
テスラは、モデル3に価格を実施するとともに、新グレード”パフォーマンス”を追加した。価格は531万3000円~725万9000円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
次世代ドライブユニットを搭載した走行性能
モデル3パフォーマンスは、パフォーマンスの名に相応しいドライブ性能、操作性はもちろん、エクステリア、インテリアデザインなど、すべてがアップグレードされている。次世代ドライブユニットを搭載した新しいモデル 3パフォーマンスの最高時速は262kmであり、わずか3.1秒で時速100kmに到達する鋭い加速性能を実現。専用設計されたスポーツシートや、カーボンファイバーインテリアなど、パフォーマンスグレードであることが一目でわかる際立つエクステリアとインテリアデザインもアップグレードの一つとなっている。
今までよりも大きい加速力を持ちながら安定した走行を実現するその秘密は、サイズと重量を変えずにシステム最高出力460 馬力、最大トルク 723 Nmへと向上させた次世代のドライブユニット。さらに、モデル 3パフォーマンスは新しいトラックモードを搭載。これはドライバーの好みに合わせた前後駆動力配分やトラクション設定など、サーキット走行も十分に楽しめるモードだ。
新しいモデル 3パフォーマンスはただ速いだけではなく、乗り心地の良さや美しいデザイン、スマートな車両設計もすべて備わっている。フロントのダブルウィッシュボーン方式を維持しながら、新しいサスペンションシステムはミリ秒単位で入力情報を処理し、車両の安定性を制御。コーナリングのロールコントロールなどにより、山道などでも安定した走行を実現する。
また、前後タイヤは異なるサイズ(フロント:235mm/リア:275mm)を採用し、太いリアタイヤは地面へのグリップ力を向上させ、高出力なリアモーターのトルクに対応したグリップ力を発揮する。
走行モードはサーキットで使える新しい「トラックモード」のほか「スタンダード」と「スポーツ」が設定された。街乗りなど日常的なドライブは「スタンダード」を選択すると、キャビンへの振動を抑制。クルマの操作を楽しみたい場合は、「スポーツ」に切り替えることで、よりダイレクトなドライビングを楽しめる。
モデル3 パフォーマンス限定デザイン
モデル3 パフォーマンスは高い効率を追求したデザインで、空気抵抗係数はわずか0.22。空力性能を最大化するエクステリアデザインは、長い航続距離を実現しながら車両の安定性を向上。フロントデザインのエアインテークによって生まれるエアカーテンは空気抵抗を低減させるだけでなく、タイヤとブレーキシステムの温度上昇を抑制することも可能だ。リアのカーボンファイバースポイラーは空気の流れを整え、高速走行時の安定性を向上させ、新しいModel 3パフォーマンス限定のバッジと20インチ ワープホイールは走行性能だけでなく、パフォーマンスカーらしい美しいリアデザインを表現している。
インテリアでは、ドライバーを包み込むようなスポーツシートが激しいコーナリングでも確実にドライバーをホールドし、最適なドライビングポジションを提供。ダッシュボードパネルにはカーボンファイバーデコールを採用し、アルミペダルと合わさってキャビン全体のスポーツ感を演出している。
改訂された車両本体価格(税込み)
価格変更前 | 価格変更後 | |
Model 3 RWD | ¥5,613,000〜 | ¥5,313,000〜 |
Model 3 ロングレンジAWD | ¥6,519,000〜 | ¥6,219,000〜 |
Model 3 パフォーマンス | 新規追加 | ¥7,259,000〜 |
Model Y RWD | ¥5,637,000〜 | ¥5,337,000〜 |
Model Y ロングレンジAWD | ¥6,526,000〜 | ¥6,226,000〜 |
Model Y パフォーマンス | ¥7,279,000〜 | ¥6,979,000〜 |
テスラが販売する車両(モデル S、モデル3、モデルX、モデルY)はCEV 補助金の対象車両で、モデル3ロングレンジAWDは一充電走行距離の長さ(706 km WLTCモード(国土交通省審査値)を含め様々な観点が評価され、輸入車唯一の令和5年度補正予算 CEV補助金の最高額である85万円の対象となっている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(テスラ)
6色から選べるように これまでのボディカラー(5色)に加えて、なめらかで流れるような液体金属テクスチャー「クイックシルバー」がModel 3でも選択できるようになった。光源の角度によってボディラインを[…]
