
マツダは、軽自動車「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」の全面改良を実施。全国のマツダ販売店を通じて発売する。価格は154万1100~240万200円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
後席にマルチユースフラップを設定、より快適で過ごしやすいキャビンを実現
今回実施される全面改良では、「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」のデザイン、広く快適な室内空間、安全機能などの魅力をより進化させていることが特徴。
外観デザインは、大容量のコンテナをモチーフとし、「フレアワゴン」では「心地よさ」と「ワクワク感」を、「フレアワゴン カスタムスタイル」では「上質感」と「存在感」をそれぞれ表現。
インテリアも、それぞれのキャラクターに合わせた色調や素材使いで、上質感と居心地の良さを追求している。
快適性と使い勝手は、後席に「マルチユースフラップ」を設定。シート前端にあるフラップの位置や角度を調整することで、オットマンや荷物の落下予防といった機能が利用可能となっている。また、運転席と助手席へのシートヒーターの採用、助手席前のビッグオープントレイや後席用の折り畳み式シートバックテーブル、左右独立式センターアームレストの採用より利便性を向上したことで、従来モデル以上に快適で過ごしやすい室内空間を実現している。
走行性能では、効率を高めた自然吸気ガソリンエンジンとCVT、マイルドハイブリッドの搭載により、優れた燃費性能とスムーズな走りを両立。さらに新設計のボディ構造により、操縦安定性や静粛性も向上している。
安全性能では、マツダの軽自動車として初となる、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を全車に標準装備。また、アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]も採用した。
なお新型は、全車で経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。
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