「1km約3円」「最大1トン積載」「服を吊せる全高2220mm」3人乗り商用EV「F11VS」に新仕様登場!最大401万2000円の補助制度も│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「1km約3円」「最大1トン積載」「服を吊せる全高2220mm」3人乗り商用EV「F11VS」に新仕様登場!最大401万2000円の補助制度も

「1km約3円」「最大1トン積載」「服を吊せる全高2220mm」3人乗り商用EV「F11VS」に新仕様登場!最大401万2000円の補助制度も

フォロフライは2026年10月15日、1トン積載クラスの商用電気自動車(EV)「F11シリーズ」の「F11VS」に、新たな「3人乗りミドルルーフ仕様」を設定し、受注を開始した。標準ルーフ仕様に対して荷室高を150mm拡大し、荷室容積は約11%増加。宅配便や家具・家電の配送、クリーニング業務など、かさばる荷物を扱う用途に対応する。

●文:月刊自家用車編集部 ●写真:フォロフライ株式会社

荷室高150mmアップ! 容積約7.0㎥を確保

新たに設定されたミドルルーフ仕様は、3人乗りのF11VSをベースに、荷室の高さを拡大したモデルだ。

全高は2220mmで、標準ルーフ仕様より210mm高い。荷室高は1530mmとなり、標準ルーフ仕様の1380mmから150mm拡大した。荷室の長さ2690mm、幅1700mmは共通で、荷室容積は約6.3㎥から約7.0㎥へと約11%増えている。

これにより、背の高い荷物を積みやすくなるほか、クリーニング業務ではハンガーに掛けた衣類を吊るしたまま運搬できる。EC関連の宅配や家具・家電の配送、イベントの設営・撤収など、荷室の広さが求められる業務での活用を想定している。

F11VS「3人乗りミドルルーフ仕様」

F11VS「3人乗りミドルルーフ仕様」

最大積載量1000kg、航続距離は446km

ミドルルーフ仕様の乗車定員は3名、最大積載量は1000kg。バッテリー容量は82.8kWhで、航続距離はWLTPモードで446kmとなる。最高出力170kW、最大トルク336N・mの走行性能を備え、普通充電とCHAdeMO方式の急速充電に対応する。

標準ルーフ仕様と同様に、安全装備や快適装備も充実。衝突被害軽減ブレーキや車線変更支援、追従機能付きクルーズコントロール、360度全方位モニターなどを備える。運転席・助手席にはシートヒーターとベンチレーション機能を採用し、オートエアコンやCarPlayにも対応している。

なお、標準ルーフ仕様の航続距離479kmは、2人乗りモデルでの参考値。3人乗りミドルルーフ仕様とは車両重量や積載条件が異なるため、単純な比較には注意したい。

F11VS「3人乗りミドルルーフ仕様」

F11VS「3人乗りミドルルーフ仕様」

F11VS「3人乗りミドルルーフ仕様」

1kmあたり約3〜4円! ディーゼル車の約4分の1の燃料費

フォロフライによると、夜間充電を中心とした運用では、電気代を1kmあたり約3〜4円に抑えられるという。同社が示す軽油車の燃料費約16円/kmと比較すると、最大で約4分の1となる計算だ。

同社の試算条件は、軽油価格159円/L、燃費10km/L、夜間電力単価20円/kWh、F11VSの電費5.8km/kWh。年間2万kmを走行する場合、燃料費だけで年間20万円以上の削減が見込めるとしている。ただし、実際の電気代や燃料費は走行条件、電力契約、燃料価格などによって変動する。

車両価格はオープン価格、補助制度も活用可能

3人乗りミドルルーフ仕様の車両価格はオープン価格で、具体的な販売価格は公表されていない。

一方、国の「令和7年度補正予算 商用車等の電動化促進事業(トラック)」による補助制度の活用が可能だ。フォロフライは、F11VSの事業用車両について、補助基準額を最大401万2000円としている。ただし、これは車両本体価格ではなく、実際の補助額は適用条件などによって異なる。導入を検討する場合は、対象要件や補助額、購入価格についてメーカーへの確認が必要となる。

F11VSは2026年1月に販売を開始し、先行生産分100台を完売。6月には3人乗りモデルを追加している。今回のミドルルーフ仕様の投入により、全高2010mmの標準ルーフ仕様と、荷室容積を重視した全高2220mmのミドルルーフ仕様から、用途や駐車環境に応じて選べるようになった。

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