8月22日、ダイハツ工業株式会社は、商品力を向上させた改良モデルとなる新「タント」と、アクティブ系スーパーハイトワゴンの「タント ファンクロス」の情報をホームページ上で公開した。同時に先行受注を開始。発売は2022年秋を予定している。
●文:月刊自家用車編集部
「タント カスタム」のフロントマスクを大幅改良。「タント ファンクロス」はアウトドア向け装備を採用
今回公開された新「タント」は「タント カスタム」のフロントマスクを大胆にリファインしている。従来型と比べ、ヘッドランプが薄型化され、大型台形のグリルを採用しクラスを超えた存在感を実現。
「タント ファンクロス」は、ボディの前後とサイドに樹脂パーツを装着し、アクティブなイメージをプラス。ルーフレールも装備され、アルミホイールも専用デザインとなる。加えてインパネのエアコンアウトレットやドアハンドルには、遊び心のあるオレンジのアクセントをプラスしている。
また、室内の新装備として上下2段調節式デッキボードを新採用する。デッキボードの脚を立てると2段積みモードにすることが可能で、取り外してテーブルとして使うこともでき、キャンプなどアウトドアに便利な装備だ。デッキボード下にはラゲッジアンダーボックスが備わっている。なお、「タント ファンクロス」は、後席のシートバックが防水加工となっており、後席を格納してフラットにすることで、このデッキボードとつなげてぬれた荷物も気にせず積むことができる。
さらにディスプレイオーディオも進化している。高精細化した9インチHDディスプレイを採用し、クルマに話しかける音声認識機能にも対応し、車両制御やマルチメディアなどの操作を行える。USB接続不要のワイヤレス接続によるApple CarPlayにも対応した。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
よく読まれている記事
全国各地で開催されているキャンピングカーショーやアウトドアイベント。「行きたいけどタイミングが…」「開催場所が自宅から遠い…」など、直接現地に行けない方も多いハズ。そこで本記事では、各イベントで展示さ[…]
料金所で停止することなく通過できるという利便性の高さや割引料金なども魅力で、年々、利用率が上がってきているETC。車載器を搭載する車両も増えてきている。そこで、ETCカード利用時のちょっとしたお役立ち[…]
ディーラーに試乗車が用意される前の先行予約で9000台を超える受注を集めたスズキ・フロンクス。ディーラーレベルでは「納車まで相当お待ちいただくことに……」と嬉しい悲鳴をあげているようだが、そのクラス離[…]
角が丸くなったり固着したりして、レンチなどでは外せなくなったナメたナット。この問題を解決してくれるツールが存在するのをご存知だろうか? アマゾンなどでも簡単に入手可能なので、困っている人は是非、参考に[…]
大衆に受け入れられた初代カローラだが、その成功の要因が4速フロアシフトやセパレートシートの採用など、ライバルに先んじたスポーティ志向にあったことはよく知られている。2代目でもサイズアップと装備充実を図[…]
最新の記事
- 1
- 2