キャンピングカーで自由気ままな旅を楽しむ――近年、アウトドアブームとともにキャンピングカーの人気が急上昇している。この記事では各地で開催されたキャンピングカーイベントなどで展示された魅力的な車両を紹介していこう。今回はトヨタ・タウンエースがベースのキャンピングカーだ。
●文:月刊自家用車編集部
ベース車両はトヨタのタウンエース
落ち着いたカーキのボディながら差し色の黒で引き締まり、かっこよさが際立ち「こりゃ目立つわ…」と思わせるキャンピングカーのベースとなる車両はトヨタのタウンエース。荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、ハイエースより小ぶりなため、運転しやすく駐車スペースで悩むことも少ない。
商用車なだけあってインテリアはシンプル。必要最低限の機能が備わったセンターコンソールは誰にでも使いやすい仕様となっている。
スッキリとしたタウンエースのセンターコンソール。
まるで純喫茶、ワインレッドのシートがいい感じ
喫茶店のような車内でコーヒー片手に、窓から見える景色を楽しみたい。
車内は天井も高く広々とした空間となっている。ボックス席は大人4名が座ってちょうど良い広さ。
ワインレッドのシートは、おしゃれで落ち着きのある雰囲気を演出。テーブルは広く使いやすいうえ、取り外しも可能だ。
ボックス席の上部には棚があり、軽いものはこちらに収納できる。窓から外も眺めることができるので、喫茶店に座っているかのような雰囲気だ。
デッドスペースになる部分にある収納は、荷物が多いキャンパーにとっては嬉しいポイントだ。
運転席側上部にも、収納スペースが。高さはないが広いので、シュラフなどを入れておくには最適。
入り口の左には靴箱、右にはキッチンカウンターと一体になった冷蔵庫が配置されている。
作業スペースが広いので調理だって問題なくできてしまう。
ボックス席の向かいにあるキッチンカウンターは適度な広さで使いやすい。
嬉しい二段ベッドは、収納としてもグッド。使い方は無限大だ。
また、車内後部は2段ベッドになっている。ベッドとして使わない場合は広い収納スペースとなるので非常に便利だ。
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