2026年発売のホンダのスポーツEVは、「変速加速&エンジン音も楽しめる」凄いヤツ。EVなのに“操れる”モデルとして登場│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

2026年発売のホンダのスポーツEVは、「変速加速&エンジン音も楽しめる」凄いヤツ。EVなのに“操れる”モデルとして登場

2026年発売のホンダのスポーツEVは、「変速加速&エンジン音も楽しめる」凄いヤツ。EVなのに“操れる”モデルとして登場

ホンダは、新型小型EV「Super-ONE Prototype」を世界初公開した。

●まとめ:月刊自家用車編集部

ホンダの電動スポーツは「プレリュード」だけじゃない

Super-ONE Prototypeは、「e: Dash BOOSTER」をグランドコンセプトに、日常の移動を刺激的で高揚感あふれる体験へと進化させることを目指し開発されたスポーツEV。車名の由来は、常識や規格の枠を超越する存在(Super)として、ホンダならではの唯一無二(One and Only)の価値を提供するという想いが込められている。

ワイドなブリスターフェンダーとロー&ワイドなスタンスが目を引く小型EVプロトタイプ。

エクステリアは、本格的な走りを予感させ、高揚感を感じさせるスタイルを追求。ワイドなタイヤを包み込む張り出したブリスターフェンダーを用いることで、ロー&ワイドなスタンスを際立たせ、力強さを表現。

フロントとリヤに配置したエアダクトを含む専用設計のエアロデザインにより、空力性能の向上と冷却効率を確保。スタイリングのみならず、走行性能を支える機能美も備えていることも特徴になる。

走りの性能を強く訴えるリヤビュー。専用エアロデザインのルーフスポイラー、さらにエアダクトで空力性能と冷却効率を確保する。

コンセプトモデルに装着されていたタイヤは「楽しいハンドリング」というテーマに基づいて開発されたスポーティータイプ「アドバンFLEVA」。サイズは205/45R16を装着。

日本では2026年「Super-ONE」として発売

インテリアは、ドライバーが運転に没頭できる空間を目指し設計開発。高いホールド性で安定したドライビングポジションを確保する専用のスポーツシートには、ブルーの表皮をアシンメトリーに配色することで遊び心あふれるコーディネートをプラス。水平基調のインストルメントパネルを用いることで、前方方向の視覚的なノイズを抑え、運転に集中できる、すっきりとした視界も実現している。

運転への集中を促すインパネレイアウトを採用。BOOSTモード連動のイルミネーションなど、魅せる演出を備わっている。

専用スポーツシートは高いホールド性を持つタイプ。ブルーのアシンメトリー配色で遊び心もくすぐってくれる。

シャシーは、軽モデルのNシリーズで培った軽量なプラットフォームを活用することで、軽快でキビキビとした走りを実現。左右に張り出したブリスターフェンダーにより、トレッドも拡大することで、より安定感のある力強い走りを可能としている。

運転をより刺激的な体験へと進化させる専用開発の走行モード「BOOSTモード」も搭載され、BOOSTモードでは出力を拡大され、パワーユニットの性能を最大限に引き出すことが可能という。

Nシリーズで進化した軽量なプラットフォームを活用し、軽快でキビキビした走りを実現。左右に張り出したブリスターフェンダーによりトレッドを拡げ、ワイドなスタンスが安定感と力強い走りを可能にしている。

ほかにも有段変速機のようなギアチェンジの感覚を再現した仮想有段シフト制御と、迫力のある仮想のエンジンサウンドを響かせるアクティブサウンドコントロールシステムを連動させることで、EVでありながらスポーティーなエンジン車を操るような運転感覚が楽しめる。

量産モデルは2026年より、日本を皮切りに、英国やアジア各国などで発売される。量産モデルの車名は、地域によって異なり、日本では「Super-ONE」として発売される予定とのこと。

今年の英国ウエスト・サセックス州グッドウッドで開催された「Goodwood Festival of Speed 2025」に、「Super EV Concept」として出展され、ヒルクライムコースで走りを披露済み。

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