
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、2024年1月に生産を終了し、半世紀以上の歴史に幕を閉じる6代目「シボレー カマロ」の最終章を飾る限定モデル「シボレー カマロ FINAL EDITION」を販売を開始した。「シボレー カマロ SS」をベースとした国内限定車で、価格は940万円になる。また、「シボレー カマロ SS」も一部仕様と価格を改定し、同時発売される。「シボレー カマロ SS」の価格は880万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
アメリカンスポーツ「カマロ」の最後を飾る国内限定モデル
1967年に初代モデルを発売以来、常に時代の変化を捉え、現在の6代目にいたるまでパフォーマンス、スタイリングと共に最新技術を投入しながら進化を続けてきた「シボレー カマロ」。これまで究極の走行性能と静寂性を兼ね備えたアメリカンスポーツクーペの象徴的なモデルとして、絶大な人気を誇ってきた。
今回、導入される「FINAL EDITION」は、6.2LのV8エンジンを搭載し、力強いフロントマスクとあふれるほどのパワーを誇る「カマロSS」をベースモデルとし、白と黒の2色のボディカラーを設定。ルーフトップにまで伸びるセンターストライプを施すことで、シンプルながら白と黒のコントラストが際立つスタイリッシュな2トーンカラーに仕上げられている。
インテリアは、ラギッドなジェットブラックで統一された内装に、フロントシートには、レカロ社のパフォーマンスバケットシートを採用。特別な一台の証として、ステアリング下部と助手席グローブボックス左上部に限定車専用プレートも装備する。フロアマットも限定車専用アイテムとなる。
なお、このモデルは本国で発表された「コレクターズエディション」(北米のみ)とは異なる仕様になる。
根強い人気の「シボレー カマロ SS」の現行6代目の歴史に幕を下ろす最終モデルも、一部仕様および価格を改定し、同時発売される。エクステリアカラーは、ブラック、サミットホワイト、レッドホワイト、リバーサイドブルーメタリックの4色。装備変更点は、通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」が廃止されている。
シボレー カマロ SS
<シボレー カマロ FINAL EDITIONの商品概要>
・車名:シボレー カマロ FINAL EDITION
・ベース車両:シボレーカマロ SS
・専用エクステリアカラー/センターストライプ:ブラックホワイト/ホワイトパール、サミットホワイト/ブラックメタリック
・インテリアカラー:ジェットブラック
・特別装備:RECAROパフォーマンスフロントバケットシート、限定車記念専用プレート(ステアリング、グローブボックスリッド)、限定車専用フロアマット
・販売台数:50台(ブラック30台、ホワイト20台)
・販売開始:2023年10月5日
・デリバリー開始(予定):2023年12月上旬
・メーカー希望小売価格(税込):940万円
<シボレー カマロ SSの商品概要>
・車名:シボレー カマロ SS
・受注開始:2023年10月5日
・デリバリー開始(予定):2023年12月上旬
・新メーカー希望小売価格(税込):880万円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(シボレー)
コルベットCX:究極の高性能EVスーパーカー 未来のコルベット像としてすべてを新設計されたのがコルベットCXだ。見どころは何といっても戦闘機や宇宙船を連想させるキャノピー式のボディ開口部。一般的なドア[…]
ミッドシップスーパーカーに生まれ変わったC8コルベット モータースポーツ発祥の地・ヨーロッパは、レーシングカー(競技専用車)やスポーツカー(公道走行がメインの高性能車)を含むスーパーカーの本拠地であり[…]
エンジンを魅せる特別な装備をプラスした日本限定モデル、合計40台がデリバリー 今回導入される特別限定車「シボレー コルベット RED FLAME SERIES」は、伝統のV8エンジンを真っ赤に彩るエッ[…]
歴代最速の加速性能と、最大出力664PSのハイパワーを実現 今回導入されるシボレー・コルベットE-Rayは、502PSを発揮する6.2L自然吸気V型8気筒エンジンに、162PSを発揮するフロントモータ[…]
サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルとして設計、開発。V8自然吸気エンジンとしては最高クラスの646PSを発生 今回発表された「シボレー コルベット Z06」は、サーキット走行を前提としたパ[…]
最新の関連記事(クーペ)
仕向け地に合わせて作り分けられた”双生児”の個性 最近では少なくなってきましたが、かつてはいわゆる兄弟車がたくさんありました。トヨタならカローラとスプリンター、日産ならサニーとパルサーとラングレーにロ[…]
日本車が手本とした、美を優先する伊デザイン。その代表が117クーペ 日本において、商品のデザインが売れ行きを大きく左右することに最初に気づいたのは、松下電器器具製作所(後の松下電器産業、現パナソニック[…]
史上最強のポルシェ911、T-ハイブリッドで新境地へ システム最高出力は711PSを発揮 新型911ターボSは、ミュンヘンで開催されたIAAモビリティで発表された、911シリーズのトップモデル。ポルシ[…]
コンテッサ1300クーペ(1965年) 高い技術から生み出された美しいクルマは、大きな注目を集めることに 今では、日野自動車が乗用車メーカーだというと、首を傾げる人も多いかもしれない。日本初の国産トラ[…]
豊かになった日本の若者にも受け入れられた、スポーツ性と色気 当時の日本の若者に、初代プレリュードが魅力的に映らなかったのは仕方ない。 今見ると端正なフォルムも、当時のセリカやスカイライン、サバンナRX[…]
人気記事ランキング(全体)
車内を快適に! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていこう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイミング[…]
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
最新の投稿記事(全体)
エンジン&NV性能向上で、快適な移動空間を実現 新型ルークスは、デザインやキャビン空間、走行性能、使い勝手など、全方位で進化。快適な移動空間を実現するため、エンジンユニットは燃費と静粛性を改善し、さら[…]
自宅からではなく「目的地で使う」 ホンダから新たなパーソナルモビリティ「UNI-ONE」が先日発表された。これは、ジャンル的には電動車いすと同等になるが、移動先の「目的地で利用するモビリティ」として利[…]
本日9月19日、トヨタ公式の“気になるサイト”がオープンした。詳しい内容についてのアナウンスはまだないが、何といっても目を引くのは並んだ5つのエンブレム。毎日深夜0時に“新たなメッセージ”が届くという[…]
老舗ビルダーが提案する、軽キャンパーの新たな可能性 近年、車中泊やアウトドアブームの隆盛は著しい。都市生活者のストレス増大やリモートワークの普及が、自然回帰への欲求を刺激していると分析される。 こうし[…]
とても機能的!フォグライトの色が切り替えられる! ホンダアクセスは、これまでホンダ車専用の純正アクセサリーとして「LEDフォグライト クリア」と「LEDフォグライト イエロー」の2タイプを設定してきた[…]
- 1
- 2