
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、「BMW 4シリーズ クーペ」の新型モデル(一部改良)および「BMW 4シリーズ カブリオレ」の新型モデル(一部改良)を、全国のBMW正規ディーラーを通じて発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
新デザインのLEDヘッドライトなどで、より精悍な顔つきへ
BMW 4シリーズは、BMW 3シリーズの派生モデルとして、2013年に初代モデルが誕生。クーペモデルならではのスポーティでエレガントなデザインと、スポーティかつダイナミックな運動性能が高く評価されている。今回改良されたのは、2020年にデビューした第二世代モデルで、第二世代の一部改良モデルが投入される。
主な改良点は、エクステリア系は、ヘッドライトが新デザインのLEDヘッドライトに変更されたほか、BMW M440i Coupe xDriveとBMW M440i Cabriolet xDriveのMパフォーマンス・モデルには、赤で塗装されたMスポーツ・ブレーキ、黒で塗装されたリア・スポイラーを採用。フロント周りで採用されていた従来のセリウム・グレーでの加飾部分をブラックとし、ヘッドライト内の光機部もブラックアウトされている。
インテリア系は、BMW M440i Coupe xDriveとBMW M440i Cabriolet xDriveに、Mハイ・パフォーマンス・モデルBMW M4同様のBMW MカラーがアクセントとなるMシート・ベルトを採用。ステアリングにもMカラーのステッチとステアリングの12時部分を赤くマーキングすることで、Mモデルらしいスポーティなインテリアを実現している。
モデル | メーカー希望小売価格 |
高効率ガソリン・エンジン搭載モデル | |
BMW 420i Coupe M Sport | 694万円 |
BMW M440i Coupe xDrive | 1106万円 |
BMW 420i Cabriolet M Sport | 776万円 |
BMW M440i Cabriolet xDrive | 1182万円 |
主な車両諸元
■BMW 420i Coupe M Sport
全長4,775mm、全幅1,850mm、全高1,395mm、ホイールベース2,850mm、車両重量1,550kg、車両総重量1,770kg、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力135kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,350-4,000rpm、WLTC燃料消費率13.5km/L
■BMW M440i Coupe xDrive
全長4,775mm、全幅1,850mm、全高1,395mm、ホイールベース2,850mm、車両重量1,730kg、車両総重量1,950kg、排気量2,997cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力285kW/5,800rpm、最大トルク500Nm/1,800-5,000rpm、WLTC燃料消費率11.3km/L
■BMW 420i Cabriolet M Sport
全長4,775mm、全幅1,850mm、全高1,395mm、ホイールベース2,850mm、車両重量1,710kg、車両総重量1,930kg、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力135kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,350-4,000rpm、WLTC燃料消費率13.1km/L
■BMW M440i Cabriolet xDrive
全長4,775mm、全幅1,850mm、全高1,395mm、ホイールベース2,850mm、車両重量1,880kg、車両総重量2,100kg、排気量2,997cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力285kW/5,800rpm、最大トルク500Nm/1,800-5,000rpm、WLTC燃料消費率11.1km/L
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ビー・エム・ダブリュー)
第4世代の新型1シリーズ BMW 1シリーズは、2004年に初代モデルが誕生。BMWのラインナップにおいて最もコンパクトなモデルだ。約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性[…]
BMW M8 Competition M xDriveのファイナルエディション BMW M8 Competition M xDriveは、最高出力625PS(460kW)/6,000rpm、最大トルク[…]
8シリーズのファイナルエディション BMW 8シリーズは、ピュアスポーツモデルに匹敵する高い走行性能に加え、美しいスタイリングで強烈な存在感を持つモデルだ。2枚ドアのクーペモデルをベースに、オープンエ[…]
サーキット走行が可能な本格ハイパフォーマンスモデル BMW M3セダンはBMW 3シリーズ セダンの、BMW M3ツーリングはBMW 3シリーズ ツーリングをベースに、BMW M社が開発した高性能マシ[…]
ALCANTARA®でカスタマイズ 機能性、高級感、そして独自性を兼ね備えた自動車を紹介することを目的としたこのプロジェクトでは、ALCANTARA®でカスタマイズされた内装と外装の新作モデルが展示さ[…]
最新の関連記事(クーペ)
仕向け地に合わせて作り分けられた”双生児”の個性 最近では少なくなってきましたが、かつてはいわゆる兄弟車がたくさんありました。トヨタならカローラとスプリンター、日産ならサニーとパルサーとラングレーにロ[…]
日本車が手本とした、美を優先する伊デザイン。その代表が117クーペ 日本において、商品のデザインが売れ行きを大きく左右することに最初に気づいたのは、松下電器器具製作所(後の松下電器産業、現パナソニック[…]
史上最強のポルシェ911、T-ハイブリッドで新境地へ システム最高出力は711PSを発揮 新型911ターボSは、ミュンヘンで開催されたIAAモビリティで発表された、911シリーズのトップモデル。ポルシ[…]
コンテッサ1300クーペ(1965年) 高い技術から生み出された美しいクルマは、大きな注目を集めることに 今では、日野自動車が乗用車メーカーだというと、首を傾げる人も多いかもしれない。日本初の国産トラ[…]
豊かになった日本の若者にも受け入れられた、スポーツ性と色気 当時の日本の若者に、初代プレリュードが魅力的に映らなかったのは仕方ない。 今見ると端正なフォルムも、当時のセリカやスカイライン、サバンナRX[…]
人気記事ランキング(全体)
家族で出かけたくなる「軽」な自由空間 週末に川遊びや登山、キャンプなどで思い切り遊んだあと、そのままクルマで一晩を過ごす――。そんなシーンを想定して生まれた軽キャンパーがある。限られたボディサイズの中[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
なぜ消えた?排気温センサー激減のナゾ 排気温度センサーは、触媒の温度を検知し、触媒が危険な高温に達したときに排気温度警告灯を点灯させるためのセンサーだ。このセンサーは、いつのまにか触媒マフラーから消滅[…]
自動車整備の現場では、かなり昔から利用されているリペア法 金属パーツの補修材として整備現場ではかなり昔から、アルミ粉を配合したパテ状の2液混合型エポキシ系補修材が利用されている。 最も名が通っているの[…]
積載性が優れる“第三の居場所”をより快適な車中泊仕様にコンバージョン ロードセレクトは新潟県新潟市に本社を構えるキャンピングカーや福祉車両を製造•販売している会社。オリジナルキャンピングカーはロードセ[…]
最新の投稿記事(全体)
コーティング車対応のシャンプーの人気が上昇中 クルマの年代、オーナーの世代を問わず、クルマ好きなら誰もが必ず行い、そして探求する瞬間がある「洗車」の世界。日々、最善の方法を模索しているユーザーも多いこ[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
葉が山々を染める秋。澄んだ空気と青空のもと、ドライブに出かけるなら“峠道”がおすすめです。カーブを抜けるたびに視界が開け、遠くの山並みや谷を望む……そんな瞬間こそが、峠ドライブの醍醐味。そんなおすすめ[…]
日常の延長にある「もうひとつの居場所」 ハイエースなど一般車両ベースのキャンピングカーの人気が高まっている理由は、「特別な装備を持ちながら、普段の生活にも溶け込む」ことにある。このモデルもまさにその代[…]
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
- 1
- 2