Honda N-WGN 試乗リポート 特別仕様車「STYLE+ BITTER」を選ぶべき理由とは?

  • BRAND POST[PR]: HONDA

ホンダが展開する「Nシリーズ」の中で、N-WGNは弱点らしき弱点がない優等生タイプのモデルだ。ただ、真面目かつシンプルなキャラクターばかりが際立ち、他のNシリーズのモデルよりも地味に感じられることも……。そんなN-WGNのイメージを大きく変えてくれるのが、ここで紹介する特別仕様車「N-WGN L STYLE+ BITTER(スタイルプラスビター)」だ。

●文:伊藤梓 ●写真:長谷川徹 ●BRAND POST提供:ホンダ

万能選手の強みはそのままに、プレミアムキャラをプラス

私は、軽自動車の中でハイトワゴンの形が一番好きだ。ホンダのモデルでいえば、このN-WGNになる。コンパクトで扱いやすく、さらに人も荷物もたっぷり積むことができる。合理的でとてもスマートな軽自動車だから、大げさな無駄を嫌う自分の生き方にはしっくり当てはまるような気がするのだ。

ただ、合理性が高すぎるがゆえに、シンプルすぎてそっけないクルマだと思われることもある。そんな必要最小限と必要最大限のちょうど真ん中にいるようなN-WGNにも、ほんの少しのドレスを纏わせるだけで、印象がガラリと変わることに気づいた。

STYLE+ BITTER専用の加飾が加わることでスタイリッシュな趣が明らかに強まる。特別なボディカラー「ブリティッシュグリーン・パール」も印象的だ。

特別仕様車のSTYLE+ BITTERは、N-WGNに専用のカラーリングや加飾などが施されて、上質感あるスタイルになっている。

エクステリアには、シルバーのアクセントカラーを取り入れたり、グレーメタリックとブラックを組み合わせた専用カラーのホイールキャップを履く。インテリアには、各所にメタルスモークの偏光塗装のパーツを用いることで、落ち着いた空間づくりがなされていた。シートも単にブラックになっているだけではなく、レザー調の生地とファブリックを組み合わせて、より上質な仕上がりになっている。

ボディカラーは6種類から選ぶことができ、特にこのブリティッシュグリーン・パールは、この特別なアクセサリーたちを絶妙に引き立てているように感じた。

実用性と質感を併せ持つ、軽離れしたインテリア

N-WGNは、ともすると生真面目さが勝ってしまうが、このSTYLE+ BITTERなら、ビジネスシーンや都会的な雰囲気にも上手く溶け込んでくれる。

ステアリングを握ると、落ち着いたデザインで綺麗めの衣服を着た時のように、少し背筋がしゃんとするような気持ちになった。そして、おしゃれな雰囲気がありながらも、〝道具〞としてもしっかりと使えるところに、さらなる魅力を感じた。荷室は2段にセパレートされているから、荷物はたくさん入るし、用途によって使い分けることもできる。ボードを動かすこともできるので、少し背の高いものも楽に収納することができた。

グラスエリアは広めで視界は良好。ボディの四隅も把握しやすい。カーブが多い道路でも、安心して走れるアジャイルハンドリングアシストなどの機能も充実するなど、ドライバーを選ばない運転感覚の良さはN-WGNの大きな美点。

STYLE+ BITTERに触れていると、デザインはシンプルだが、小物や飲み物を置く場所はしっかり確保されていて、「かゆいところに手が届くとは、まさにこういうことだろう」と感じる。そして、普段とは違うシックにまとめられた車内の装いのおかげで、よりリラックスして過ごすことができた。

床面を低めにした設計に加えて、備え付けの荷室ボードを活用することで上下2段の棲み分けにも対応。たくさんの荷物を無理なく積載できることもありがたく思える。

もちろん、N-WGNも運転するのが心地いいクルマだ。自分の意図通りにスムーズに走らせられるだけではなく、乗り心地はふんわりと包み込むように柔らかい。荷物はたくさん載せられるが、背が高すぎないから、運動性能もきちんと確保されているので、「このクルマなら長く乗りたいな」とじんわりと感じさせてくれる。安全運転支援システムであるホンダセンシングも備わっているから、いざという時に心強い。都会のビルに反射したN-WGNの姿を見て、胸を張って走れる素敵なクルマだと自信を持つことができた。

チャコールを基調としたシックなインテリアも好印象。シートもレザー調のプライムスムースと起毛調のトリコット生地を組み合わせたコンビシートを採用。抜群の座り心地を持つことも見逃せない。

ハイトワゴンは、そのシンプルで実用的な見かけから、「このクルマでいい」と思って買ったと捉えられがちかもしれない。でも、私はN-WGNをそういう目で見たことはない。「このクルマがいい」のだ。

STYLE+ BITTERなら、自分らしさを示す意味でも良いスパイスになりそうだ。日々触れるものだから、使い勝手が良く、使い心地もいいものがいいけれど、できれば自分のカラーも入れてみたい。そんな願いを叶えながら生活を豊かにしてくれる〝差し色〞になりえる存在だと感じた。

※提供:ホンダ ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。