●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
ホンダ
N-BOX
グレード&価格
・0.6ℓNA車
【58PS/6.6kg・m、WLTC総合モード燃費:19.8〜21.2km/ℓ】
FF | 4WD | |
G | 144万8700円 | 158万1800円 |
G・スロープ | 164万7000円 | 176万8000円 |
L | 157万9600円 | 171万2700円 |
L コーディネートスタイル | 179万9600円 | 193万2700円 |
L・スロープ | 176万6000円 | 188万7000円 |
EX | 167万8600円 | 181万1700円 |
カスタム L | 178万9700円 | 192万2800円 |
カスタム L コーディネートスタイル | 199万8700円 | 213万1800円 |
カスタム L・スロープ | 200万7000円 | 212万8000円 |
カスタム EX | 189万9700円 | 203万2800円 |
・0.6ℓターボ車
【64PS/10.6kg・m、WLTC総合モード燃費:19.0〜20.2km/ℓ】
FF | 4WD | |
Lターボ | 177万8700円 | 191万1800円 |
Lターボ コーディネートスタイル | 190万9600円 | 204万2700円 |
Lターボ・スロープ | 194万7000円 | 206万8000円 |
EXターボ | 182万9300円 | 196万2400円 |
カスタム Lターボ | 198万8800円 | 212万1900円 |
カスタム Lターボ コーディネートスタイル | 211万9700円 | 225万2800円 |
カスタム EXターボ | 203万9400円 | 217万2500円 |
車両本体目標値引き額:18万円
納期の目安:6〜8か月
リセール予想:B-
【パワートレーン選び】NA車もなかなかパワフル。街ナカ中心ならば十分な性能を実感できる
2018年に登場した現行モデルは、見た目こそ限りなく先代モデルに似ているが、中身は大幅刷新。特に走りに関しては新開発パワーユニット&プラットフォームの恩恵もあって、乗ればすぐに別物と分かるほどの大進化を果たしている。
パワートレーンはNA(58PS/6.6kg・m)とターボ(64PS/10.6kg・m)の2タイプを設定。ターボ車の方が最高出力も最大トルクも上回っているのは他社の軽モデルと同様だが、N-BOXのNA車の最高出力は58PSとNA車としてはしっかりパワーが出る仕様に仕上げられている。高速道路などの高速ステージでの余力感はターボ車が上回るが、NA車も負荷がかかる走行状況ではエンジン回転数は高くなってしまうが、想像以上にパワフルに走ってくれる。
グレードによってNA車とターボ車の価格差は異なってくるが、目安としては15〜20万円ほど。経済性も重要な軽自動車としては大きな差ともいえる。
N-BOXにはACCやLAKSなど軽自動車としてトップレベルの運転支援機能が標準装着されているため、高速走行は得意とまではいえないが苦手にしていない。普段は街ナカ中心で、たまに高速道路を走ることもあるというユーザーならば、ターボ車の余力よりNA車の経済性を重視しても後悔することはないだろう。
【グレード選び】全グレードにホンダセンシングは標準装着。GとLはコスパが優秀
ボディデザインが異なる標準車とカスタム車が選べるほか、選ぶグレードによって内装レイアウト(前席ベンチシート仕様、助手席ロングスライドシート仕様、荷室スロープ仕様)が異なっている。
ホンダセンシングやLEDヘッドライト、オートエアコンは全グレードに標準装着されるなど、最もベーシックなGでも実用的な機能は充実。エンジンはNAユニットなってしまうが、軽クラス最大のキャビン空間とユーティリティをコスパ良く楽しみたいならば、Gが最もお買い得な選択肢になる。
Lは運転席ハイトアジャスターやパワースライドドア(左側)、アームレストやシートバックテーブルなどの機能系装備が標準になる、装備と価格のバランスに優れるグレード。最安というわけではないが、Gとの価格差は10万円強なので、こちらもコスパは優秀だ。ちなみにターボ車を選べるのは、このグレードからになる。
EXはG系とL系が前席ベンチシート仕様になるに対して、助手席の前後スライドが最大57cm可能となるスーパースライドシートが装着されている。後席側から運転席へアクセスが容易になるメリットに加えて装備機能も若干強化されている、N-BOXで最も装備が充実するグレードだ。コスパに関してはG系やL系ほどの美味しさはないが、現行N-BOXの優れた性能を余すことなく体感できる。
カスタムモデルは、スポーティイメージを強めた専用意匠の内外装&装備とアルミホイールを標準装着することで、標準車と差別化されている。グレード間の装備設定の違いは標準車に準じている。走行性能に差はないので、スポーティな演出を好むユーザー向けの選択といえる。価格は標準車グレードよりも高くなるが、カスタムは中古車市場でかなり高値で取引されている。売却時のリセール価格まで考えれば、こちらを選んでも損はないだろう。
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※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
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