という魅力を損なうことなく、より手頃な価格を実現していることも魅力のひとつになっている。
自動車メーカーならではの高品質に魅力あり
インテリアはクリーンな印象を強めた木目加飾をふんだんに用いることでリラックス空間を演出。「2in1シート」や「平置きベット」には質感に優れるヘリボーン生地を用いることで、質感豊かなキャビンに仕立ている。
左が通常時、右が駐車休憩時の2in1シート。乗車移動時の座面は程よい硬さのクッションにすることで乗り心地を確保。進行方向に対して反転させる駐車休憩時のシート時は、柔らかなソファのような座り心地と、硬さの異なる素材を用いることで差別化している。
平置きベットを展開すると完全なフラット空間が広がる。
平置きベットとスライドテーブルを組み合わせることで、自分の部屋のような居心地の良い空間を実現。サイドには小物類の収納が便利なポケットも配置される。
ベット上の高さは953mmを確保。ベット下も260mmと荷物を積載する便利なパッケージを採用。
別売りのディーラーオプションで「ポータブルバッテリー from LEAF」も用意。充電池容量は633wh(42.2Ah/15.0V)。目安としてはポータブルクーラー(150W)で約4時間の給電が可能。MYROOMにつなげることで、電源のない場所でも車内のAC100Vコンセントをフルに活用できるという。
エクステリアは、要所をブラック染めとすることで引き締まったスタイリングをアピール。リヤサイドガラスにはMYROOM専用ステッカーが用意されるなど、オーナーの所有欲を高める演出もプラス。
2WD車には「コンフォートサスペンション」を装着することで、移動中の快適性を高める工夫も盛り込まれている。
MYROOM専用ステッカー
| ●NV200 バネット MYROOM 価格 | ||||
| ベット架装タイプ | 駆動方式 | ベースグレード | ミッション | 価格 |
| 平置きベット | 2WD | DX | エクストロニックCVT | 464万3100円 |
| 4WD | 4速AT | 496万7600円 | ||
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