
●文:[クリエイターチャンネル] Peacock Blue K.K.
近年、交通事故や社会問題となる”あおり運転”が頻発しています。
一瞬の不注意や感情的な行動が、自身や他者の命を危険に晒すあおり運転は、多くの人々がこの問題に頭を抱え、その解決策を求めています。
あおり運転の危険性や法的な罰則はどうなっているのか、また具体的な対策グッズにはどのようなものがあるのでしょうか。
あおり運転の危険性や罰則について知っておこう
“あおり運転”は、運転中にほかのクルマを威嚇するような危険な行為を指します。
交通安全に対する重大な脅威で、一部の運転者が他の運転者に対して危険な、挑発的な、または敵意を持った運転行動をとることによって発生します。
一般的にあおり運転の行動は、急ブレーキ/急ハンドル/接近しすぎる/車線の変更による邪魔/過度のホーン/恫喝や暴言など、ほかの運転者を威嚇したり恐怖を感じさせるような行動を含むことが多いです。
これらの行為は、自身だけでなく他者も危険にさらすため、道路交通法により厳しく禁止されています。
あおり運転は一般的にドライバーの怒りと関連しており、運転者がストレス/不快感/または他の運転者に対する敵意を示すときに行う傾向があります。
これらの行動の結果危険な事故につながり、場合によっては深刻な傷害や死に至ることもあります。
とくに高速道路でのあおり運転は、速度が高いため事故が発生した際の影響は甚大であり、命を落とす可能性もあります。
あおり運転は罰則化されたが、それでもまだ完全に無くなるには至っていない。
またあおり運転は、法的に厳しい罰則が設けられています。
2020年の改正道路交通法により、あおり運転に対する罰則が強化され、懲役3年または罰金50万円の刑が科せられ、基礎点数は25点と酒気帯び運転と同じに設定されています。
この法律改正は、あおり運転が以前から問題視されており、厳罰化が強く望まれていたことが背景にあります。
直接的なきっかけとなったのは、2017年6月に起きたあおり運転による死亡事故です。
なお、25点の基礎点数が加算された場合には、一発で免許取り消しとなり、最低でも2年間は免許が取れません。また、さらに悪質だと判断された場合には、”5年以下の懲役又は100万円以下の罰金”が科せられます。
もしあおり運転の被害者となってしまった場合には、すぐに安全な場所に移動し、必要であれば警察に通報することが推奨されます。
また、適切な記録を保持し、可能であれば証拠を集めることも重要です。決してあおり運転を挑発するようなことはせず、対抗することなくその場を離れましょう。
あおり運転対策グッズを3つ紹介!
では、あおり運転に対する具体的な対策には何があるのでしょうか。
そのひとつが、ドライブレコーダー/ドラレコ作動中ステッカー/ありがとうランプなどの対策グッズの活用です。
ドライブレコーダーは、運転中の映像を自動的に記録する機器で、あおり運転が発生した際の証拠となります。
証拠があることで、被害者は自身の立場を守ることが可能となります。
客観的な証拠を提出することで、あおり運転を受けたことが証明できるのです。
また、ドラレコ作動中ステッカーは、ドライブレコーダーが作動していることをほかのドライバーに知らせるアイテムです。
これがあることで、録画されているという抑止力が働き、さらに高い予防効果が期待できるでしょう。
一方、”ありがとうランプ”は、自車の後方に設置し、運転中のコミュニケーションを円滑にすることを目的としたアイテムです。
サンキューハザードを用いず、後方車へわかりやすく「ありがとう」を伝えることが可能だ。
ありがとうランプを用いることで、簡易的なハザードではなく言葉で、他車に対して感謝の意を示したり、安全運転をお願いしたりすることができます。
しかし、これらのグッズを利用するだけであおり運転が完全に無くなるわけではありません。
あおり運転を予防するためには、ドライバー自身の運転方法も重要です。
ドライバー自身がスピードを出しすぎない/追越車線をずっと走行しない/急ブレーキを使いすぎないなど、自身の運転行動を見直しましょう。
また、ほかのクルマに対して配慮のある運転を心掛けることで、あおり運転を引き起こす可能性を低減できます。
自分の運転に相手を刺激してしまうような行動がないかどうかお互いに気を遣うことで、あおり運転がない車社会につながっていくでしょう。
あおり運転は、自身だけでなく他者の命を危険にさらす深刻な問題です。
その解決のためには、ドライブレコーダー/ドラレコ作動中ステッカー/ありがとうランプといった対策グッズの活用だけでなく、自身の運転行動を見直すことが重要になります。
ドライバーそれぞれの行動が、道路上の安全を守るための一歩となるため、あおり運転から自身と他者を守るため、早急な対策が求められます。
適切な運転マナーを持ちつつ、他のドライバーに対する配慮を忘れずに、安全なドライビングライフを実現しましょう。
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