![[2025初売り] 注目車の攻め方&選び方:スバル レヴォーグ/レヴォーグレイバック〈最新値引き&納期情報〉](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2025/01/240705-1-867-s.jpg?v=1736236511)
この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。1月最初に実施される「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべきなのだ。ここでは2025初売りで人気を集めているスバル レヴォーグ/レヴォーグレイバックをピックアップ。最新の目標値引き額や攻略術をお伝えしよう。
●文:月刊自家用車編集部
スバル自慢の正統派ステーションワゴン。2023年にはSUV色を強めたレイバックも追加
2020年秋にデビューした現行レヴォーグは、レガシィの系譜を受け継ぐステーションワゴン。走りの良さや充実の装備機能、広い荷室がもたらす抜群のユーティリティを武器に、安定した人気を集めている。2023年秋には、プロテクター風の加飾や車高を上げることでSUVライクな魅力をプラスした「レイバック」を追加するなど、バリエーションを強化。両モデルを足した登録台数はスバル車の中でも上位を占めている。個性派揃いのスバル車の中でも独自のポジションを確立したモデルだ。
レヴォーグの全長×全幅×全高は4755×1795×1500mm。ホイールベースは2670mm。先代よりも少し全幅は広がっているが(先代の全幅は1780mm)、国内市場を意識した手頃なサイズ感を堅守している。
レヴォーグレイバックの最低地上高は200mm。レヴォーグよりも55mmほど高めたハイリフト化されたレヴォーグの別バージョンモデルになる。車体骨格や基本的な外観デザイン、キャビン&荷室まわりの設計はレヴォーグと共通だが、サスまわりはダンパーやバネをレイバック専用とすることで差別化されている。
室内長×室内幅×室内高は1900×1515×1205mm。ボディサイズの影響が出やすい左右と天地の長さはアウトバックよりも若干短いが、実用面で気になる差とはいえない。細部の意匠に違いはあるものの、中央に11.6インチディスプレイを配置するお馴染みのレイアウトを採用。
一部改良で値引きは引き締め傾向だが、競合次第で良い条件は狙える
- 車両本体目標値引き額:22万円(レヴォーグ)20万円(レヴォーグレイバック)
- 納期の目安:2〜3か月
- リセール予想:B-(レヴォーグ&レイバック)
この冬に一部改良を実施したことを理由に、値引きを引き締める動きが強まっている。付属品との値引きで15万円前後で様子を見てくるケースが多い。ワゴンには相応のライバルがいないこともあって、競合させるライバルに悩んでいるユーザーもいるだろうが、ジャンルにこだわらずSUVやハッチバックの有力車をぶつけるのが攻略のコツ。商談時にはRAV4/ハリアー/エクストレイルをぶつけてみるほか、意外なところではVWゴルフもなかなかいい反応をみせる。住んでいる地域が隣県が近いならば、越境して資本関係の異なるスバル販売店同士をぶつけるのも効果的だ。付属品の値引きを含めて25万円前後の条件を引き出したら大成功だ。
レヴォーグ:価格363万〜536万8000円
レヴォーグレイバック:価格399万3000〜424万6000円
1.8Lターボ車がレヴォーグ選びの中心
走り重視ならば電子制御サスが装着されるSTIスポーツ EXが一番手
走り重視というならば、足まわりに電子制御サスが組み込まれるSTIスポーツ系が一番手の選択。1.8LターボのSTIスポーツ EX(441万1000円)か、2.4LターボのSTIスポーツR EX(509万3000円)の2択になるが、 人気は価格と性能のバランスが優れる1.8Lターボ車の方が上。2Lターボ車ほど刺激的なモデルではないが、ほどよい加速性能とコントロール性がバランス良く両立しているので、幅広いユーザー層にオススメできる。2.4LターボのSTIスポーツR EXは、速さを最優先したいユーザーじゃなければオーバースペックの感が否めない。
レイバック リミテッドEXは、ファミリーユーザーにも安心して推せる
快適性を重視したいならコンベンショナルなサスを搭載するグレードがオススメ。なかでもレイバックリミテッドEX(399万3000円)は、レヴォーグの標準サス車よりも電子制御ダンパー仕様で選べるドライブモードのコンフォートモードに近い特性で、長距離をリラックスして走るにはもっとも好ましいアシに仕上げられている。少し格上の加飾に加えて装備機能も充実しているので、コスパ視点でも魅力十分だ。
エントリーグレードのスマートエディション EXでも装備機能は充実
エントリーグレードのスマートエディションEX(363万円)でも装備機能は充実しており、新世代スバルの象徴になる11.6インチセンターインフォメーションディスプレイや、アイサイト/アイサイトXも標準装備。さらにファブリックシートになるが、前席にはパワーシート機構も備わる。価格と性能のバランスの良さで選ぶならば、スマートエディションはもっとも買い得なグレードだ。
