※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。

本調査詳細はこちら:https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1356/
自動車販売市場の動向(2024年2月)
2024年2月の新車登録台数は前月比103.0%、中古車登録台数は前月比119.7%となりました。過去2年間の推移を見ても、2月は新車・中古車ともに登録台数が増加傾向になっており例年通りの動きを見せております。
前年比を見てみると、新車登録台数は前年比80.8%、中古車登録台数は107.0%となっています。新車登録台数の減少については大手メーカーの不正発覚に伴う特定車種の出荷停止が影響していると考えられます。すでに出荷停止指示が解除されている車種も多くあるため徐々に回復すると考えられますが、未だに回復の兆しは見られていません。
新車登録台数
2023年 | 12月 | 1月 | 2月 | 月平均 |
新車登録台数 | 362,839台 | 334,876台 | 344,820台 | 370,657台 |
前年比 | 105.4% | 87.6% | 80.8% | 106.9% |
中古車登録台数
2023年 | 12月 | 1月 | 2月 | 月平均 |
中古車登録台数 | 515,573台 | 460,860台 | 551,691台 | 515,605台 |
前年比 | 107.5% | 105.4% | 107.0% | 103.7% |
※「車選びドットコム」では、普通自動車の登録台数を発表している「自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)」と、軽自動車の登録台数を発表している「全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)」の統計データをもとに、新車登録台数と中古車登録台数の推移を紹介しています。
中古車販売店の皆様は聞いたことがあるかもしれませんが、現在は物流において「2024年問題」が大きなトピックとなっています。特に中古車販売業の視点に立ったとき問題になっているのが、今後は陸送が滞る可能性が高いということです。
行政政策の一環で長距離ドライバーの待遇改善が進められており、ドライバーの拘束時間の上限が下げられることとなりました。これにより物流が滞ることが「2024年問題」と言われています。自動車業界では、この数ヶ月は新車生産が回復して登録台数も増加していることで新車の陸送が増加しています。陸送ドライバーの拘束時間低減、そして新車陸送件数の増加によって、中古車の陸送状況に遅れが生じたり、陸送できないケースが出てくることが予想されます。
この陸送できない状況は長期的に続く可能性もあるため、中古車販売店としては陸送に頼らない販売を強化していく必要があるかもしれません。陸送に頼らず近隣のお客様を増やしていくためには、DMやハガキなどを送って近隣顧客の掘り起こしを行ったり、店頭でお客様を呼び込むことに力を入れる方法があります。気軽に訪れやすいように店舗外観をきれいに整えることや、在庫車両を小まめに洗車して商品をきれいに見せることも有効です。また、遠方のお客様に対しても自走で引き取ってくれるお客様に割引を行うなどの策が考えられます。
中古車情報サイト「車選びドットコム」の動向(2024年2月)
2024年2月の中古車情報サイト(車選びドットコム)での中古車販売台数を紹介いたします。以下のグラフの黄色い棒グラフに着目していただくと、2024年2月は1月に続いて直近2年間で最多の中古車販売台数を記録しています。例年3月が繁忙期になりますので、さらに販売台数が増加することが期待されます。

※「車選びドットコム」の市場動向は、加盟店専用レポートからの抜粋のため、詳細数値は非公開としています。
◆国産車の中古車販売傾向【人気ランキング】
「車選びドットコム」の市場動向から調査した、国産車の2024年2月中古車販売傾向を紹介します。
ボディタイプ別販売ランキング
国産車のボディタイプ別ランキングでは、軽自動車が1位となりました。軽自動車はシェアを落としており、他ボディタイプが全体的にシェアを伸ばしています。
順位 | ボディタイプ | 割合 | 変動率 |
1位 | 軽自動車 | 32.1% | -2.6% |
2位 | ミニバン/ワンボックス | 15.5% | +1.0% |
3位 | コンパクト/ハッチバック | 14.0% | +0.8% |
4位 | 軽バン/軽ワゴン | 9.0% | +1.3% |
5位 | セダン/ハードトップ | 7.4% | +0.7% |
車種別販売ランキング
