
TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ ガズーレーシング)は、TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(以下、TGRR)として6月19日~22日に行われる「ADAC RAVENOL 24h Nürburgring(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)」に、「GRヤリス」と「GRスープラ GT4 Evo2」で参戦する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
改めて原点に立ち返って、新たな仲間とともに再スタート
TGRRは、「TOYOTA GAZOO Racing(TGR)」と「ROOKIE Racing(RR)」という2つの活動を、「モリゾウ」という共通のキーパーソンを中心に融合させた、モータースポーツチーム。
TGRはモータースポーツを起点とした「もっといいクルマづくり」を目指すブランド、RRは、TGRが開発した車両を、実際にカスタマー(顧客)として鍛え上げていくレースチームと異なる役割を持つが、2007年に「“元祖”GR」を立ち上げ、ニュルブルクリンクへの挑戦を通じて「もっといいクルマづくり」を始めたモリゾウ選手が、改めて原点に立ち返って新たな仲間とともに再スタートするために立ち上げたチームになる。
6月19日から行われるニュルブルクリンク24時間耐久レースでは、TGRRとしてGRヤリスとGRスープラ GT4 Evo2の2台、計8名のドライバーと共に参戦する。新型コロナ拡大の影響などの影響もあって、ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦は、2019年以来、6年ぶりとなる。
なおレースの模様は、トヨタイムズスポーツで生中継される。コンテンツとして、ドライバーの生出演や、ピット中継などレースの裏側も配信される予定とのこと。
| チーム | TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing | |
| 車両 | GR YARIS | GR Supra GT4 Evo2 |
| ゼッケン | 109 | 110 |
| クラス | SP2T | SP8T |
| ドライバー | モリゾウ | 片岡 龍也 |
| 豊田 大輔 | 佐々木 雅弘 | |
| 石浦 宏明 | 松井 孝允 | |
| 大嶋 和也 | 蒲生 尚弥 | |
「ニュル以外のステージで鍛えられたGR YARIS(左)が、ニュル24時間で通用するのか?」を確認することもテーマのひとつ。GR YARISと同じようにスーパー耐シリーズや世界のGT選手権で鍛えられてきたGR Supra GT4 Evo2(右)も共にニュルに挑戦する。
モリゾウ選手のコメントは以下のとおり
参戦体制について
「私がROOKIE Racingを立ち上げてS耐に参戦すると、TGRのエンジニアたちが『壊しては直す』クルマ作りを一緒に進めてくれました。その光景は成瀬さんとニュルの活動をやってきた頃の純粋な気持ちと同じでした。モリゾウが真ん中にいればTGRとRRは一体になれる。そうすれば、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりのスピードをもっと早めていけると考え、TGRRを立ち上げました。私たちをニュルに導いてくれた成瀬さんという師匠をおきながら、新しいメンバーとともに新たにニュル活動をやっていく事を宣言します」
原点について
「参戦目的は初参戦の2007年からブレていませんが、年を重ねる毎にその規模は良くも悪くも大きくなり、本来の趣旨とは違う方向に進もうとする流れがあったのも事実です。だからこそ、今原点に戻るべきだと思いました。レースというとすぐに結果を求める人がいますが、私はそこに至るプロセスが重要だと考えます。つまり、この活動で最も大事なのは、ここがゴールではなく『もっといいクルマづくり』のスタート地点である事。これを理解できないとやる価値はありません。」
参戦車両のニュルとS耐のつながり、について
「市販車でレースをする意味を考えた時、私は『成瀬さんとニュルでやってきた事とS耐を繋げるべき』とROOKIE Racingを活用して実践しました。ニュル24時間は年に1戦ですが、S耐は年間7戦あるので、今まで以上に色々なトライができます。このモータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりの連携により、開発スピードも上がりました。ただ、どちらが上とか下とかではなく、鍛える道が多ければ多いほど、クルマはより鍛えられるのです。」
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