欧州トヨタ、新型「C-HR」に2つの特別仕様車を導入。残念ながら日本導入は無し!?

欧州トヨタが現地時間の2023年6月26日にワールドプレミアした2代目となる新型「C-HR」。デビューと同時に2つの特別仕様車を設定。オンライン予約もスタートした。しかし、欧州のみで製造とアナウンスされるなど、日本導入の可能性は今のところは低いようだ。

●文:月刊自家用車編集部

「GRスポーツ」をいきなりラインナップ。パノラミックルーフを装備した「ハイプレミアエディション」も!

欧州トヨタが発表した新型「C-HR」の特別仕様車は2つ。まずは、「GRスポーツプレミアエディション」だ。フロントグリルにはGメッシュパターン、新デザインの20インチアルミホイール、GRバッジ、センターコンソールの「リキッド・ブラック」オーナメント、ヘッドレストにはGRロゴをエンボス加工したスポーツフロントシートなど、GRスタイリングのディテールを追加し、ボディカラーはプレシャスシルバーを採用。さらに新しいバイトーンカラーコントラストブラックをルーフから車体後方まで拡大した新しいバイトーンカラーが組み合わされる。加えて、ヘッドアップディスプレイとJBLプレミアムオーディオシステムの装備される。

さらにもう1台の特別仕様車が「ハイプレミアエディション」だ。こちらは特徴的なサルファーのバイトーンカラーをボディカラーに採用。インテリアには、コントラストサルファーステッチを施したパーフォレーテッド本革シート、ヘッドアップディスプレイ、パノラミックルーフが装備される。パノラミックルーフは、低放射性と赤外線低減コーティングが施され、冬は室内の熱を逃がさず、夏の日差しの強いから乗員を守る。これらによって従来のサンシェードが不要となり、重量が5kg軽減しヘッドルームが3cm拡大されている。

今回欧州トヨタはプレスリリースで、新型「C-HR」はプラグインハイブリッドシステムなどの高電圧バッテリーユニットの組み立てを含めて、欧州のみで生産されるとしており、日本を含む他の地域への展開には触れていない。現時点での日本導入の可能性は極めて低いだろう。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。