
●文:月刊自家用車編集部
ZR-V:モデル概要
ZR-Vは、ホンダの上級SUVとして登場。クーペのような美しいスタイリングに、SUVらしからぬ走りの質の高さが魅力のモデルだ。
駆動方式はFFとAWDの2タイプで、パワートレーンにはガソリンモデルとe:HEVモデルが用意されている。また、「SPORTモード」、「NORMALモード」、「ECONモード」、「SNOWモード」の4つのドライブモードを搭載し、「SNOWモード」は国内のホンダSUV初採用となる。オンロードから雪道などの悪路までこなしてくれる頼もしい1台だ。
ZR-V:スタイリング&パッケージ
フロントマスクやキャビン周りを絞り込んだクーペライクのスタイリング。バーチカルなデザインのフロントグリルが特徴的で、前後を絞り込んでいるため寸法以上にコンパクトな印象を与える。
【HONDA ZR-V e:HEV AWD(2022年11月モデル)】
●全長×全幅×全高(mm):4570×1840×1620 ●ホイールベース(mm):2655●車両重量(kg):1630●乗車定員:5名 ●パワーユニット:1993cc直4DOHC(141ps/18.6kgf・m)+モーター(135kW/315N・m)●トランスミッション:電気式CVT ●WLTCモード総合燃費:21.5km/L ●ブレーキ:油圧式ベンチレーテッドディスク(F)/油圧式ディスク(R) ●サスペンション:マクファーソン式(F)/マルチリンク式(R) ●タイヤ:225/55R18
ZR-V:インパネ内装&シート
インパネは、シビックと似たようなデザインとなっているが、細部の加飾やセンターコンソールが異なっている。インターフェイスなどはシンプルで使いやすい。室内は落ち着いた雰囲気ながら、上質さも感じられるデザインだ。
e:HEVZ/Zグレードには、本革シートが採用されており、カラー展開はブラックとマルーンの2色。
ZR-V:パワートレーン
パワートレーンはガソリンエンジンとe:HEVの2種類。ガソリンモデルには小気味よく、ダイレクトな走りを楽しめる1.5L直噴VTEC TURBOエンジンが採用されている。
e:HEVモデルは、シビックeHEVで新開発された2.0L直噴エンジンに、発電用と走行用の2モーターを組み合わせ、電気自動車のスムーズな走りだしと高速走行時のパワフルな走りが両立されている。
また、e:HEVのAWDモデルには「リアルタイムAWD」が採用され、オンロードから雪道などの滑りやすい路面でも高い走破性能を発揮する。
ZR-V:モデル変遷
【2022年11月:初期型】ホンダの上級SUVとして新開発のe:HEVを搭載し登場
クーペライクなスタイリングと質の高い走行性能を兼ね備えて登場。開発コンセプトは、ドライバーがクルマを自在に操ることで自信と余裕を持ち、自分らしさを解放して新たな行動を起こしてほしいという想いから「異彩解放」。
【2023年10月:特別仕様車を発表】2024年夏に発売した特別仕様車「BLACK STYLE」の先行受注を開始
ZR-Vにブラックをアクセントとしたスポーティなデザインの特別仕様車「BLACK STYLE」が登場。専用エクステリアや、ベースモデルで人気のオプションを標準装備としている。
【2024年6月:最新型】原材料価格などの高騰に伴い、価格改定を実施
原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、ZR-V含む4車種の価格が改訂された。ZR-Vは各グレードにつき約15万円ほどの値上がりとなった。
●ZR-V グレードバリエーション&価格 | ||
パワートレーン | グレード【トランスミッション】 | 価格【FF/AWD】 |
1993cc直4DOHC(141ps/18.6kgf・m)+モーター(135kW/315N・m) | e:HEV X 【電気式CVT】 | 355万8500円/377万8500円 |
e:HEV Z【電気式CVT】 | 415万9100円/437万9100円 | |
e:HEV X 特別仕様車 BLACK STYLE【電気式CVT】 | 400万700円/419万8700円 | |
e:HEV Z 特別仕様車 BLACK STYLE【電気式CVT】 | 430万8700円/450万6700円 | |
1496cc直4DOHCターボ(178PS/24.5kgf・m) | X【CVT】 | 320万8700円/342万8700円 |
Z【CVT】 | 380万8200円/402万8200円 |
ZR-V:最新値引き&納期情報(2024年9月現在)
- 車両本体目標値引き額:22万円
- 納期の目安:1~6か月
- リセール予想:B
2024年6月の値上げ分を値引きでカバーしてくれる。ハリアーやRAV4、エクストレイルなど他メーカーの主力SUVをぶつけるのも効果的だが、決め手は経営の違うホンダ販売店同士の競合だ。付属品をたっぷり付けたら値引き額を25万円以上狙いたい。
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