日産スカイライン海外版、インフィニティ「Q50セダン」の2023年モデル登場

日産自動車株式会社の高級ブランドであるインフィニティは、米国において現地時間の8月1日に日産スカイラインの海外版であるインフィニティ「Q50セダン」の2023年モデルを発表した。現地での希望小売価格は42,650ドル(日本円で568万1854円・8月3日時点での為替レートで換算)からとなっている。

●文:月刊自家用車編集部

2023年モデルから最大3年間のメンテナンスプログラム「インフィニティ プレミアム ケア」を提供

今回発表された2023年モデルのインフィニティ「Q50セダン」は、前モデルから大きな変更はなく、「LUXE」「SENSORY」「RED SPORT 400」の3グレードをラインナップ。各グレードは、2,000ドル(約27万円)の追加料金でAWDであるインテリジェント・オールホイール・ドライブの選択ができる。

「RED SPORT 400」はスカイライン「400R」に相当するグレードで、400PSを発生する3.0LV6ツインターボエンジンを搭載し、専用の19インチアルミホイールやフロント4ピストン/リア2ピストンキャリパー装備によりブレーキの強化などが行われている。

2023年モデルでは、装備の小変更が行われており、以前から「Q50 SENSORY」に採用されていたサドルブラウンのインテリアカラーを選択できるようなったほか、「Q50 SENSORY」には、最上級グレードの「RED SPORT 400」のみに設定されていたラディアントグリルエンブレムを追加した。この光輝エンブレムにより力強いフロントエンドアピアランスをさらに視覚的に強調したとしている。

そして目玉となるのが最大3年間のメンテナンスプログラムである「インフィニティ プレミアム ケア」だ。最大3年間の点検、オイル交換、タイヤローテーションを含む特典が提供される。

INFINITI AmericasのグループヴァイスプレジデントであるCraig Keeys氏は、「2023年もINFINITI Q50は、精巧に作られたデザイン、コネクテッドテクノロジー、そしてドライバーにフォーカスしたインテリアを提供し続けます。また、インフィニティ プレミアム ケアの追加により、当社のロイヤルカスタマーに対する所有体験はさらに充実したものになります。」とコメントしている。


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