ランドローバーのテストフィールドのある英国「EASTNOR」の名を冠した日本限定の特別仕様車第2弾「DEFENDER EASTNOR DARK EDITION(ディフェンダー イースナー ダーク エディション)」を2023年8月7日にジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社が発表した。同日から限定170台で全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークで受注を開始。車両本体価格は1069万1000円〜1083万4000円。
●文:月刊自家用車編集部
22インチのアロイホイールの採用やディテールをブラックで統一することでより精悍なスタイリングに
特別仕様車「DEFENDER EASTNOR DARK EDITION(ディフェンダー イースナー ダーク エディション)」は、日本独自で開発した特別仕様車で、2023年4月に発表された「DEFENDER EASTNOR EDITION」に続く第2弾だ。
ネーミングに含まれる「EASTNOR」はロンドンの北西約200kmの場所に位置する町の名で、約5000エーカー(約2023ヘクタール)にも及ぶ「DEFENDER」のオフロード走破性能を高める施設「LAND ROVER EXPERIENCE CENTRE」がある。ここでは、日々車両の性能テストを行っており、あらゆる地形をも制する卓越した走りが生み出されているという。
今回の特別仕様車は「DEFENDER 110 SE P300」をベースに、ブラックパックや22インチ”スタイル5098″アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)を採用。ディテールをブラックで統一することでより精悍なスタイリングに仕上がっている。
ボディカラーは人気の高いサントリーニブラックとアイガーグレイの2色をラインナップ。サテンプロテクティブフィルムで耐久性も高められている。インテリアにはグレインレザーシートを採用し、サントリーニブラックの車両にはエボニーグレインレザーシート(エボニーインテリア)、アイガーグレイの車両にはエイコーングレインレザーシート(ルナインテリア)が組み合わされる。さらにコールドクライメートパックやWi-Fiデータパックが標準装備となる。
■「DEFENDER EASTNOR DARK EDITION」バリエーション&価格
【エクステリア/シート/販売台数/価格】
サントリーニブラック/エボニーグレインレザーシート(エボニーインテリア)/130台/1069万1000円
アイガーグレイ/エイコーングレインレザーシート(ルナインテリア)/40台/1083万4000円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ランドローバー)
アメリカ・アリゾナ州セドナからインスピレーションを受けた限定車 今回導入される「DEFENDER 110 SEDONA EDITION」は、アウトドア・アドベンチャーの場として有名で、豊かで美しい自然[…]
P400eにエントリーグレード「S」を追加。最上位グレード「AUTOBIOGRAPHY」も投入 レンジローバー ヴェラールは、イヴォーグとレンジローバー スポーツの間を埋めるミドルSUV。ブランドの特[…]
いち早く納車可能な、オンライン予約限定のプライオリティモデルも用意 今回発表された「RANGE ROVER SPORT SV EDITION TWO」は、2025年モデル限定グレードとして導入される。[…]
4×4ファミリー史上、最もタフで高性能なフラッグシップモデルとして登場 今回発表された「ディフェンダー オクタ」は、同ブランドの4×4ファミリー史上最もタフで、最も走破性が高く、最もラグジュアリーな新[…]
ガソリン車を廃止、ディーゼルターボ車のみに変更 今回導入される2025年モデルでは、グレード体系を見直しが図られた。従来のガソリンターボ車を廃止し、3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャー[…]
最新の関連記事(輸入車/外国車)
インターフェイスの刷新で、商品力を大幅に強化 今回実施されるアップデートでは、全モデルに新しいインフォテインメントシステム「MIB3」を搭載。 このシステムは、アウディ独自のインフォテインメントシステ[…]
パワフルなクリーンディーゼルモデル「40 TDI quattro」を新設定 今回実施されるアップデートでは、新たに「40 TDI quattro」を新設定。搭載されるクリーンディーゼル2.0 TDIエ[…]
ハイブリッドシステムに同社初の”電動ターボ”を搭載 10月17日、マラネッロより発表されたブランニューモデルがF80。GTO、F40、ラフェラーリなどと同じく”スペチアーレ”=スペシャルモデルと定義さ[…]
3列7人乗りのリフター ロングをベースに、安全性と利便性を向上 ベースモデルの「Rifter Long GT」は、使い勝手の良い、全長4760mm、全幅1850mmのボディに、後席両側スライドドア、7[…]
人気モデル「クラブマン」の、最後を飾る特別なミニ ミニ・クラブマンは、54年前の1969年にシリーズモデルとして追加された、長い歴史を持つミニのひとつ。初代モデルは2ドアモデルながら、車体後方に猟銃や[…]
人気記事ランキング(全体)
車内を暖かく! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていきましょう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイ[…]
摩訶不思議?斜めの駐車場が設計された背景とは SA/PA以外で、斜めの駐車場を日常的にみる機会は少ないものです。 それもそのはず。普段利用するコンビニ/スーパーなどの商業施設では、そのほとんどが直角の[…]
ネジはナメやすい! だからこそ、ちゃんとした外し方をマスター まず断っておきたいのが、本記事で紹介するテクニックは、自動車整備を前提にしている。それ以外のシチュエーションは想定していないのでご注意頂き[…]
ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 シンプルでコンパクトな外観は、街乗りで[…]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
最新の投稿記事(全体)
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
個性も使いにくさも妥協なし!純度100%のスーパーカー ビートと同様のミッドシップに加えて、イタリアのスーパーカーのようなフォルムとガルウイングドアまで装備した軽スポーツカーがマツダのAZ-1。走りの[…]
「日本の生活に寄り添うクルマ」たちが揃う、人気シリーズ ホンダが手掛けるNシリーズは、「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いから開発がスタートとした軽自動車。 2011年12月に発売し[…]
摩訶不思議?斜めの駐車場が設計された背景とは SA/PA以外で、斜めの駐車場を日常的にみる機会は少ないものです。 それもそのはず。普段利用するコンビニ/スーパーなどの商業施設では、そのほとんどが直角の[…]
各界のセレブに向けてお披露目された豪華モデル 毎年8月、世界中から新旧の名車が集うペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、近年では自動車メーカーの新車発表の場としても注目されているが、2024年の目玉[…]
- 1
- 2