1.8Lターボ車は丁寧なアクセルワークを心かければ、同等レベルの性能を持つモデルの中ではトップクラスの燃費を引き出すことが可能。1.8Lターボは、高速道路をゆったり流すに最適なツーリング用途に適したパワートレーンになる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(レヴォーグ)
好評の特別仕様車を1.8L車にも設定 昨年12月に2.4Lターボ車に設定された特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を1.8Lターボ車にも設定。内容としては「STI Spor[…]
レヴォーグ:モデル概要〈見た目はキープコンセプトながら、中身はまるで別物に進化〉 初代モデル(先代)の大成功を引き継いで登場した現行レヴォーグ(2代目)。エクステリアはキープコンセプト路線を採用したた[…]
エクステリア&インテリアデザインの変更を実施 今回実施された改良では、一部グレードのインテリアデザインを変更。「Smart Edition EX」には「GT-H EX」のインテリアを採用、「Black[…]
サスチューンが柔らかくなったことが高評価。いまやレイバックが一番人気のグレード 2020年秋にデビューした2代目「レヴォーグ」は、手ごろなボディサイズに流麗なスタイリングが楽しめるスポーツワゴン。グロ[…]
3モデルとも設計時期は同世代だが、レガシィベースのアウトバックが少し格上のモデル もともとレヴォーグは、北米市場を意識して大きくなりすぎてしまったレガシィのポジションを埋めるために生まれたモデル。現行[…]
最新の関連記事(購入ガイド)
最新改良で新しい外装塗料を採用。美しさと耐久性が向上している 5月に実施された一部改良(7月より改良モデルは発売)では、外装の美しさと耐久性を向上させつつ、原材料費の高騰に対応した価格改定を実施。この[…]
最新改良で2WDモデルを廃止。全車4WDモデルのみのラインナップへ 2024年11月に実施した最新改良では、従来はメーカーオプションだった機能の一部グレードで標準装備化が図られた。 具体的には、Xグレ[…]
最新改良で安全装備を大幅に強化。PHEVにもGグレードを追加 6月の一部改良では、ダーク仕様のLEDヘッドランプやブラックメタリック塗装のフロントアッパーグリル、ブラック塗装の19インチアルミホイール[…]
正統派スタイリングでプレミアムキャラをアピールする稀有なモデル スズキ・フロンクスは、近年ニーズの高まる「実用性」と「プレミアム感」を上手に融合させたコンパクトSUV。これまで日産ジュークやトヨタC-[…]
新商品を発売前に公開して消費者の興味を引きつける、効果的なマーケティングであるのは間違いない そもそもティザーとは、英語のTeaserで「焦(じ)らす」という意味がある。ここでいうティザー・キャンペー[…]
人気記事ランキング(全体)
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
リアサスは、固定式リーフスプリングからコイルスプリングへ進化していった 長い間、リアの車軸は固定式で、それをリーフスプリングで支えていた。コイルスプリングが実用化されると、一部の高級車でそれを使うもの[…]
快適性を追求した軽キャンの完成形 「ミニチュアクルーズ ATRAI」は、岡モータースが長年にわたり築き上げてきた軽キャンパー製作のノウハウを、現行アトレーのボディに惜しみなく注ぎ込んだ一台である。全長[…]
最新版CarPlay・Android Autoに対応するワイヤレスアダプター スマホと連携して、様々なサービスを使用できるディスプレイオーディオ、接続には大きく分けて、ケーブルを利用する場合とワイヤレ[…]
濡れ物・汚れ物も気にしない。唯一無二の「防水マルチルーム」 イゾラ最大の特徴とも言えるのが、車両後部に備えられた「防水マルチルーム」だ。これはレクビィ独自の装備であり、実用新案登録もされている。アウト[…]
最新の投稿記事(全体)
リアサスは、固定式リーフスプリングからコイルスプリングへ進化していった 長い間、リアの車軸は固定式で、それをリーフスプリングで支えていた。コイルスプリングが実用化されると、一部の高級車でそれを使うもの[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
最新改良で新しい外装塗料を採用。美しさと耐久性が向上している 5月に実施された一部改良(7月より改良モデルは発売)では、外装の美しさと耐久性を向上させつつ、原材料費の高騰に対応した価格改定を実施。この[…]
最新改良で2WDモデルを廃止。全車4WDモデルのみのラインナップへ 2024年11月に実施した最新改良では、従来はメーカーオプションだった機能の一部グレードで標準装備化が図られた。 具体的には、Xグレ[…]
デッドスペースにジャストフィット! 車内の温度較差を解消! 暑いシーズンのドライブは、車内の環境がシビアになりがち。炎天下に駐車後に乗り込む際や、夏場の渋滞中など、クーラーだけではなかなか車内温度が下[…]
- 1
- 2