米国スバルが3列シートSUV「アセント」2023年モデルの価格を発表。33,895ドル(日本円で約450万円)からスタート

SUBARUの米国部門であるスバル オブ アメリカは、現地時間の8月11日に3列シートSUV「アセント」の2023モデルの価格を発表した。車両本体価格はベースモデルで33,895ドル(日本円で450万2019円・8月12日時点での為替レートで換算)から。

●文:月刊自家用車編集部

前後デザインを大胆にチェンジ。新たに「オニキスエディション リミテッド」を新設定

北米専用の大型SUV「アセント」。3列シートを採用し、パワートレーンは最高出力260hp/最大トルク376Nmを発生する2.4L水平対向ターボエンジンと8速マニュアルモード付リニアトロニックCVTの組み合わせ。全グレードにシンメトリカルAWDを採用する。

2023年モデルの「アセント」は、ベース、プレミアム、オニキスエディション、オニキスエディションリミテッド、リミテッド、ツーリングの6グレード構成。2022年冬に米国スバル販売店に導入される予定になっている。

ベースモデルで33,895ドル(日本円で450万2019円・8月12日時点での為替レートで換算)という車両本体価格が設定され、より目立つグリルが組み込まれた新しいフロントマスク、再設計されたLEDヘッドライト、よりアグレッシブなフロントバンパーカバーを採用し、大胆なエクステリアに変化した。

先進安全装備も進化し、最新バージョンのアイサイト・ドライバーアシストテクノロジーを標準装備。よりスムーズに、より幅広い条件下で作動するようになり、アイサイトのステレオカメラと連動するワイドアングルモノカメラを新たに全車に標準装備している。

さらに「レーンチェンジアシスト付ブラインドスポットディテクション」「リアクロストラフィックアラート」装備車には、「アイサイト・プリクラッシュブレーキ」と連動し、時速50km以下での衝突を回避するための操舵を支援する「オートエマチックエマージェンシーステアリング」を新たに装備した。

駐車時の利便性も360度見渡せるサラウンドビューモニターを用意し、4台のカメラで撮影した画像を合成し、1枚の画像にすることで、車両全体を俯瞰することができる。

オニキスエディション、オニキスエディションリミテッド、リミテッド、ツーリングには、デュアルファンクションX-MODEとヒルデセントコントロールを標準装備。X-MODEにはスノー/ダートとディープスノー/マッドの設定を備え、厳しい天候や路面状況に応じてAWDの性能を最適化する。

さらにスバルスターリンク 11.6インチマルチメディアプラスシステムを全グレードに標準装備とし、センターインフォメーションディスプレイではマルチメディア、クライメートコントロール、X-MODE、車両設定などが可能となっている。ワイヤレスApple CarPlay、ワイヤレスAndroid Autoも標準装備となる。

2023年モデルから新設定されたオニキスエディションリミテッドは、車両本体価格が46,295ドル(日本円で614万9018円・8月12日時点での為替レートで換算)。オニキスエディションに装備されるブラック仕上げの専用エクステリアエレメント、バッジ、20インチアルミホイールに加え、360度見渡せるサラウンドビューモニターや運転席12ウェイパワーシート、助手席4ウェイパワーシート、2列目アウトボードシートヒーター、2列目サンシェード、運転席ポジションメモリーと同期した2ポジションメモリー付きエクステリアパワーミラーなどが追加される。

アセントは、米国インディアナ州ラファイエットのスバル オブ インディアナ オートモーティブ(SIA)で、インプレッサ、レガシィ、アウトバックとともに生産されている。


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