![](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2023/10/20231006_01_03-1.jpg)
トヨタは新型クラウン(スポーツ)のハイブリッド車の注文受付を開始したことを発表した。車両の販売は2023年11月を予定している。なお、新型クラウン(スポーツ)プラグインハイブリッド車は、2023年12月に発売する予定。クラウン(セダン)は2023年11月頃、クラウン(エステート)は2023年度内の発売を予定している。新型クラウン(スポーツ)のハイブリッド車の車両本体価格は590万円。
●文:月刊自家用車編集部
エモーショナルで創造的な内外装と、乗り降りや運転しやすいパッケージング、そして俊敏でスポーティな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUVとして誕生
パワートレーンは、2.5Lのシリーズパラレルハイブリッド(HEV)と2.5Lプラグインハイブリッド(PHEV)を採用。
HEVは、クロスオーバーと同様に効率向上と性能向上を追求した高効率のハイブリッドシステムで、エンジンとモーターの合算したシステム最高出力は172kW(234PS)を発揮。電気エネルギーを有効活用することで、低速でのレスポンス向上と、中速〜高速域でのダイレクトな加速を両立している。WLTCモード燃費は21.3km/Lと、燃費性能や環境性にも優れている。
2.5Lハイブリッドシステム
PHEVは、出力密度の高い駆動モーターを採用することで、加速性能を強化。さらに微妙なアクセルワークで前後の荷重移動や車速のコントロールができることで、クルマと対話し自在に操る楽しさを存分に味わえるという。駆動用バッテリーは新開発の大容量リチウムイオン電池を搭載しており、EV走行可能距離を拡大することで、日常生活の大部分をEV走行でカバーできる性能が与えられている。
HEV車もPHEV車もサスペンションは、スポーツ独自のセッテイング。車速に応じて、後輪の向きを前輪と逆向きまたは同じ向きに制御するDRS(ダイナミックリアステアリング)も、スポーツに合わせて最適にチューニングがされることで、低速域では軽快感を、高速域ではさらに安定感をバランスさせ、意のままに車両を操る楽しさを高めている。
安全装備は最新のトヨタセーフティセンスを標準装備。先行者やカーブに対して減速支援とステアリング制御を行う、プロアクティブドライビング・アシスト(PDA)も搭載している。さらに、トヨタチームメイト【アドバンストドライブ(渋滞支援)】、【アドバンストパーク(リモート付)】を設定。高速道路渋滞時一定条件下での運転負荷軽減や高度な駐車支援を実現している。また、ブラインドスポットモニター【BSM】、パノラミックビューモニター【PVM】は標準装備。BSMのセンサーを活用した安心降車アシストや後方車両接近通知・追突防止サポート機能も搭載している。
SPORT Z(2.5L・ハイブリッド)<オプション装着車>
圧倒的な美しさを目指したエクステリアは、新時代クラウンのデザイン思想である「シンプル」を基盤に、エモーショナルなエッセンスをプラス。特にDピラーからリヤタイヤにかけての大きく張り出したフェンダーデザインが、スポーツならではの特徴になっている。このフェンダーにより、ダイナミックな低重心な印象を高めるほか、外径の大きなタイヤも存在感を際立たせている。さらにスタイリングへのこだわりに加えて、ロッカー高さ、段差やリヤドアのトリム形状を煮詰めることで、乗降時の美しさにもこだわったパッケージを実現している。
インテリアは、「アイランドアーキテクチャー」を活かしたデザイン。運転席と助手席をアシンメトリーにコーディネートされており、運転席側はブラック、助手席側は乗員に寛いでもらえるよう、特別な素材とカラー配色を行っている。メーター・ディスプレイは水平に集約し、視線移動を最小限にすることで、ドライバーが運転に専念できる環境としている。さらにキャビンサイズのゆとりに加え、室内音を反射する「調音天井」を採用(トヨタ初)したことで、すべての乗員が会話しやすい空間を実現している。
ボディカラーは、モノトーンカラー6色とバイトーンカラー5色の全11色を設定。内装色は清色のサンドブラウンと、ブラックを用意している。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(クラウン)
