
日産自動車および日産モータースポーツ&カスタマイズは、東京オートサロン2026においてハイパフォーマンス・スポーツモデルのコンセプトカー「AURA NISMO RS Concept」を公開した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
電動領域を全方位に強化。将来的な市販化を目指す
「AURA NISMO RS Concept」は、軽量コンパクトな「AURA NISMO」のボディをベースに、フラッグシップSUV「X-TRAIL NISMO」の電動パワートレーンを移植した、電動化時代における新たなモータースポーツの可能性を提示するハイパフォーマンス・スポーツモデル。
「AURA NISMO」のボディをベースに、ハイパワーな電動パワートレーンを移植。
「AURA NISMO」のコンパクトなボディをベースとしながら、パワーユニットには「X-TRAIL NISMO」の強力なシステムが移植されており、フロント150kW(330Nm)、リヤ100kW(195Nm)を発生する高出力モーターを搭載。これに伴い、発電用エンジンも1.5リッターのVCターボエンジン(KR15DDT)へと換装され、バッテリー容量も1.85kWhへと増強されている。
フロント150kW、リヤ100kWを発生する高出力モーターと1.5リッターのKR15DDT発電用エンジンを組み合わせた「NISMO tuned e-4ORCE」を採用。
シャシーは走行性能の向上を狙ったチューニングをプラス。左右で計145mm拡大されたワイドトレッド化と約20mmのローダウンにより低重心なプロポーションを実現する。
さらに4WD制御には「NISMO tuned e-4ORCE」を採用することで、高いトラクションと旋回性能を確保し、制動面では、出力向上と約100kgの重量増に対応するため、フロントに対向4ポッド(355mmベンチレーテッドディスク)、リヤに対向2ポッド(280mmソリッドディスク)の大型キャリパーブレーキを装備する。
エクステリアは「Agile Electric City Racer」のコンセプトを深化させ、専用色「ダークマット NISMO ステルスグレー」を採用するとともに、ホイールハウス内の空気を抜くフロントフェンダーや専用リヤスポイラーなどの空力デバイスにより、ダウンフォースの向上とドラッグ低減を両立させている。
日産はこのコンセプトカーを通じて、スーパー耐久シリーズ(STQクラス)への参戦を含むモータースポーツでの技術検証を行い、将来的なコンプリートカーとしての市販化を目指している。
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