
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「DEFENDER」2025年モデルの受注を開始した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ディーゼルターボが350PSにパワーアップ、走行性能の向上が見込まれる
今回導入される2025年モデルは、ラインアップの見直しが図られたほか、各グレードの標準装備&オプションパックの内容も変更されている。
パワートレーンは、3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルエンジン(MHEV)の出力を50PS向上させて350PSに強化。さらにこれまでディーゼルエンジンのみの展開だった「130」にもV8エンジンモデルを設定している。
全グレードにワイヤレスデバイスチャージングを標準装着
装備機能は、全グレードでワイヤレスデバイスチャージングを標準化。各グレードの装備も見直し、快適性と利便性を高めている。
オプションパックの内容も変更。より多彩な選び方が可能に
既存のオプションパックの内容も強化。さらに新たなオプションパックとして、「ウィンザーレザーシグネチャーインテリアパック」と、「Ultrafabricsシグネチャーインテリアパック」を導入。選択肢を増やすことで、より自分好みの1台に仕上げることが可能になっている。
■DEFENDER」2025年モデル 概要
■受注開始日
2024年5月9日(木)
■主な特徴と装備
・3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルエンジン(MHEV)の出力を50PSアップし、350PSに強化
・ディーゼルエンジンのみの展開だった「130」にV8エンジンを追加
・よりマットな質感に仕上げるマットプロテクティブフィルムをオプションに追加
・「130 OUTBOUND」のエクステリアカラーにセドナレッドを追加
・スペアホイールロック(ブラック)を採用
・「COUNTY EXTERIOR PACK」の仕様を変更。テールドアをエクステリアカラーと同色にし、ルーフとデカールにコントラストカラーを採用
・ソフトクローズテールドアを標準装備(「X-DYNAMIC HSE」「V8」)
・センターコンソールのデザイン変更
ワイヤレスデバイスチャージング(パッドのワイド化)
追加ストレージ(インナースライディングトレイ)
ストレージポケット(運転席側、助手席側 ※シグネチャーインテリアアップグレードの一部として追加)
・「130」のシートレイアウトを変更(「X-DYNAMIC SE」:5人乗り/8人乗り、「X」:5人乗り/7人乗り、「V8」:5人乗り/7人乗り/8人乗り、「OUTBOUND」:5人乗り)
・各グレードの標準装備を見直し、より充実した内容にアップデート
・全グレードでワイヤレスデバイスチャージングを標準装備
・既存のオプションパックに装備追加・変更し内容強化
【コンフォート&コンビニエンスパック】
ソフトクローズテールドア
MERIDIANサウンドシステム
【プレミアムアップグレードインテリアパック】
標準ステアリングホイール(レザー)
【ファミリーパック】
60:40ラゲッジスルーリアシート(マニュアルスライディング&リクライニング機能、センターアームレスト付)
・新たなオプションパックを設定
【ウィンザーレザーシグネチャーインテリアパック(「X」「V8」は標準装備)】
14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、運転席&助手席メモリ、4ウェイマニュアルウイングドヘッドレスト付)(「110」)
14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、運転席メモリ、4ウェイマニュアルウイングドヘッドレスト付)(「90」)
クロスカービーム(メタリックグレイパウダーコートフィニッシュ)
ステアリングホイール(レザー)
シグネチャーインテリアアップグレード
ヘッドライニング(エボニー、スエードクロス)
【Ultrafabrics™シグネチャーインテリアパック】
ギアシフト(レジスト)
14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、運転席&助手席メモリ、4ウェイマニュアルウイングドヘッドレスト付)(「110」)
14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、運転席メモリ、4ウェイマニュアルウイングドヘッドレスト付)(「90」)
クロスカービーム(メタリックグレイパウダーコートフィニッシュ)
ステアリングホイール(ノンレザー)
シグネチャーインテリアアップグレード
ヘッドライニング(ライトクラウド、スエードクロス)
| 「DEFENDER」2025モデルの価格 | ||
| パワートレーン | グレード | 車両価格 |
| 【3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルエンジン(MHEV)】 最高出力:257kW/350PS 最大トルク:700Nm | DEFENDER 90 X-DYNAMIC HSE D350 | 972万円 |
| DEFENDER 110 S D350 | 905万円 | |
| DEFENDER 110 X-DYNAMIC SE D350 | 980万円 | |
| DEFENDER 110 X-DYNAMIC HSE D350 | 1050万円 | |
| DEFENDER 110 X D350 | 1351万円 | |
| DEFENDER 130 X-DYNAMIC SE D350 | 1183万円 | |
| DEFENDER 130 X D350 | 1499万円 | |
| DEFENDER 130 OUTBOUND D350 | 1206万円 | |