クラウンシリーズ随一の実用性 2024年内に登場を予定しているエステートは、キャビン容量を大きく確保したプロポーションが採用され、シリーズでは最も高い実用性を有するモデル。パッケージングやスタイルから[…]
クラウンの正統後継モデル 新型クラウンの中で唯一のFRプラットフォームを採用した「セダン」。伝統のセダンタイプで、クラウンの正統な後継ともいえるモデルだ。パワートレーンにはミライ譲りのFCEVが上位設[…]
「スポーツ」と名前がついてるけど実態はSUV クラウン史上初の2BOXモデルとして登場したクラウンスポーツ。車名には「スポーツ」と名前が付くが、スポーツ性に振ったモデルではなく、多様な使い方ができるS[…]
シリーズ唯一のパワーユニットを搭載するなど個性が強いクロスオーバー 新型クラウンシリーズの第一弾として登場したクロスオーバーは、パワーユニットに2.5ℓのHEVと、上位設定としてシリーズ唯一の新開発2[…]
県警文字の書体から装備の細部まで忠実に再現 ヒコセブンが展開する「RAI’S」は、同社の商品ラインナップのうち、警察車両をメインとするシリーズで、各県や車両ごとに違う県警文字の書体から、コールサイン、[…]
最新の関連記事(トヨタ)
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
→リビングとして使いたいキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなん[…]
→シートの形が個性的なキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと[…]
→ピンクのレトロフェイスがかわいいキャンパーとは ベース車両はトヨタのタウンエース ベースとなる車両はトヨタのタウンエース。 荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、ハイエースより小ぶりなため、運転[…]
→ボックスシートもベッドも同時に使えるキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハ[…]
人気記事ランキング(全体)
コスパの高さは最高クラス 外壁や玄関の掃除、洗車などで活躍する高圧洗浄機。人力では落とせない頑固な汚れを落とすことができるため、家庭での使用も増えてきている。しかし、高圧洗浄機は価格が比較的高く、なか[…]
→2人暮らしができるレベルのキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースは[…]
8月1日より、全国各地でフロンクスの実車を展示する、先行展示会を開催 追加した情報は、エクステリア、およびインテリアデザインやカラーラインアップに加え、チーフエンジニアやデザイナーのインタビュー動画な[…]
上級を意識した内外装仕立てで、新たなユーザー層の獲得を狙う 「新しいコンパクトSUVの市場を切り拓く」そんな狙いを持って、この秋インドから日本国内への導入が予定されている新型フロンクス。コンパクトカー[…]
Screenshot 標準車とは全く異なるワクワクするスタイリング、ボディカラーは全9色を展開 本日7月25日にスズキ「新型スペーシア ギア」の先行情報が公開された。現行スペーシアの優れた基本性能の高[…]
最新の投稿記事(全体)
耐水&耐荷重もバッチリ 「ハードシェルソーラーセンサーライト」は、駐車場や庭にピッタリな地面に設置できるソーラー充電式ライト。IPX7の防水性能と耐荷重に優れ、耐荷重約1tで車で踏んでも壊れない頑丈な[…]
ベース車両は日産のNV200バネット ベースとなる車両は日産のNV200バネット。 荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、キャラバンより小ぶりなため、運転しやすく駐車スペースで悩むことも少ない。4[…]
新型LBX MORIZO RR実力チェック 新型オーラNISMO詳細解説 新型フロンクス先行試乗リポート! 今こそ買いたい!注目モデル10選! 人気ミニバン BEST BUY WLTCモード燃費付き […]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
愛車に個性を持たせよう! カーショップコネクトでは、エプロンや被せるような汎用タイプとは違い、クルマのシート形状ごとに型取りを行って、ジャストフィットするシートを販売している。色やデザインを自由に選ぶ[…]
- 1
- 2