
秋の行楽シーズンが目前に迫り、多くの人が「どこへ出かけようか」と計画を練っている。株式会社トータスが実施した調査によると、20代から50代の男女の約6割が移動手段に車を選び、行きたいスポットの1位には温泉地が挙がった。紅葉や美食を楽しむ季節、自由度の高いドライブ旅が人気を集めている背景が見えてきた。
●文:月刊自家用車編集部
車で出かけたい人が増える秋の行楽シーズン
秋は紅葉や旬の味覚を堪能できる季節であり、各地の観光スポットが最もにぎわう時期でもある。株式会社トータスが実施した「2025年秋の行楽シーズン、車で出かけたい場所に関する調査」によれば、20代から50代の男女の約6割弱が移動手段として自動車を選びたいと回答した。電車や飛行機といった公共交通よりも、自分のペースで自由に動ける車の魅力が再評価されている。
温泉地が人気ナンバーワン
調査で行きたいスポットを尋ねると、最も多かったのが温泉地であった。回答者の約半数が「温泉に行きたい」と答え、次いで観光地、紅葉狩りが続いた。秋の澄んだ空気と色づく景色に癒やされ、温泉で心身を温めるという流れは、まさに季節ならではの贅沢だ。観光名所を巡るよりも、非日常を味わえる温泉が上位に選ばれたのは納得の結果と言える。
行き先ランキングで注目された都道府県
具体的に行きたい都道府県としては、北海道がトップとなった。広大な大地の紅葉、美味しい海の幸や秋の味覚が人気の理由だろう。2位には長野県、3位には京都府が続く。長野は山々に囲まれた紅葉スポットの多さや温泉地の豊富さが魅力で、京都は歴史的建造物と紅葉の組み合わせが秋を彩る。いずれも「景色」と「食事」の両方を楽しめるエリアが選ばれている点が特徴的だ。
誰と出かけるかで変わる旅の形
車での秋旅を「誰と一緒に楽しみたいか」という質問では、家族と答えた人が最も多かった。全体の6割以上を占め、夫婦や子どもとの時間を大切にしたいという意識がうかがえる。次点は友人、そして一人旅も一定数の支持を集めた。自由に動ける車ならではの強みが、一人旅の人気にもつながっていると考えられる。
景色と食事が行き先選びの決め手
行きたい場所を決めるときに重視するポイントでは、「景色の良さ」が最も多く、続いて「食事の美味しさ」が挙げられた。自然の美しさを楽しみつつ、その土地ならではの味覚を堪能するという流れは、秋のドライブ旅行の王道だ。さらに「道の混雑具合」を気にする声も多く、自由度の高さと快適さのバランスを求めていることがうかがえる。
車で出かけるメリットは“自由さ”
秋の行楽シーズンに車を選ぶ理由としては、「行き先を自由に決められること」が最も多かった。予定を柔軟に変えられる点は公共交通にはない利点だ。また、「移動中に他人に気を使わなくて良い」「荷物を楽に運べる」といった点も挙げられている。家族や友人と気兼ねなく過ごせる車旅の快適さが、人気を支える背景にある。
調査から見える秋旅のスタイル
今回の調査を通じて見えてきたのは、秋の行楽を自由に楽しみたいという人々のニーズだ。温泉や紅葉、美食といった日本ならではの秋の魅力を、車ならではの自由さで味わいたいと考える人が多い。旅の形が多様化する中で、車は移動手段以上に「体験の一部」として位置づけられている。
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