新しいカーライフを手に入れるチャンス! 世界で認められた高い安全性と、ユーザーファーストで考えられた機能性が人気のテスラ。それらの魅力はそのままに、テスラのすべてのモデルが、お買い得な価格設定になると[…]
テスラの補助金サポート テスラの目的は、より多くの方にテスラの魅力を知ってもらい、持続可能なエネルギーへの移行を加速させることだという。そこでテスラは、年初より実施しているギガファクトリーからのロジス[…]
残念ながら国内販売の予定はなし。見たい人は展示に足を運ぼう サイバートラックは、テスラにとって約4年ぶりとなるの新型車で、後部に荷台があるピックアップトラック。ほぼ直線でデザインされており、ステンレス[…]
世界最大級の急速充電ネットワーク 全世界で50,000基を超えるスーパーチャージャーは、世界最大級の急速充電ネットワークとして運営されており、日本国内への導入は2014年9月の「Model S」の納車[…]
最新の関連記事(新車)
より精悍な佇まいが楽しめる、新たなパッケージオプション「M Sport Package Pro」 今回、X5とX6に追加される「M Sport Package Pro」は、Mハイグロス・シャドー・ライ[…]
豪華な装備で魅せるEクラスの最高峰 E 53は、 3.0 リッター直列 6 気筒ターボエンジンと電動モーターを組み合わせたシステムトータル出力 585PS(430kW)を発揮するプラグインハイブリッド[…]
スズキのBEV世界戦略車が国内導入 新型eビターラは、2024年11月にイタリア・ミラノで初公開された、スズキのBEV世界戦略車第一弾となるモデル。 「Emotional Versatile Crui[…]
オートサロン2025で披露された注目バージョンが市販化 2020年に発売が始まったGRヤリスは、走りに直結するさまざまな改良を頻繁に行うことでも有名なモデル。それだけメーカーのこだわりが強いことをユー[…]
WLTCモードで295kmの航続距離を確保 新型軽EV「N-ONE e:」は、「e: Daily Partner」をグランドコンセプトに掲げ、日々の生活をより豊かにするパートナーを目指して開発。 EV[…]
人気記事ランキング(全体)
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
コンパクトに収まるベース仕様 RS1+のベースとなるのは、スズキ・エブリイワゴン。標準設定としてベッドマット、カロッツェリアの楽ナビ、そして諸費用を含む構成になっている。軽キャンピングカーを求める人に[…]
大人が手にする秘密基地 N-VAN コンポの最大の魅力は、まるで子供の頃に夢見た秘密基地を現実にしたような空間にある。助手席側の大開口部とフラットな床が生み出す自由度は抜群で、サイドオーニングを展開す[…]
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
日本車が手本とした、美を優先する伊デザイン。その代表が117クーペ 日本において、商品のデザインが売れ行きを大きく左右することに最初に気づいたのは、松下電器器具製作所(後の松下電器産業、現パナソニック[…]
最新の投稿記事(全体)
車内を快適に! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていこう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイミング[…]
初期型 NA6CE(1989年) 未知の需要に果敢に挑戦して大ヒットを記録 初代ロードスターこと、「ユーノス・ロードスター(NA系)」が発売されたのは1989年です。年号が昭和から平成に切り替わった年[…]
より精悍な佇まいが楽しめる、新たなパッケージオプション「M Sport Package Pro」 今回、X5とX6に追加される「M Sport Package Pro」は、Mハイグロス・シャドー・ライ[…]
豪華な装備で魅せるEクラスの最高峰 E 53は、 3.0 リッター直列 6 気筒ターボエンジンと電動モーターを組み合わせたシステムトータル出力 585PS(430kW)を発揮するプラグインハイブリッド[…]
見た目では用途がわかりにくい、意外性のあるカー用品 世の中には多種多様のカー用品があり、奇抜なものから思わずおっと唸ってしまうようなアイテムがたくさんある。カー用品のお店やECサイトでカーグッズを探っ[…]
- 1
- 2