
FreeMile社は、昨今の電動キックボード需要増や安全性への課題を受け、安全への徹底したこだわりから開発に3年をかけ、倒れない自立安定型の3輪構造を備えた、日本初の国産バッテリー搭載の3輪電動モビリティ「atico(あちこ)」を発表した。販売は2023年秋頃を予定しており、価格は未定。
●文:月刊自家用車編集部
3輪だから安定感抜群!しかも完全防水!
aticoは、電動モビリティ最長クラスの航続距離を誇る、日本初の国産バッテリー搭載の3輪電動モビリティ。長距離の走行にも嬉しいサドル(オプション)の採用により、幅広い年齢層の人が様々なシーンで安心して利用できる。
日本製の高耐久バッテリー採用により実用性が非常に高い。1回の充電で50kmの走行が可能となり、ちょっとした遠出も余裕をもってこなす。一般的なモビリティ用バッテリーに比べて大容量のバッテリーセルを使用しているため、高出力を実現しながら、使用回数が伸びてもバッテリーの消耗を抑えることも注目すべきポイントだ。
改正道交法への対応もちろん、周囲にも配慮した安心の装備や設計もaticoの魅力のひとつ。電動モビリティには珍しい車体後部の方向指示灯に加え、改正道交法で可能になった歩道の走行時に、歩道走行モードに切り替わっていることが第三者にも分かる表示灯などの装備を搭載している。
屋外使用だからこその完全防水仕様であることも見逃せない。FreeMileの特許技術でもある、配線を内蔵化する構造により、IPX6の完全防水仕様を実現している。
ディスクブレーキやサスペンションも備えており、後ろの2輪が自在に動く特許技術を搭載している。そのため路面状況に左右されず、快適な乗り心地を提供してくれる。また、3輪であるため倒れる心配がなく、高齢者でも安心のモビリティとなっている。
販売は2023年秋頃を予定しており、デリバリーな年明けとなる見込みだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カー用品)
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
充電・給電アクセサリーもラインナップ 「N-ONE e:」用純正アクセサリーは、EVのある生活をさらに便利で快適にする「充電・給電」アイテム、オーナーの個性を表現する「エクステリア」と「インテリア」の[…]
リサイクルアクリル樹脂素材の採用でCO2排出量削減と環境負荷低減 ホンダアクセスから、自動車用品業界として初めて、サステナブルマテリアルであるリサイクルアクリル樹脂素材を採用したN-ONE e:用純正[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
ワンタッチでスマホの脱着が可能。フレキシブルアームで自由度高し! 車載アクセサリーの世界に新たな選択肢が登場した。サンワサプライが発売した「200-CAR121」は、MagSafe対応の強力マグネット[…]
最新の関連記事(アウトドア)
スターキャンプに新型デリカミニの特設会場が登場! 三菱自動車が主催する夏の一大キャンプイベント「Star Camp2025in朝霧高原」が今年も9/6(土)〜9/8(日)の2日間、富士山の麓、朝霧高原[…]
アウトドアショップで発見「ポーチマイクロファイバーレンズクロス」は、車に積んでおきたい便利グッズ アウトドアショップで見つけた商品は「ポーチマイクロファイバーレンズクロス(チャムス)」というもの。一見[…]
今年も第3回目鎌倉地引き網イベントの開催が10月12日(土)に決定 昨年は初夏に開催し、由比ヶ浜海岸に200名以上のお客様にお集まりいただきました。 地引き網は、大きな網で沿岸近くの魚群を囲み込み、網[…]
ジムニーが似合う場所といえば…キャンプ場! こんにちは。YouTubeで「おもちのビート」チャンネルを運営しているおもちです。 YouTubeチャンネル“おもちのビート【POV Drive ch】[…]
今年は、当選組数を昨年の倍の600組に設定、イベント会期も1日延長して2泊3日で 三菱自動車販売会社主催のキャンプイベント「スターキャンプ」。全国で開催されている同イベントだが、その中でも広大な朝霧高[…]
人気記事ランキング(全体)
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
日本車が手本とした、美を優先する伊デザイン。その代表が117クーペ 日本において、商品のデザインが売れ行きを大きく左右することに最初に気づいたのは、松下電器器具製作所(後の松下電器産業、現パナソニック[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
前席は快適でも、後席は意外と暑くて不快な場合も… まだまだ強い日差しが照りつけるこの季節、車内の冷房の稼働は必須と言える。クルマに乗り込んで、涼しい風に当たって「はぁ〜涼しい…」と、ひと息ついていると[…]
2人旅に特化したゆとりある空間 TR540S Joinの魅力は、まず「2人旅に特化」と割り切った設計にある。就寝人数を2名(乗車人数は5名)に絞ったことで、車内レイアウトに余裕を生み出し、広々としたダ[…]
最新の投稿記事(全体)
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
FF化の風潮の中にあって、あえてFRを継承したスポーツクーペ 1966年に初代が誕生したカローラシリーズは、2015年5月末に世界で初めて累計販売台数が1000万台に到達した。その偉業は、市場に合わせ[…]
スズキのBEV世界戦略車が国内導入 新型eビターラは、2024年11月にイタリア・ミラノで初公開された、スズキのBEV世界戦略車第一弾となるモデル。 「Emotional Versatile Crui[…]
剛性の積み重ねが生む一体感 2024年に実施されたゲームチェンジャーとまで言われた20式から24式への進化。その革新的な変化と比べると、24式から25式への進化は「ブラッシュアップ」と表現するのが妥当[…]
- 1
- 2