日産自動車は、自動車アセスメント(JNCAP)で「衝突安全性能」と「予防安全性能」等を統合して評価する総合評価、「自動車安全性能2021」において、キックスが最高評価の「ファイブスター賞」を獲得したと発表。ファイブスター賞の獲得は、今年度これまでに評価を実施した「日産ルークス」、「ノート/ノート オーラ」に続く3車種目となり、SUVにおいても車両の総合的な安全性の高さを示す結果となった。
●文/まとめ:月刊自家用車編集部
e-POWER搭載の大人気SUVモデル
キックスは2020年6月の発売以来、「e-POWER」ならではの力強い加速や高い静粛性、アクティブで先進的なエクステリア、そして、コンパクトボディでありながら広い室内空間を実現した、ユーザー満足度の高いSUVだ。それに加え、夜間の歩行者にも対応した「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、前進時は人や車両も検知する「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全技術を全車に標準装備するなど、高い安全性能も注目を集めていた。
上記装備に加え、ヘッドレストの頚部保護性能を向上させ、「後面衝突頚部保護性能」の評価を最高のレベル5まで引き上げることで、衝突安全性能評価と予防安全性能評価の両方において最高のAランクを獲得。そこで今回、最高評価のファイブスター賞を獲得し、高い安全性を証明する形となった。
交通事故での死亡者ゼロを目指す
日産自動車は、「セーフティ・シールド」のコンセプトのもと、「アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」や「ハイビームアシスト」などの危険予防から、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などの危険回避、そして衝突時には「コンパティビリティ対応ゾーンボディ(高強度キャビン+衝撃吸収ボディ)」と「ニーエアバックを含む7つのエアバッグ」による乗員保護、さらに衝突後の「SOSコール」までのトータルな観点で、それぞれのシーンで乗員の安全をサポート。交通事故による死亡者を出さないゼロ・フェイタリティ社会の実現を目指している。
JNCAPとは?
自動車アセスメント(JNCAP)、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価、公表するもので、2020年度から新たな総合評価を開始、2021年度の評価は「自動車安全性能2021」となります。その最高評価となる「ファイブスター賞」は、「衝突安全性能評価」と「予防安全性能評価」の両評価で最高ランクを獲得、且つ「事故自動緊急通報装置」を備えた車両にのみ与えられる大変厳しい賞。
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