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- Heart of Racingがカナディアンタイヤ・モスポート・パークのGTDクラスで圧勝し、アストンマーティンVantage GT3はIMSAクラスにて2度目の優勝
- Heart of Racingが勝ち取った優勝は新型Vantage GT3にとってGTDクラス初
- アストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミーの2021年卒業生でIMSA GTD王者のロマン・デ・アンジェリス、母国で2度目の優勝
- Heart of Racingはサンパウロ6時間レースでもチームのFIA世界耐久選手権最高記録に肩を並べるLMGT3クラス2位を獲得

2024年7月15日、モスポート(カナダ):
英国のウルトラ・ラグジュアリー・スポーツカー・メーカーであるアストンマーティンのパートナーチームHeart of Racingがカナディアンタイヤ・モスポート・パークで鮮やかなGTDクラス優勝を果たし、北米最高峰の耐久レースIMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権における新型Vantage GT3の2度目の栄冠獲得となりました。
モスポートでHeart of Racingの27号車アストンマーティンVantage GT3の快挙を達成したのは、2022年IMSA GTDクラス王者でアストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミー卒業生のロマン・デ・アンジェリス(カナダ)と、デ・アンジェリスとチームを組むスペンサー・パンペリー(米国)です。デ・アンジェリスが母国開催のレースで優勝するのは、この3年で2度目になります。チームは終始一貫してライバルたちに十分な差を付けてレースをリードし、レース終盤に発生したフルコースイエローのプレッシャーにも耐え抜き、Heart of Racingとアストンマーティンに新型アストンマーティンVantage GT3初のGTDクラス優勝をもたらしました。
今回の優勝は、3週間前にワトキンズ・グレンで開催された前戦でのロス・ガン(英国)とアレックス・リベラス(スペイン)のVantage GT3のGTD Pro初優勝に続くものです。モスポートでは、ガンはマリオ・ファーンバッハー(ドイツ)と組み、GTD Pro 5位でフィニッシュしました。アストンマーティンのワークスドライバーであるガンは、今シーズン残すところ4レースの時点でクラス首位に60ポイント差と迫っています(優勝者は350ポイント獲得)。
アストンマーティンVantageは、今回で13度目のIMSAのGTクラス優勝を果たしました。Heart of Racingにとっても、アストンマーティンのパートナーチームとしてIMSAに初参戦して以来、8度目のGTDクラス優勝です。Heart of Racingは、アストンマーティンのマシンで4年半の間に合計26ものIMSA表彰台獲得を果たしています。別のパートナーチームであるMagnus Racingも、その特別な耐久レース・プログラム で3度の表彰台を獲得しています。
FIA世界耐久選手権(WEC)ブラジル戦のLMGT3カテゴリーにVantageで出場したHeart of Racingのチーム代表、イアン・ジェームスは次のように述べています。「Heart of Racingにとって素晴らしい日であり、Vantageにとってまた一つ見事な勝利となりました。カナディアンタイヤ・モスポート・パークでのIMSAの勝利で、一日を最高のスタートで始められましたし、これは27号車のクルー全員の努力が実を結んだ当然の成果だと思います。私たちも、チームのWEC最高記録に肩を並べる2位でフィニッシュすることができました。再び表彰台に上がるのは最高の気分ですし、今後もこのような瞬間が数多くあることを願っています。」
WECでは、ジェームス、リベラス、ダニエル・マンチネッリ(イタリア)がサンパウロ6時間レースで激烈な戦いを見せ、かつてないほどシリーズ初勝利に近づき、アストンマーティンとHeart of Racingにダブル優勝をもたらすかにも思われました。
LMGT3クラス9番手スタートのジェームスは、レース序盤のダブルスティントで3位まで浮上し、バトンタッチしたマンチネッリはライバルたちを抜き去りアストンマーティンを2位へと押し上げました。先頭のランボルギーニがリタイヤしたため、レースは92号車のポルシェと27号車のリベラスの一騎打ちとなりましたが、終盤のフルコースイエロー発生でリベラスは時間切れとなり、2位に甘んじることを余儀なくされました。
LMGT3クラスを14番手でスタートした日本のD’station RacingのアストンマーティンVantage GT3も好調で、クレメント・マテウ(フランス)、エルワン・バスタード(フランス)、FIA WECのGTチャンピオンに3度輝いたマルコ・ソーレンセン(デンマーク)が快調に車両集団の間を猛進して9位フィニッシュを決め、再びポイントを獲得しました。
耐久モータースポーツ責任者であるアダム・カーターは、次のように述べています。「新型アストンマーティンVantage GT3は本格的に全力を発揮し始めています。IMSAのレースにおいてHeart of Racingで2回連続クラス優勝を獲得する姿を見ることができ、とても喜ばしく思います。Heart of RacingはWECでも優勝に迫り、先月のル・マン24時間レースに続き優勝ペースでの走りができることを証明してくれました。この高い水準の競争力を維持できれば、2024年内のVantage初勝利の獲得も射程圏内に入ってくると感じています。」
2024年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦は8月4日にロード・アメリカ(米国)で開催されます。WECは夏の間は中断され、9月1日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(米国)でチャンピオンシップ第6戦が開催されます。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-UYNxrGEmL7
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
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