「普通のキャラバンかと思ったら…」ドアを開けて驚いた、日産直営ビルダーの本気キャンパー「オアシス」【横浜キャンピングカーショー2026】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「普通のキャラバンかと思ったら…」ドアを開けて驚いた、日産直営ビルダーの本気キャンパー「オアシス」【横浜キャンピングカーショー2026】

「普通のキャラバンかと思ったら…」ドアを開けて驚いた、日産直営ビルダーの本気キャンパー「オアシス」【横浜キャンピングカーショー2026】

「旅先でそのまま心地よく眠れる移動手段」として、近年ますます熱い視線を浴びているキャンピングカー。なかでもトヨタ・ハイエースや日産・キャラバンをベースにしたバンコンバージョン(バンコン)は、運転のしやすさと日常使いへの寄り添い力で、世代や家族構成を問わず圧倒的な支持を集めている。2026年9月にパシフィコ横浜で開催された「横浜キャンピングカーショー2026」の会場も、お目当てのニューモデルを探す熱気あふれるファンで賑わっていた。今回紹介するのは、そんな群雄割拠のバンコン界隈で異彩を放つ一台、日産キャラバンをベースにしたモデルだ。

●文/取材:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)

日産を知り尽くした職人が仕掛ける、「日常」と「非日常」の巧みなギャップ

ハイエースと並び、バンコンのベース車両として絶大な信頼を寄せられる日産・キャラバン。商用バンならではのスクエアなフォルムと余裕ある室内空間が、取り回しのよさと快適な居住性を美しく両立させている。

この優れた潜在力を最大限に引き出したのが、日産東京販売の直営ビルダー「日産ピーズフィールドクラフト」が手がける「OASIS(オアシス)」だ。

日産車を熟知した職人たちが生み出したのは、「普段使いできる5ナンバー並みの取り回しやすさ」と「一歩足を踏み入れれば広がる上質なプライベート空間」という、うれしいギャップで、4ナンバーサイズの標準ボディという限られた枠組みを、これほどシステマチックかつ美しく活用できるものかと、思わず膝を打ちたくなる一台に仕上げられている。

「日産ピーズフィールドクラフト」が製作・リリースするキャラバン標準ボディベースのバンコンバージョン「OASIS(オアシス)」

自由自在に姿を変える、しなやかなインテリア設計

セカンドシートは、走行時のフロント向きから寛ぎのリヤ向き、そしてフルフラットなベッド状態へと、シーンに合わせてしなやかに表情を変える凝った造り。運転席と助手席の背面を活用してテーブルを差し込めば、あっという間に居心地の良いダイネットスペースが完成する。

メインベッドは全長210cm×全幅120cmと、大人でもゆったりと足を伸ばせるサイズ感を確保。さらにオプションの上段ベッドを加えれば、最大180cmまで拡張可能となり、大人4人が余裕を持って体を休められる「移動する秘密基地」へと変貌を遂げる。

天井に目をやると、シックな家具調フレームに6連のLEDライトが埋め込まれ、室内を柔らかく包み込んでくれる。脱着式テーブルは使わない時には左サイドのボードへすっきりと収まるなど、細やかな収納美学が光ることも見どころだ。

季節を問わず快適に過ごすための工夫もぬかりない。オプションでホームエアコンやFFヒーターを組み込むことができ、エアコンパッケージを選択するとサブバッテリーやインバーターといった電装システムもスマートに追加強化される仕組みだ。ユーザーが安らげる高機能を安心感とともに提供できるのは、ディーラー直営ならではの強みと言えるのではないだろうか。

セカンドシートをフルフラット化し、リアのマットと組み合わせたメインのベッドスペースは全長210㎝×全幅120㎝の広々サイズ。オプションの上段ベッドを組み合わせれば大人4人が宿泊できる。上段&中段ベッドは最大180㎝まで拡張できる。

家具調の天井照明には6つの明るいLEDライトを装備。

ダイネットスペースに使用する脱着式のテーブルは左サイドの窓埋めボードに収納できる。

外へと開かれた遊び心と、全国で保証を受けられるという大いなる安心感

カーゴスペースの運転席側には、カセットコンロとシンクを身にまとったスタイリッシュなキッチンキャビネットも配置される。蛇口兼用のシャワーヘッドはスルスルと車外まで伸びるため、海遊びやペットとの旅の途中で足を洗うといったアクティブな使い方も思いのままだ。助手席側キャビネットに装備された電源コネクタも、屋外でのちょっとした電化製品の使用に重宝するだろう。

インテリアのテイストは、今回取材したシックでモダンな「アクティブブラック」のほか、木の温もりに包まれる「ウォームモダン」の2種類から自分のライフスタイルに合わせて選択できるとのこと。

オプションでホームエアコンやFFヒーターも装備可能。エアコンパッケージを加えた車両はサブバッテリーやインバーターなどの電装も追加される。

リヤの運転席側にはキャビネットのキッチンを装備。カセットコンロとシンクをセットし、シンクのシャワーヘッドは車外でも使用可能だ。さらに助手席側のキャビネットには電源コネクタも装備する。

ちなみにパワートレーンは、都市部に似合うガソリン2WDをはじめ、力強い走りと踏破性を誇破するディーゼル2WD/4WDをラインナップ。車両本体価格は575万7400円から(撮影車両の販売価格は839万6882円)。

何より心強いのは、日産ピーズフィールドクラフトの各店舗だけでなく、日本全国の日産ディーラーで購入&メンテナンスが可能である点だ。

「クルマと過ごす日常」の延長線上に「自由な旅」をそっと添えてくれる、どこまでも遠くへ走っていきたくなる一台だ。

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