
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、プレミアム・セグメントにおけるミドル・クラス・セダン「BMW 5シリーズ」の新型モデル(全面改良)を、全国のBMW正規ディーラーにおいて、本日より販売を開始する。納車は、BMW 523i(ゴーニーサンアイ)およびBMW i5(アイファイブ)については本年第四四半期以降を、BMW 523d xDrive(ゴーニーサンディー ・ エックスドライブ)については2024年第一四半期以降を予定している。
●文:月刊自家用車編集部
新時代のプレミアム・セダンに相応しい性能
今回発表の新型BMW 5シリーズは第8世代目であり、約7年ぶりのフルモデル・チェンジを行ない、BMW伝統のデザインを踏襲しつつ、コンセプトを一新し、格式のある存在感とエレガントさを同時に高めている。走行性能面では、約半世紀の歴史の中で初めて、電気のみで走行する電気自動車BMW i5を量販モデル、Mパフォーマンス・モデルの2モデルを同時にラインアップする。さらに、新型BMW 5シリーズにおいて初となる48Vマイルド・ハイブリッド・システムを、ガソリンおよびディーゼル・エンジンモデルに搭載する等、パワートレインを充実。
新型BMW 5シリーズは、日本においては、BMW社が初めて国土交通省からの認可を取得した、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」の搭載等、最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも有し、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等ができる。Apple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性が大幅に高められたモデルだ。
また、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能。さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能となる。
フロント・デザインは、現代的な解釈によるツイン・ヘッドライトとBMW伝統のキドニーグリルを垂直方向に拡大し、やや前方に突き出たシャーク・ノーズ&ロング・ボンネットが特徴的。ほぼ垂直に配置されたLEDは、デイライト・ライニングおよびウィンカーとして機能。キドニーグリルには、夜間走行時にBMWブランドの象徴である造形を印象的にライトアップするBMWアイコニック・グローを備えている。
サイド・デザインにおいては、高いショルダー・ライン、金属を削り出したような塊感のある力強くデザインされたドア・パネルおよびフェンダーの造形、正確にトレースされた2本のキャラクター・ラインが、躍動的だ。ブラックのサイド・スカートがサイド・ビューをスポーティに引き締め、ドア表面に溶け込ませたドア・ハンドル、Cピラー下部にあるエンボス加工された数字の5が特徴的なホフマイスター・キンクを形成するガーニッシュへと、ダイナミックに伸びたシルエットが力強いリア・エンドへと流れ込んでいるプロポーションが印象的である。
リア・デザインにおいては、クローム・ストリップで分割されたフラットなリア・ライトが、特徴的なL字型を高品質かつ表情豊かに表現し、リバース・ライトをリア・バンパー内に配置することで、斬新かつエレガントなデザインとしている。
インテリアにおいては、BMW特有の駆けぬける歓びを感じられ、長距離走行においては、高次元の快適性を提供するデザイン・エレメントを採用。 広々としたスペース、随所に取り入れられたモダンな機能、高次元のオーディオ性能、高品質で精密に加工された素材、素晴らしい完成度、高度なデジタル・サービスがインテリアの雰囲気を特徴づけている。
新型BMW 5シリーズの運転席は、先代モデルに比べてボタン類が大幅に削減され、無駄を省いた洗練された印象となっている。BMWカーブド・ディスプレイは、最新の12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成。インストルメント・パネル中央からドア・トリムを立体的なクリスタル面が貫くBMWインタラクション・バーを標準装備し、ドライバーの好みの走行モードに応じて室内空間をアーティステックに演出する。ステアリング・ホイールも再設計され、下部セクションが平らになり、ステアリング周りに空間を与え、コントロール・パネルとセンター・コンソールのセレクター・レバーには、操作時のフィードバックが追加されている。新型BMW 5シリーズは、シート、ダッシュボード、ドア・パネルの表面に加え、ステアリング・ホイールを、地球環境に配慮し、植物を主原料とした持続可能な素材で、上質なレザーと同等の柔らかさと風合い、耐久性を実現したビーガン・インテリア仕様を一部モデルに標準装備とした。
