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アウディジャパンは、「RS 6 Avant」と「 RS 7 Sportback」に、スポーツグレード「RS 6 Avant performance」と「RS 7 Sportback performance」を設定。全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売することを発表した。価格は「RS 6 Avant performance」が1910万円、「RS 7 Sportback performance」が1980万円になる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
4LのV8ツインターボは、最高出力630馬力を発揮
アウディのRSシリーズは、アウディのレーシングモデル&スポーツグレードの開発や製造、販売を担当する「Audi Sport GmbH」が手掛けるスポーツモデルのひとつ。現行のRS6は4世代目となるモデルで、2013年にはミディアム4ドアクーペのRS7も追加。歴代モデルは、いずれもアウディの頂点を担う高性能モデルとして大きな注目を集めている。
今回導入される「RS 6 Avant performance」と「RS 7 Sportback performance」は、RSモデル史上最高のパワーと加速性能を持つモデルで、RSの後につけられる「performance」という名称は、RSモデルをさらにパワーアップしていることを意味しているという。
パワートレーンは、4LのV型8気筒TFSIツインターボエンジンを搭載。従来ユニットに対してターボチャージャーの大型化とブースト圧を2.4barから2.6barに引き上げることにより、30PS、50Nmアップの最大出力630PS、最大トルク850Nmを発揮。0-100km/h加速は0.2秒早い3.4秒に向上している。また、48Vマイルドハイブリッドや、エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) を8 速ティプトロニックと組み合わせることで、高性能と高効率を両立していることも特徴だ。
最新のシャシーコントロールの採用で、走りと快適性を高い次元で両立
装備機能としては、RSダイナミックパッケージを標準装備。このパッケージにはダイナミックオールホイールステアリングとリヤスポーツディファレンシャルが含まれており、最高速度は250km/hから280km/hにアップしている。
サスまわりは、RSアダプティブエアサスペンションスポーツと、4輪操舵システムのダイナミックオールホイールステアリングを標準装備。これにより、ダイナミックな走りと快適性を両立している。オプションとしてRSスポーツサスペンションプラスも選択することが可能だ。
エクステリアは、グロスブラックの3Dハニカム構造のシングルフレームグリルを採用。エクステリアカラーはRS performance専用色として「アスカリブルーメタリック」も選択可能。フロントドア、ルーフ、テールゲートなどを除いたボディ外板はRSモデル専用のデザインとなっている。足元は「Audi Sport」製の21インチ 10スポークスターデザインホイールに275/35ZR21タイヤを組み合わせることで、スポーティなイメージを高めている。
インテリアには、大型のアルミニウム製パドルシフトやヒーター機能付き3スポークステアリングホイールを採用。シートはRSロゴが刻まれたバルコナレザーで仕立てたSスポーツシートが標準。フロントウインドウ上にマルチカラーで投影するヘッドアップディスプレイや、16個のスピーカーを搭載するBang & Olufsen 3D サウンドシステムも標準装備されている。
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | ステアリング | 車両本体価格(税込) | ||||||
Audi RS 6 Avant performance | 4.0ℓ V8直噴 ツインターボチャージャー 630PS/850Nm | 8速ティプトロニック | quattro | 左/右 | 1910万円 | ||||||
Audi RS 7 Sportback performance | 4.0ℓ V8直噴 ツインターボチャージャー 630PS/850Nm | 8速ティプトロニック | quattro | 左/右 | 1980万円 |
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