※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
「ワクワク」と「移動の最適化」で脱炭素社会の実現を目指す
環境性能が高く、維持コストが低い次世代チョイ乗りモビリティ「ミニマムモビリティ」の量産販売を目指すKGモーターズ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 一成、以下「KGモーターズ」)は、ベンチャーキャピタルや事業会社を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行により1.5億円の資金調達を行いましたので、お知らせいたします。調達した資金を活用し、量産に向けた試作車両の開発、人材の獲得などを行い、2025年の量産販売を目標に事業を進めて参ります。
- 次世代チョイ乗りモビリティ「ミニマムモビリティ」
ミニマムモビリティは、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車です。80年代のポラロイドカメラをモチーフにレトロでありながら、近未来を感じさせる前後対称のデザインです。小型で軽量であるため環境性能に優れており、原付ミニカー規格で車検不要・税金も安くコスパも抜群です。楽しさ、気軽さ、エコを追求した次世代のチョイ乗りモビリティをコンセプトに開発しております。
原付ミニカー規格なので乗車定員は1名ですが、ドア・エアコン付きで快適な走行を提供します。AC100Vの家庭用コンセントで充電することができ、5時間の充電で航続距離としては100km走れます。また、ソフトウェアはOTAアップデートが可能、進化するモビリティを目指しています。
■スペック
全長:2,450mm
全幅:1,090mm
全高:1,500mm
定格出力:0.59kW
ピーク出力:5kW
航続距離:100km
充電AC100V:5時間
乗車定員:1名
- KGモーターズについて
KGモーターズは『小型モビリティで世界を「ワクワク」させる』をビジョンに、オリジナルの超小型モビリティの製造販売、Maa事業の展開を目指すスタートアップです。2018年にYouTube「【KG Motors】くっすんガレージ モーターズ」を開設し、3年でチャンネル登録25万人を達成し、Google Japanが選ぶ(世界に影響を与える)クリエイター101人に選ばれました。その影響力を持って、サプライヤー開拓やエンジニアなどの人材を獲得し、これらの準備期間を経て、本格的に小型モビリティ開発を進めるべく2022年7月に創業しました。
【会社概要】
社名:KGモーターズ株式会社
本社所在地:広島県東広島市志和町七条椛坂 1698-1
代表取締役CEO:楠一成
事業内容: 超小型モビリティの製造・販売、MaaS事業
設立: 2022年7月
HP:https://kg-m.jp/
- J-KISS型新株予約権、引受先投資家(敬称略)
・環境エネルギー投資
・キーレックス
・waypoint venture partners
・ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
・WONDERTAINER FUND
- 各投資家からのコメント
環境エネルギー投資
モビリティ事業創造室 室長 林隆介氏
弊社は、2006年の創業以来一貫して環境とエネルギーに関連するスタートアップへの投資を行ってまいりました。KGモーターズの開発している一人乗り小型EVは再生可能エネルギーを活用することで、クリーンな移動を実現するだけでなく、日本で約2,800万人いると言われている自動車通勤をされている方々の、通勤をより楽しくし、人々の生活の質を向上させ、社会全体を楽しいものにしていく可能性に満ち溢れていると感じております。
また、すでに海外からの評判も上々で、広島発のEVメーカーとして世界にワクワクする移動体験を提案するグローバル企業へと成長されていくことに大きく期待いたしており、KGモーターズの事業を弊社としましても全力で支援させていただく所存です。
キーレックス
代表取締役社長 藏田亮祐氏
弊社は広島に本社を置き、自動車車体部品の製造を行っております。楠CEOとのご縁をきっかけとして、KGモーターズのミニマムモビリティプロジェクトに参画させていただくことになりました。
KGモーターズが掲げる「小型モビリティで世界を「ワクワク」させる」ビジョンに共感したことが、出資を決断した最大の要因です。同時に、地方の交通問題や、二酸化炭素排出量の削減といった社会課題の解決につながるため、弊社としても取り組む意義が十分にあると考えています。
弊社が自動車部品の量産で培ってきた技術や、過去、完成車の組み立てを自社工場にて行った経験を活かし、KGモーターズと共にミニマムモビリティの開発を進めていきます。
waypoint venture partners
代表取締役 Founding Partner平田拓己氏
KGモーターズが設立される前から接点を持たせていただき、今回出資という形でご一緒させていただけることをとても嬉しく思っております! 初めてお話を伺ったとき、自動車業界や小型モビリティの現状に地方の交通の実態をかけ合わせることで出来上がってきた1人乗りのEVというコンセプトを伺い、とてもユニークなものだなと思いました。
その後、チームでターゲットを明確にするためのヒアリングやサプライヤー様との接点構築をされていく中で圧倒的なスピード感とチームの強さを感じさせられました。 KGモーターズのモビリティが当たり前に走っている未来とても楽しみにしてますし、その日をドライバーとして迎えられるよう免許取得に行ってこようと思います!
ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
取締役 石元玲氏
この度は、KGモーターズの素晴らしいチャレンジに、出資という形で応援できる機会をいただき、本当に嬉しく思っております。東広島市にあるガレージを訪問した際、代表の楠さんをはじめとするチームメンバーの事業にかける熱い思いに触れ、私たちも一緒になって未来を見たい!と思った結果、今日に至った次第です。KGモーターズが日本社会に大きくて偉大な一石を投じたことに心から尊敬します。そしてこの大きなチャレンジが、未来に語り継がれ、歴史として刻まれることを信じて、より一層声を大きくして応援し続けます!
WONDERTAINER FUND
代表パートナー 宮崎聡氏
SNS全盛期の今、クリエイターがファンに向けて直接何かを届けることはもはや当たり前の時代です。楠代表はオウンドメディアとしてYouTubeチャンネル「くっすんガレージ モーターズ」「くっすんガレージライフ」を運営し、28万登録、7,000万回再生を誇ります。
EVの専門的かつマニアックな情報をわかりやすくフレンドリーなコンテンツに編集して発信を続け、顧客アプローチのみならず理念や思想を発信により採用やサプライヤー開拓などチーム構築にも高い効果を発揮しており、長らく注目しておりました。
今回、「ミニマムモビリティ」というコストと環境負荷を低減する新型EVという大きなチャレンジを微力ながら応援できることにワクワクが止まりません。
- KGモーターズ代表 楠一成からのコメント
今回、不安定な市況の中でも資金調達が実現できたことは、我々KGモーターズの描く超小型モビリティの可能性をご評価いただけた結果だと考えており、大変嬉しく思っております。
最近の日本は、以前ほど元気がないと感じています。かつて昭和の時代にあった「明日はもっといい日になる」という空気感をあまり感じられません。我々はこの状況を打破し、再び活気ある社会にするため、「今日より明日がよくなる未来を創る」をミッションに「1人乗り超小型EV(Minimum Mobility)」の開発を進めております。では、なぜ超小型EVが活気を取り戻すことにつながるのか?そこを説明させていただきます。
かつての日本の豊かさは、大量生産と大量消費に支えられていました。しかし、人口減少時代においては、そのような拡大路線は望めません。車は時代を象徴するかのように、大型化や多機能化が進んできましたが、これからは違ったコンセプトが必要なのではないでしょうか?
国内での自動車利用の実態を見ると、7割が1人での移動で、7割が10km以下の短距離移動であることがわかります。これは、現在の車の最小単位である軽自動車でもオーバースペックです。オーバースペックな車両で移動することは、ユーザーには不要なコスト負担をかけ、社会には環境負荷を与えています。
社会は必要最適減の物で豊かに暮らすミニマリズムの思想が注目されて、価値観の変化が起きています。移動においても、価値観の転換が必要です。KGモーターズは、1人乗りで短距離に特化したモビリティで「移動の最適化」という価値観を提案します。
1人乗り小型モビリティは環境負荷が小さく、維持コストも安いという利点があり、これからの社会に必要な移動手段だと考えています。
しかし、どれだけ環境性能が良く、維持コストが安くても、苦痛であったり、乗り物としておもしろくなければ人は乗りたいと思いません。人生のほぼ全てを車に捧げてきた私にはその気持ちがよくわかります。車とは、単なる移動手段ではなく情緒的な価値が必要なプロダクトです。
KGモーターズは快適性とワクワクを追求し、ユーザーの期待に応える「乗っていておもしろい」超小型モビリティを実現します。「乗りたい!」が先で、結果として環境負荷やコストを減らすことにつながる。社会も個人も未来に期待が持てるようになる。これこそが「今日より明日がよくなる未来を創る」手段だと考えております。
ミッション実現のため、引き続きチーム一丸となって世界を「ワクワク」させる小型モビリティカンパニーを目指してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
- 採用情報
車体開発エンジニア、ソフトウェアエンジニアのほか、様々なポジションで採用を強化しております。今回の資金調達に併せて、採用ページもアップデートしました。一緒にミッションの実現に向けて取り組んでくれる仲間を募集しております。
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