メーカー希望小売価格
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カー用品)
カメラの向きは自由自在。リフトアップしても問題なし データシステムのサイドカメラキットは、左サイドの死角をモニターに映して安全運転をサポートする便利な製品。車種別に専用設計されるカメラカバーを用いるこ[…]
アウトドア好きなドライバーは必見! Amazonブラックフライデーは、2023年11月24日(金)から12月1日(日)23:59まで開催される、誰でも参加可能な割引や特別価格で多くの商品が販売されるビ[…]
気になっていたカー用品をお得に買うチャンス! あったら便利なカー用品。欲しいなと思いながらも、いざ購入ボタンを押すのを先送りにしてしまうというのはよくある話。多くの製品が値上げされている昨今の状況を鑑[…]
製品特徴 製品スペック[…]
今年最後のビッグセール! 今回のセールでは、人気製品の「12V 100Ah」「12V100Ah mini」「12V200Ah Plus」「24V100Ah」「12V410Ah」など、容量違い多数の製品[…]
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
水素が空の状態から、約3分程度の水素の充電で約500km走行可能 BMW X5をベースにした燃料電池車である燃料電池実験車両「BMW iX5 Hydrogen」。燃料である水素が空の状態から、約3分程[…]
燃費効率も高めている BMW X6は、クーペ特有の優美で個性的な外観デザインと卓越したオフロード走行性能を備えた世界初の「スポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)」として、2008年に初代モデルが誕[…]
【1970〜80年代】ピックアップトラックの発展系として誕生。SUVの原型が見えてきた時代 JEEP・チェロキー JEEP・ワゴニア 【1990年代】現在の人気SUVの初代が続々と登場 TOYOTA・[…]
新たに加わる2モデル 1977年に世界初登場となったBMW 7シリーズは、究極のラグジュアリー・セダンとして、最高峰の品質、最新技術を取り入れながら進化を遂げ、2022年に第7世代へと進化している。 […]
BMWがSAVと呼ぶコンパクトSUV「X1」に追加のクリーンディーゼルはWLTCモード燃費19.5㎞/L BMW「X1」は、BMWが武骨なSUVとは明確な一線を画す、プレミアム・スモール・コンパクト・[…]
人気記事ランキング(全体)
→寝転びながらレンジやシンクが使えるキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイ[…]
車内360°+後方同時録画!あおり運転対策に 製品仕様[…]
→広さ重視のジムニー風キャンパーとは ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 […]
ウインターソックス「KURUMI」 寒い季節に必要なタイヤチェーンが、新たな進化を遂げた。その名は「KURUMI」。このタイヤチェーンは金属製や樹脂製のチェーンとは一線を画し、軽量かつコンパクトな布製[…]
→フラットスペースが二段になった軽キャンパーとは ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る[…]
最新の投稿記事(全体)
→ボックスシートが広めのキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなん[…]
カメラの向きは自由自在。リフトアップしても問題なし データシステムのサイドカメラキットは、左サイドの死角をモニターに映して安全運転をサポートする便利な製品。車種別に専用設計されるカメラカバーを用いるこ[…]
メカニカル・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを新搭載 「Quadrifoglio」 は「Giulia」と「Stelvio」は、圧倒的な動力性能と運動性能が与えられることで究極の走りを楽しめるフ[…]
2代目はラグジュアリーキャラをさらに強化 GLCクーペは、クーペを彷彿させるスタイリッシュなフォルムと、SUVらしい存在感を両立 させているSUVクーペと名付けられたモデル。現行型は2017年に国内導[…]
最新メカニズム&デバイスの採用で、スポーツセダンとしての魅力が大幅強化 11月24日に上海でワールドプレミアされた新型「パナメーラ」の国内仕様車の概要が発表された。第3世代目となる新型は、ワイド感をさ[…]
- 1
- 2