
パフォーマンスとアドベンチャーという、2つのピラー(軸)でブランドの個性を表現したスバルブースだが、コアなクルマ好きの視線を集めそうなのが、パフォーマンスエリアに並ぶ世界初公開の2台のコンセプトカー。BEVスポーツとして発表された「Performance E-STI concept」は、内燃機モデルとは違ったアプローチが組み込まれることで、新たな路線を狙う意欲作だ。
●文:月刊自家用車編集部(横田晃)
スバルが目指すBEVの未来像。次期型レヴォーグのデザインを示唆するのか?
「Performance E-STI concept」。シューティングブレークもしくはワゴンを想起させる個性的なシルエットも見どころ。
電気自動車(BEV)でスバルの次世代パフォーマンスカーを目指したのが、Performance E-STI concept。
「五感ゆさぶる感動の走り」を謳うこのクルマは、BEVならではの運動性能と実用性の両立を実現しているという。
ベースとなっているのはスバルの独自開発による次世代EVプラットフォーム。もちろんスバルのこだわりであるAWDレイアウトを採用する。
軽量かつ高剛性を実現したうえ、新設計のサスペンションを採用することでフード高を5%下げ、さらに回転軸の工夫で大径タイヤの装着を可能とするなど、デザイン性と動力性能も両立させているとのこと。
また、それ以上にこだわったというのが「乗り味」という。
従来のシャフトで繋がったAWDシステムには、操縦安定性や外乱安定性、走破性などのメリットがあったが、前後を別のモーターで駆動する高性能AWD EVでは、乗り手がこうであってほしいと願った通りの乗り味を実現できるそうだ。
現在は、開発者がそのチューニングをしているところで、クルマと対話を可能にする独自技術と組み合わされることで、内燃機モデルとは異なる走りが楽しめるモデルを目指すという。
スバルが考える近未来の超高性能スポーツEVの乗り味は、このクルマをテストベッドに作りこまれていくことになる。
そして、エクステリアで気になるところが、明らかにシューティングブレークもしくはワゴンを想定した造形になっているところ。これはもしかして次期型レヴォーグのデザインを示唆しているのかもしれない。
EVプラットフォームの新設計サスペンションにより大径化を実現。目を引くゴールドのカバーも面白いアプローチ。
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