BYD Auto Japanは、日本への正規輸入販売モデルとして第3弾となる電気自動車「BYD SEAL」を発表し、2024年6月25日より全国55拠点の正規ディーラーにて発売を開始する。価格は528万円~605万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
輸入セダン市場に”e-Sport Sedan”という新たなポジションの確立を目指す
BYD SEALは、BYDがこれまでに国内へ導入してきた「BYD ATTO 3」、「BYD DOLPHIN」とは一線を画すクルマとしてBYDでは初となる輸入セダン市場に参入する。
この輸入セダン市場は、BYD SEALが参入するミッドサイズクラス(通称:Dセグメント)が、50%を占める。BYDはこの市場で、BYDの強みである「先進的なバッテリー技術」、「最新のEVプラットフォーム」、「最新の安全・快適装備」を満載したBYD SEALを積極的に訴求し、”e-Sport Sedan”というポジションの確立目指すだけでなく、国内のセダン市場においても、その存在感を明確にするとしている。
また、現在進行中で幅広い層から好評の「ありかも、BYD!」全国キャンペーンとあわせ、BYD SEALを今後のBYDブランドリーダーに据え、さらなるブランド認知、イメージ向上を図っていくとした。
導入されるBYD SEALの概要
今回、日本に導入されるBYD SEALは、後輪駆動のベースモデル「BYD SEAL」と四輪駆動の「BYD SEAL AWD」の2グレード。ボディーカラーは、2グレード共通の全5色で、内装色はブラックの1色となっている。
なお、CEV補助金については、今後の同審議会で決定される予定だ。
BYD SEAL価格表
モデル・グレード | モーター出力 | 電池容量 | 航続距離(申請中) | 希望小売価格(税込み) | CEV補助金 |
BYD SEAL | 230kW | 82.56kWh | 640km | 528万円 | 申請中 |
BYD SEAL AWD | 390kW | 575km | 605万円 |
1000台限定導入記念キャンペーン特別価格
BYD Auto Japanでは、BYD SEALの国内販売開始を記念して「1000台限定:導入記念キャンペーン特別価格」を設定。2024年6月25日から先行1000台については、下記の価格が適用される。
モデル・グレード | 希望小売価格(税込み) | 導入記念キャンペーン価格 |
BYD SEAL | 528万円 | 495万円 |
BYD SEAL AWD | 605万円 | 572万円 |
さらに、両モデルともに、ETC、ドライブレコーダー、eパスポートを贈呈し、充電器と工事費を最大10万円までサポートする初期購入特典を2024年6月25日~2024年8月31日まで行う。
BYD SEALの導入に付帯するマーケティング活動
BYD SEALの導入に際して、「ありかも、BYD!」全国キャンペーンとともに、下記のような試乗・展示イベントを各主要都市で開催していくとした。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新車)
原材料価格の高騰を理由とした、価格改定も実施 今回実施した一部仕様変更では、安全性能の向上が図られたほか、原材料価格の高騰を理由に価格改定も実施されている。 ●コペン グレードバリエーション&価格パワ[…]
「ナチュラルユニーク」をコンセプトに描かれる、新フロントマスクを採用 今回実施される一部仕様変更では、「ナチュラルユニーク」と定義したデザインコンセプトをもとに、フロントバンパーとフロントグリルの形状[…]
新グレード「XD SP」と特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」を追加 今回実施される商品改良では、ハンドリングの良さはそのままに乗り心地の向上を施したほか、スポーティイメージを強めた新グレ[…]
進化した「M256M」ユニットに、電動モーターとリチウムイオン電池をプラス 今回リリースされる「メルセデス AMG E 53 ハイブリッド 4マチック+ (PHEV)」(=以後E 53 ハイブリッドと[…]
フィアットブランドの遊べるクルマ「ドブロ」最新モデルを導入 フィアットのMPV(マルチパーパスビークル)となる「ドブロ」シリーズが、国内導入されたのは2023年5月のこと。全長4405mmの標準ボディ[…]
最新の関連記事(ビーワイディー)
ハードウェアとソフトウェアの両面にアップデートを実施 470kmの航続距離(WLTC値)と高い安全性、フラットな床面によって広い車内空間と440Lの荷室容量を実現した「BYD ATTO 3」に、外装の[…]
Hello! BYD Caravan 「Hello! BYD Caravan」では、「さわればわかる、EVのイイとこ。」をコンセプトに、ミドルサイズSUV「BYD ATTO 3(ビーワイディー アット[…]
BYDのクールさを強調! 今回のBYDブースは、“BYD BLACK”をテーマに掲げ、“黒”で統一したイベントブース、スタッフユニフォーム、さらには“黒”で統一した車両を揃えることでBYDのクールさを[…]
ららぽーと内にBYDが出店! 今回オープンする「BYD AUTO EXPOCITY」は、300を超えるショップが揃う「三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY」内に位置し、様々な大型エンター[…]
BYD初の沖縄拠点! 「BYD AUTO 沖縄」の県庁前ショールームは、那覇市のメインストリートとして知られる国際通りの入口に位置し、近隣には沖縄県庁や那覇市役所などの官公庁施設のほか、観光スポット、[…]
人気記事ランキング(全体)
知っているようで、実は見落としているマイカーの機能 全てを知っているつもりでいても、実は意外と活用できていない機能が存在するのがクルマ。今回は、給油にまつわる見落とされがちな機能を紹介しよう。 給油口[…]
車載ジャッキの使い方の基本 ジャッキというと、車載ジャッキを思い浮かべるビギナーは多いハズ。しかし、車載ジャッキはあくまでパンクのときなどのための応急用であり基本的にメンテナンスでは使用してはならない[…]
電波法関連法令の改正で、一部のETC車載器が使えなくなる ETC(Electronic Toll Collection System)とは、有料道路料金回収自動システムのことで、2001年より全国で運[…]
フロントガラスが曇る原因や時期を知っておこう フロントガラスの曇りは視界を妨げるだけでなく、悪天候/夜間など視認性が低下する状況では特に運転の安全性に影響を与えます。 フロントガラスが曇る主な原因は、[…]
車内を暖かく! カーエアコンの正しい使い方とは? 車内を快適な温度に保つために必要な、カーエアコンの正しい使い方を4つのポイントから見ていきましょう。 まずひとつ目のポイントは、カーエアコンの起動タイ[…]
最新の投稿記事(全体)
ベース車両はホンダN-VAN ベースとなる車両はホンダのN-VAN。積載性を重視した作りである一方で、最新のNシリーズらしい走りの質の高さが特徴だ。 N-BOX(2代目)譲りのプラットフォームやパワー[…]
運転免許証が有効である理由について 運転免許証は、免許試験合格後に交付される公的な証明書です。試験に合格するには、運転技術の評価だけでなく、身元確認書類を提出し、顔写真を撮影するなどの手続きも必要にな[…]
電波法関連法令の改正で、一部のETC車載器が使えなくなる ETC(Electronic Toll Collection System)とは、有料道路料金回収自動システムのことで、2001年より全国で運[…]
情熱と創意工夫で一歩一歩進化していった日産のスポーツカー開発 スポーツカーは、自動車メーカーにとっては悩ましい商品だ。自社のブランドイメージを向上させる看板としては魅力的だが、儲けにはならない。高度な[…]
ネットで見つけた蓄光キーホルダーを購入。その明るさにビックリ クルマに限らず、カギ類をしばしばロストしてしまうという人、あなたの周りにもいるのではないだろうか? 自宅など、限られたスペースで見失ったの[…]
- 1
- 2