| 【2.0リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージドガソリンエンジン】 最高出力:221kW/300PS 最大トルク:400Nm | DEFENDER 110 X-DYNAMIC SE P300 | 855万円 |
| 【5.0リッターV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン】 最高出力:386kW/525PS 最大トルク:625Nm | DEFENDER 90 V8 P525 | 1524万円 |
| DEFENDER 110 V8 P525 | 1615万円 | |
| 【5.0リッターV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン】 最高出力:368kW/500PS 最大トルク:610Nm | DEFENDER 130 V8 P500 | 1675万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ランドローバー)
日本上陸75周年を記念したメモリアルモデル 「MUROMACHI EDITION」という名称は、1950年にディフェンダーの祖先になる「LAND ROVER SERIES I」を初めて輸入した「日本エ[…]
55年の歴史に敬意を表した特別なレンジローバー 1970年の誕生以来、レンジローバーは「ラグジュアリーSUV」という新しいカテゴリーを創造し、そのセグメントを常に牽引してきたモデル。 快適な乗り心地と[…]
内外装を大幅にアップグレード。孤高のタフオフローダー「オクタ」も拡充 今回導入される2026年モデルは、2019年の現行ディフェンダー導入以来、初となるマイナーチェンジを実施。内外装が大幅にアップグレ[…]
最高峰のカスタマイズとラグジュアリーが注がれた、日本限定モデル 今回導入される「アーバン トワイライト コレクション」は、都会の空の色や近代建築に反射する光からインスピレーションを得た「アーバン ドー[…]
PHEVモデル「P300e」を全グレードにラインアップ 今回導入されるディスカバリー スポーツ2026年モデルでは「DYNAMIC S」「LANDMARK」「METROPOLITAN」」の3つのグレー[…]
最新の関連記事(SUV)
耐久性抜群でスタイリッシュ。便利な開閉式のリアラダー クラフトワークス(Fun Standard株式会社)は、実用性とデザイン性が高い、自動車用アクセサリーを多数リリースしているブランドだ。そのクラフ[…]
MAZDA CX-3 XD Vivid Monotone Ⅱ グレードを整理することで、選び方がシンプルに 今回の機種体系変更では、好評な装備を追加したほか、ラインナップをガソリンモデルの「15S U[…]
再開後も受注殺到は避けられない ジムニーノマドは2025年1月の発表直後に注文が殺到し、わずか数日で受注停止となった超人気モデル。その後、月間計画台数が拡大され、供給体制に目処がついたこともあって、2[…]
受注再開は、2026年夏ごろが有力 カローラクロスは、2025年5月の改良時にフェイスリフトの実施やガソリン車の廃止、スポーティなGRスポーツの追加など、過去最大規模の大きな変更が加えられた。改良前か[…]
佳き時代の面影を残す、ルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーを特別装備 Gクラスはクロスカントリービークルとして誕生以来、基本的なスタイリングと堅牢なボディを保ちながら進化を続けており、2024年発表の[…]
人気記事ランキング(全体)
コルドバクルーズが描く“大人二人の贅沢な旅”の世界観 トイファクトリーが送り出す「CORDOBA CRUISE」は、名前からして旅情を刺激する。スペインの世界遺産都市・コルドバの優雅さをモチーフにした[…]
給油中に気づく違和感と、キャップを巡る小さなストレス 給油という動作は、慣れてしまえば機械的にこなしてしまう作業だ。セルフ式スタンドの普及で、自らノズルを握る機会は確実に増えた。ところが、燃料キャップ[…]
ショックレスリングとは? 一般の金属とは異なる原子の規則相と不規則相が存在する“特殊制振合金”を採用した金属製のリングで、シート取付ボルトやサスペンションアッパーマウントのボルトに挟み込むだけで、効果[…]
受注再開は、2026年夏ごろが有力 カローラクロスは、2025年5月の改良時にフェイスリフトの実施やガソリン車の廃止、スポーティなGRスポーツの追加など、過去最大規模の大きな変更が加えられた。改良前か[…]
広大なハンドル前のスペースを有効活用 愛車の車内を見渡してみると、うまく活用できそうなスペースが存在することに気づく。「ちょっとした収納とか作れそうな場所があるな…」と。しかし、DIYはちょっと面倒、[…]
最新の投稿記事(全体)
ワゴンR HYBRID ZX ベルベットダークレッドパール 減衰接着剤の塗布により、走行性能強化も図られる 今回の一部仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」の採用で安[…]
耐久性抜群でスタイリッシュ。便利な開閉式のリアラダー クラフトワークス(Fun Standard株式会社)は、実用性とデザイン性が高い、自動車用アクセサリーを多数リリースしているブランドだ。そのクラフ[…]
クルマの内窓掃除が面倒になる理由はクルマの進化にあった 車内のガラス掃除は、外装洗車に比べて軽視されやすい。しかしフロントガラス内側の汚れは、夜間や逆光時に視界を大きく損なう要因になる。にもかかわらず[…]
タッチパネル時代の宿命、車内の指紋汚れ問題 カーナビやディスプレイは、もはやクルマに欠かせない存在だ。目的地案内はもちろん、エアコン操作や各種設定まで担うようになり、触れる回数は年々増えている。その一[…]
国産初の2シーターミッドシップスポーツをトヨタが発売したことが驚きだった トヨタ「MR2」が発売されたのは1984年です。前年の東京モーターショーで「SV-3」というMRレイアウトの車輌が発表されまし[…]
- 1
- 2
























