マツダ2とCX-3の商品改良モデルを発表。予約受付は即日スタート、マツダ2は2023年12月、CX-3は2024年2月に発売予定

マツダは、MAZDA2(マツダ ツー)とCX-3(シーエックススリー)の商品改良を実施し、改良モデルの予約受付を開始することを発表した。なお両モデルの発売時期は、MAZDA2が2023年12月下旬、CX-3が2024年2月を予定している。

●まとめ:月刊自家用車編集部

マツダコネクトが、コネクティッドサービスに対応

今回実施された商品改良で、MAZDA2(一部グレード)とCX-3(全グレード)のマツダコネクトが、コネクティッドサービス対応仕様に進化。要望が多かったネット連携機能に対応することで、利便性の向上が図られている。

マツダ2に追加された用品架装パッケージ車「15 BD SCI-FI」。

さらにMAZDA2には、「15 BD(イチゴービーディー)」と「XD BD(クロスディー ビーディー)」を対象とした用品架装パッケージ車「SCI-FI(サイファイ)」を追加設定。

このモデルは、さりげなく、しかし鮮やかな遊び心を楽しみたい顧客を対象としたモデルで、ダークなボディカラーにライムグリーンのアクセントを施したエクステリアイメージを持つ。近未来的な印象を表現することで、既存の用品架装パッケージ車とは異なる世界観を表現していることが特徴だ。

CX-3に特別仕様車「Vivid Monotone(ビビッド モノトーン)」を新設定

CX-3に追加された特別仕様車「Vivid Monotone」。

CX-3にも、デザイン性の高さをさらに深化させた特別仕様車「Vivid Monotone(ビビッド モノトーン)」を新設定。このモデルは、色彩を抑えシックにまとめながらも、要所に大胆な柄や素材感を取り入れたデザインイメージが楽しめることが特徴。

またCX-3の「SKYACTIV-D1.8(スカイアクティブ ディーイッテンハチ)」搭載車は、出力向上により、よりトルクフルな走りに強化され、街中から郊外、高速道路まで、さまざまな走行シーンでよりクルマとの一体感が楽しめるという。

グレード&装備体系を見直して、価格改定も実施

なお、今回の改良に合わせて、MAZDA2とCX-3ともに、グレード体系や装備体系の見直しも実施した。MAZDA2の一部機種は、昨今の原材料価格や物流費などの高騰に伴う価格改定も行われている。

MAZDA2とCX-3に共通する商品改良の概要

コネクティッドサービス対応のマツダコネクトを採用 。MAZDA2の「15C」、「XD BD」、「15 BD」、「XD BD」はメーカーオプション設定、「15 SPORT」、「XD SPORT+」では標準装備。CX-3は全グレードに標準装備となる。

MAZDA2 商品改良の概要

「15 BD」「XD BD」に用品架装パッケージ車「SCI-FI」を追加設定。用品架装パッケージ「SCI-FI」のメーカー希望小売価格は11万6600円(取付費込)。

「15 Sunlit Citrus(イチゴー サンリットシトラス)」を廃止。

「15 SPORT(イチゴー スポルト)」と「XD SPORT+(クロスディー スポルトプラス)」のルーフフィルム/ドアミラーカバー/シャークフィンアンテナカラーの標準カラーをボディカラー同色に変更。ブラックはメーカーOP色となった。

「XD(クロスディー)」で要望が多いユーティリティパッケージを、メーカーオプションから標準装備に変更。

MAZDA CX-3 商品改良の概要

ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車ともに特別仕様車「Vivid Monotone」を新設定。

「SKYACTIV-D 1.8」搭載車の出力を向上。より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮する制御を行うことで、アクセルを踏み始めた瞬間の応答性が向上している。

「15S Urban Dresser(イチゴーエス アーバンドレッサー)」は、ブラックグロッシーパッケージをメーカーセットオプションから標準装備へ変更。「15S Touring(イチゴー エス ツーリング)」と「XD Touring(クロスディー ツーリング)」は、ホイールカラーやシートデザインを変更している。セラミックメタリックに代わってエアログレーメタリックを新設定。

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