
日産自動車株式会社は22日、公益社団法人自動車技術会主催の「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2023」への出展概要を発表した。
●文:月刊自家用車編集部
電動化と知能化の技術を紹介
日産は長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を通じて、自信とワクワクにあふれ、より人や社会とつながる体験を提供し、移動と社会の可能性を広げていくことを目指している。今回の展示では、長期ビジョン実現のキーとなる電動化、知能化技術について、最新車に搭載する技術から将来に向けた技術開発まで、幅広く紹介する。
【主な展示内容】
● 電動化技術
・フラッグシップEV 日産アリアの「EV 専用プラットフォーム」および「e-パワートレイン」
・モーター駆動車ならではの電動駆動四輪制御技術「e-4ORCE」
・新型セレナの「e-POWER専用エンジン」、新型エクストレイルの「VCターボ e-POWER」
・次世代EV、e-POWER向けの電動パワートレイン「X-in-1」
● 知能化技術
先進運転支援技術「プロパイロット」や将来の自動運転の時代を見据えた技術開発を紹介。
・高速道路での同一車線内ハンズオフ走行をサポートする「プロパイロット 2.0」
・駐車をサポートする「プロパイロット パーキング」、「プロパイロット リモートパーキング」
・次世代LiDARを活用した高度な緊急回避制御技術
また、自動車技術会主催 新車開発講演では、「e-POWER」の開発責任者が『新型セレナ・エクストレイルの魅力を生み出すe-POWERの技術』をテーマに講演する。
● 講演会
聴講は現地聴講(要事前予約)・ライブ配信とアーカイブ配信を予定。
日 時:5月25日(木)15:30~16:30
会 場:2F アネックスホール(F201・F202)
テーマ:『新型セレナ・エクストレイルの魅力を生み出すe-POWERの技術』
講演者:渋谷 彰弘(パワートレイン・EV技術開発本部 アライアンスPED)
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