国産車の車種別ランキングではプリウス(トヨタ)が1位となりました。プリウス(トヨタ)とセレナ(日産)は4ヶ月連続でランキング1位、2位をキープしています。1位〜5位までに変動はなく、人気が集中していることがわかります。
順位 | 車種(メーカー) | 変動率 |
1位 | プリウス(トヨタ) | →(前回1位) |
2位 | セレナ(日産) | →(前回2位) |
3位 | タントカスタム(ダイハツ) | →(前回3位) |
4位 | N-BOX(ホンダ) | →(前回4位) |
5位 | N-BOXカスタム(ホンダ) | →(前回5位) |
◆輸入車の中古車販売傾向【人気ランキング】につきましては、こちらからご確認いただけます。
https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1356/
中古車販売店様の経営活動を応援します
中古車販売店様の経営活動を応援します「車選びドットコム」では、「symphony」をご利用いただいている加盟店に向けて、月に一度上記のレポートよりも詳細な小売データレポートを発行しています。各ボディタイプで人気の車種をご紹介している他、年式・走行距離・価格帯・カラー別での販売割合もご確認いただけます。
目まぐるしく変わる社会情勢に対して、常に変化が求められる昨今。データを分析して高速でPDCAを回して行く必要があります。「車選びドットコム」では15年以上の中古車情報サイトの運営実績で蓄積したノウハウを、中古車販売店の皆さまにご提供していますので、気になる方はぜひお問合せ下さい。
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ(https://www.fabrica-com.co.jp/)会社概要】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
設立:1994年11月
事業内容:業務支援システム開発・販売事業、SMS配信ソリューション事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング事業、自動車整備・レンタカー事業
<本件のリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報室
TEL:052-959-3460
FAX:052-959-3463
E-mail: press@fabrica-com.co.jp
人気記事ランキング(全体)
普段使いのしやすさを追求した「ちょうどいい」サイズ感 キャンピングカーに憧れても、運転のしやすさを考えると二の足を踏む人は多い。特に女性ドライバーや家族で使う場合、「軽では狭いけれど、フルサイズは扱い[…]
エアコン使用は燃費に確実な影響を与える 真夏の炎天下、エアコンを使わずに運転するのは現実的ではない。しかし、エアコンを稼働させると燃料消費が増えるのは避けられない。環境省のデータによれば、エアコン使用[…]
グループ全体の未来の方向性を明示、その象徴となるコンセプトモデルを披露 「5ブランドプロジェクト発表」と題された配信では、トヨタ自動車のグループ全体のブランド再構築と、将来的な市場ポジショニングを説明[…]
アルファードの広さと上質さを、そのまま旅の相棒に ベースとなるアルファードは、高級ミニバンとしての快適性と静粛性で群を抜く存在だ。その広大な室内空間を活かして、ゆったりとしたリビングのような空間を実現[…]
家のようなくつろぎをそのままクルマに モビーディックの「COMCAM」は、まるで自宅のリビングをそのままクルマに持ち込んだような快適空間を実現したキャンピングカーだ。ハイエースをベースに、広々とした室[…]
最新の投稿記事(全体)
10年後の未来を先取り体験「Tokyo Future Tour 2035」など、主要プログラム決定 ジャパンモビリティショー2025は「#FUTURE」「#CULTURE」「#CREATION」「#K[…]
電動化技術と四輪制御技術の融合させた電動クロスオーバーを披露 世界初披露となる電動クロスオーバーSUVのコンセプトカーは、都会的なスマートさとSUVの力強さを兼ね備えたスタイリングが特徴。広々とした室[…]
●出展コンセプトは「ブランドを際立てる」 国産メーカーの中でもとくに独自性が強いのがSUBARUの特徴だ。今回のJMSの出展コンセプトもその点を強調したものとなっている。「安心と愉しさ」を土台としつつ[…]
人気の軽バンキャンパー仕様が登場だ クリッパーバン「マルチラック」は、荷室にスチールラックと有孔ボード、専用ブラケット2種、および防汚性フロアを装備したモデルだ。ラックとボードはオリジナルの有孔デザイ[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]