
トヨタ自動車株式会社は、「ジャパンモビリティショー2023」に3輪タイプ電動パーソナルモビリティコンセプト「LAND HOPPER(ランドホッパー)」を出展する。電動キックボードなど改正道路交通法における特定小型原動機付自転車をイメージし、16歳以上の免許を持っていない人々をターゲットにしている。
●文:月刊自家用車編集部
コンパクトに折りたたみ可能で、スペースに制約のあるクルマのトランクにも積み込みOK!
LAND HOPPER(ランドホッパー)
「LAND HOPPER(ランドホッパー)」は、新しい移動の価値観を享受できる前2輪とした3輪タイプ電動パーソナルモビリティコンセプトで、折りたたみが可能でスペースに制約のあるクルマのトランクにも収納可能という。
LAND HOPPER(ランドホッパー)
免許を持っていない16歳以上のユーザーをターゲットにしており、電動キックボードなど改正道路交通法における特定小型原動機付自転車をイメージ。免許を返納した高齢者のライフステージに合わせたモビリティとして利用者の行動範囲を広げて自立を支援するというコンセプトも持っている。
LAND HOPPER(ランドホッパー)
サドルを低い位置に設定して足つきが良く、乗り降りしやすいコンパクトなボディサイズとなっている。取り回しの良さに加えて、チェーンやバネで機械的につなげた左右の前輪を上下させる特徴的なリーン機構を採用。クルマや自転車とは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実感できるという。
■LAND HOPPER(ランドホッパー)主要諸元
・全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm):1355×600×930
・ホイールベース(mm):1020
・乗車定員(名):1
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