
車内の内窓掃除は意外と見落としがちだが、視界のクリアさは安全運転の要となる。特に傾斜が鋭いフロントガラスや大型モニター搭載車では、従来のワイパーでは奥まで届かず拭き残しが発生しやすい。そこで登場したのが「エクスクリア 360ワイパー フラット」。薄型設計と使いやすいクイックロック機構で、車内の隅々まで手軽にきれいにできる新時代の内窓ワイパーだ。
●文:月刊自家用車編集部
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に
近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや張り出したメーターパネルがあるため、通常のワイパーヘッドが干渉して奥まで届かない問題があった。そこで紹介したいのが「エクスクリア 360ワイパー フラット」だ。
今回紹介する「エクスクリア 360ワイパー フラット」は厚みを約25mm薄くすることで、障害物を避けつつ内窓の奥までしっかりと拭き取れる仕様に改良されている。薄くなったことでヘッド部分の可動域も広がり、これまで拭き残していた箇所の汚れもきれいに取り除ける。車内の視界がクリアになることで、運転の安全性も向上するだろう。
クイックロック機構でクロスの取り付けが簡単
内窓ワイパーに求められるのは使いやすさだ。エクスクリア 360ワイパー フラットには特許出願中の「クイックロック機構」を採用。これはワイパーヘッドにクロスを取り付ける際、上げて下ろすだけのシンプル操作で固定できる仕組みだ。
厚みの異なるクロスにも対応し、二段階のロックでしっかり装着できるため、途中で外れる心配がない。頻繁にクロスを交換したい場合でも手間がかからず、快適に使い続けられる。クロスのメンテナンスや交換が簡単なのは、日々の掃除を続ける上で大きなメリットとなる。
360度自由に動くシーソージョイントで隅々まで拭ける
ヘッド部分には上下左右どちらにも動くシーソージョイントが備わっている。これにより、車の内窓の曲面や傾斜にしっかりフィットし、隅々まできれいに拭き上げられるのが特徴だ。シーソージョイントは掃除中の姿勢や角度に柔軟に対応するため、使う人の負担を軽減する効果もある。広いガラス面でも細かな部分でも効果的に掃除ができるため、普段見落としがちな場所もスッキリと清潔に保てる。
使いやすさを追求したダブルグリップとコンパクト収納
持ちやすさにもこだわりがある。エクスクリア 360ワイパー フラットは「ダブルグリップ」仕様を採用し、拭く場所や状況に応じてグリップを持ち替えられる。遠くの窓でも近くでも楽な姿勢で掃除できるため、無理な体勢による疲労を軽減する。さらにグリップは取り外し可能で、コンパクトに折りたたんで収納が可能。使わないときは車のドアポケットなど狭いスペースにスマートにしまっておけるのも魅力だ。
再生素材採用で環境にも配慮した最新モデル
環境配慮の観点も忘れていない。ワイパーヘッドやグリップには再生ABS樹脂を使用しており、製品のエコポイントとしてアピールされている。使い勝手の向上だけでなく、持続可能な素材選びにも力を入れている点は、現代のユーザーの意識に合ったポイントだ。環境を意識しつつ日常のカーケアを快適に行いたい人にフィットする製品と言える。
出荷累計36万本の実績を誇る安心感
今回の製品は2017年から続く「エクスクリア 360ワイパー(C100)」のリニューアルモデル。既に出荷累計36万本を超える実績があり、多くのユーザーに支持されている。今回のフラットモデルはその信頼性を踏まえつつ、現代の車の変化に合わせたアップデートを行っているため安心感は抜群だ。実績のある商品に新しい機能が加わることで、ユーザーはより快適で使いやすい掃除体験を得られる。
大型モニターやメーターパネルに配慮した設計
近年は車内に大型モニターや張り出しのあるメーターパネルが増加傾向にある。これらは掃除の際に邪魔になりやすく、従来の内窓ワイパーでは引っかかりやすい問題があった。360ワイパーフラットはヘッドの薄型化でこれらのパーツに干渉しにくくなっており、奥までスムーズに届く設計になっている。こうした細やかな配慮がユーザーの利便性を高め、掃除のストレスを軽減している。
進化した360ワイパーフラットで車内視界をクリアに
車内の内窓掃除はつい後回しにしがちだが、視界の良さは安全運転に直結する重要なポイントだ。360ワイパーフラットは従来の課題を解消し、傾斜のある現代の車でも奥まで届く薄型ヘッドや使いやすいクイックロック機構を搭載。
さらに360度自由に動くシーソージョイントや持ち替えしやすいダブルグリップなど、使い勝手を追求した設計が光る。環境にも配慮した再生素材の採用で、安心して長く使い続けられるのも魅力だ。累計36万本の実績がある安心感も後押しし、快適な車内環境を保つためにぜひ取り入れたい一品と言える。
写真ギャラリー
エクスクリア360ワイパーフラット(C190)の使用イメージ。
エクスクリア360ワイパーフラットのヘッド厚は16mm。約25mmも薄くなってフロントガラスの奥に届きやすくなっている。
エクスクリア360ワイパーフラット(C190)はフロントガラスの傾斜が鋭角な新型プリウスや、モニターやメーターがダッシュボードから突き出ている車でも奥までしっかり届く。
クイックロック機構でクロスはクリップの開閉で簡単に着脱可能。2段階ロックで厚いクロスも薄いクロスにも対応する。
ヘッドを上下左右に自由に動かして拭き掃除ができるシーソージョイント。
窓のどこをどう拭くかによって持ち手が替えられるダブルグリップ。
ヘッドとグリップは分割式。ドアポケットやグローブボックスなどに常備できる。
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