撮影車は1978年式のリミテッド
リヤのガラスハッチ部は3分割式となり、センターのガラス部分のみがガス式ダンパーにより開閉する。
初期の12A型ロータリーエンジンはNA仕様。REAPSと呼ばれるサーマルリアクターで排気ガス規制に対応。ロータリーは排ガス対策がしやすかったという逸話も。1983年にはターボ仕様も設定されている。
空調、オーディオ、スイッチ類などを備えたセンターコンソールと、その上に左右対称デザインのダッシュボードが組み合わされる。
メーターはセンターがタコ、右がスピード、左が時計、水温、燃料の5連メーター。タコメーターは起動時に電圧計として作動する。
この車両には3速オートマチックミッションが装着されていた。ATはRX-7専用のもので、ロータリーとの相性も良好。
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