
「住む」より「楽しむ」をスローガンに、ログハウスの販売で有名なBESSが新事業を発表した。なんとログハウスに車輪を付けて移動できるようにした”走るログ小屋”の販売だ。プライベートな空間を好きな場所に移動して過ごせる新アイテムとして、発売前から注目を集めている。
●文/まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:(株)アールシーコア ●外部リンク:BESS
テレワークや趣味部屋、アウトドアまで使い方は十人十色
ログハウスNo.1のBESSが、新事業として車輪付きログ小屋の販売を10月16日から開始する。コロナ禍においてプライべートな空間で過ごす時間が好まれる中、自宅環境の見直しや自然豊かな場所への需要の高まりなどを受け、これまでにない新市場を開拓する試みとなる。
今回発表したのは、12フィートモデルの「IMAGO iter(イマーゴ・イーテル」と20フィートモデルの「IMAGO X(イマーゴ・エックス)」の2タイプ。料金やサイズは後述するが、 どちらもけん引第一種免許が必要で、IMAGO iterは中型SUV以上、IMAGO Xは大型SUV以上でのけん引が目安となっている。 ただし実際けん引できるかどうかは、車両販売店での確認が必要だ。
トレーラーハウスとして本格走行試験を実施し、自動車けん引での安全走行確認も行っているのもポイントだ。以下動画で走行シーンにも触れている。
■別格の居心地の良さ
最初は「今流行りのキャンピングカーみたいなもの?」と思っていたのだが、動画を見ると全くの別物だということがわかる。キャンピングカーが「クルマをベースにした移住空間」とすると、IMAGO iter、Xは「移住空間に車輪をつけてクルマ化」したという点にBESSならではの大きな視点の違いがある(厳密に言うとクルマではないが)。もちろんベースが小屋なので、移住空間としての居心地の良さは別物だ。
木の家や自然の中でのびのびと暮らせる家づくりを掲げるBESSが、今の時代に提案する「走るログ小屋」。今後注目を集めることは間違いないだろう。
■IMAGO iter
■IMAGO X
(左)もはやオシャレな平屋のようなたたずまい。個人利用はもちろん、法人などが事務所や飲食ブースなどとして使用するのもいいかもしれない。(右)5.6m×2m、11.27㎡と十分な大きさ。これほど贅沢なプライベートルームは他にないだろう。
■商品概要
※ 1 重量 に伴う注意事項
・ I MAGO iter 、Xともに重量が2 ,000kgを超えるため、牽引運転するためには牽引第一種免許が必要になります。
・ 牽引車は、12フィートで中型SUV以上、20フィートで大型SUV以上が目安です。車種の重量や車体構造によって牽
引能力は異なりますので、実際に牽引できるかどうかは車の販売店でご確認いただく必要があります。
※ 2…価格についての注意事項
・塗装は別途となります(セルフ塗装をお薦め しています 。塗装も含めてオプション仕様は別途費用となります。
・本体価格の他に必要な諸経費がかかります。(主な諸経費:納車費用、設置費用、車検取得費用、法定費用など)
<その他主な注意事項>
・一般の乗用車と同様 に 、車検証とナンバープレートの交付及び自動車税の納付が必要です 。車庫証明の取得も必要となります 。
・本体はログ壁構造ですので、木部には定期的なメンテナンスが必要です。
・保証期間は納車日より2年間です。
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