スバル、BEV第2弾「トレイルシーカー」日本初公開【国内導入は2026年春頃を予定】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

スバル、BEV第2弾「トレイルシーカー」日本初公開【国内導入は2026年春頃を予定】

スバル、BEV第2弾「トレイルシーカー」日本初公開【国内導入は2026年春頃を予定】

STIに代表されるパフォーマンスと並んで、スバルの個性を決定づけるもう一つの軸がアドベンチャー。その展示の主役は、北米でこの春に発表され、欧州向けにはe-アウトバックの名で導入が予定されている電気自動車(BEV)のSUV、Trailseeker(トレイルシーカー)だ。国内のスバルのBEVとしては、先にビッグマイナーチェンジを果たしたソルテラに続く第二弾となる発売予定モデルになる。

●文:月刊自家用車編集部(横田晃) ●写真:月刊自家用車編集部

STIと並ぶもう一つの柱として、大きな期待を持ってデビュー

トレイルシーカー(プロトタイプ)

トレイルシーカー(プロトタイプ)

ベースとなるプラットフォームは生産もトヨタに委託しているソルテラと共通だが、スバルのBEVとしては初めて自社の矢島工場での生産となるトレイルシーカーは、ソルテラより少し格上の設定になる。

トレイルシーカー(プロトタイプ)

骨格やドア、インテリアの主要パネルなどはソルテラと共通ながら、リヤセクションは専用に作り替えれているため、全長が伸び、荷室容量も拡大されている。6つのデイライトLEDが印象的なフロントマスクも、ソルテラよりワイルドな仕立ての専用加飾になっている。

モーター出力もソルテラより強力。フロントはどちらも167㎾だが、リヤモーターはソルテラの88㎾に対して、トレイルシーカーはフロントと同じ167㎾の強力版を搭載する。システム最大出力もソルテラの252㎾に対して280㎾、0-100㎞/h加速もソルテラの5・1秒(もスーパーカー並みだが)を上回る、4・5秒を記録する。エンジン車のWRXも真っ青のダッシュ力を持つこともアピールポイントだ。

それでいて、制御もソルテラより進化していることが妙味で、誰にでも運転しやすく、コーナーなどのトレース性も高い、意のままの走りを実現させているという。

電動モデルでも、長年培ったスバルならではの高速AWD技術が発揮される世界戦略SUV。すでに国内でも導入が予告されており、2026年春頃発表予定とされている。

トレイルシーカー(プロトタイプ)

トレイルシーカー(プロトタイプ)

トレイルシーカー(プロトタイプ)

トレイルシーカー主要諸元(開発目標値)

グレード標準上級
駆動方式FWDAWDAWD
全長×全幅×全高(mm)4845×1860×1675
ホイールベース(mm)2850
最低地上高(mm)215
最小回転半径(m)5.6
荷室容量(L)609 – 633595 – 619
原動機(モーター)フロント最高出力(kW)167
リヤ最高出力(kW)167
駆動用バッテリー*種類リチウムイオン電池
総電圧(V)391
0-100km/h加速未定約4.5秒
一充電走行距離700km以上未定

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