
スバルは、BRZのMT車に「SPORTモード」を採用するなど、一部改良を施したモデルを2024年7月12日に発表した。価格は332万2000~381万7000円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
スーパー耐久シリーズの知見を取り入れた「SPORT モード」
今回の改良では、スーパー耐久シリーズに参戦している Team SDA Engineering の取り組みで得た知見から生まれた、MT 車専用「SPORT モード」を新たに採用。SPORT モードは、全回転域でアクセル操作に対してエンジンが忠実に反応するスロットルセッティングとすることで、アクセルコントロール性を向上しました。また、アクティブサウンドコントロールの音量が切り替わり、ドライバーに高揚感をもたらすという。
「SPORT モード」スイッチ
AT車では、クルマのマニュアルダウンシフト制御において、ドライバーの操作や路面状況などから総合的に回転数制限範囲を判定する設定とし、オーバーレブの危険性がない状況ではドライバーの意思でダウンシフトができるように回転数の領域が拡大された。さらに、R、Sおよび Cup Car Basic グレードのダンパー減衰力特性と、全グレードの電動パワーステアリングのアシスト特性が最適化され、スポーツカーらしい操縦安定性および乗り心地が実現されている。
Cup Car Basic
この改良モデルは、7月14日に富士スピードウェイで開催される「FUJI 86/BRZ STYLE 2024」に展示される。
SUBARU BRZの主な改良点
●MT 車専用 SPORT モード追加
●AT 車マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大
●ダンパー減衰力特性の最適化(STI Sport を除く)
●電動パワーステアリングのアシスト特性最適化
●アクティブサウンドコントロール音量切替機能の追加(MT車)
●デイタイムランニングライトの採用(Cup Car Basic を除く)
●ウインカーレバーの操作方式変更(ロック式)
価格表
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スバル)
争奪戦必至のSTIコンプリート、ボディカラーは5色を設定 S210は、WRX S4をベースに、スバルが2008年から参戦しているニュルブルクリンク24時間レースで得られたノウハウが投入されている500[…]
インプレッサ:モデル概要 現在の国内スバルラインナップの中では、エントリーモデルとなっているインプレッサ。6代目となる現行型は先代まで設定されていたセダン系が廃止され、5ドアハッチバックのみのラインナ[…]
インプで好評の「サンブレイズ・パール」を身に纏う期間限定モデル 今回導入される「Limited Sun Blaze Edition」は、インプレッサで好評のボディカラー「サンブレイズ・パール」がチョイ[…]
「ST」をベースに、パワーシートなどの機能装備を強化。ブラックアクセントも随所にプラス 今回導入される特別仕様車「ST Black Selection」は、「ST」をベースに、運転席10ウェイ&[…]
好評の特別仕様車を1.8L車にも設定 昨年12月に2.4Lターボ車に設定された特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を1.8Lターボ車にも設定。内容としては「STI Spor[…]
最新の関連記事(新車)
プロトタイプといいつつも、スガタカタチはほぼ完成形 このたびインテリアやメカニズムが公開された次期プレリュードは、“プロトタイプ”こそ取れないものの、そのスガタカタチはどうみても製品仕様に限りなく近い[…]
ドルフィンに新グレードを設定。価格は299万2000円 今回の価格改定&ラインナップ変更の対象となるのは「ドルフィン」「ATTO 3(アット スリー)」の2モデル。 エントリーモデルのドルフィンは、従[…]
争奪戦必至のSTIコンプリート、ボディカラーは5色を設定 S210は、WRX S4をベースに、スバルが2008年から参戦しているニュルブルクリンク24時間レースで得られたノウハウが投入されている500[…]
専用カラー「トスカーナグリーン」で特別感を演出 フィアットのマルチパーパスビークル「ドブロ」は、フィアットらしい親しみのあるエクステリア&インテリアで人気のミニバンモデル。 実用的なキャビンレイアウト[…]
1Lあたりの航続可能距離は23.2km(WLTCモード)。最大約30kmの純電動走行にも対応 シトロエンC4は、独創的なスタイリングの魅力に加え、独自のサスペンションシステムやアドバンストコンフォート[…]
人気記事ランキング(全体)
ショックレスリングとは? 一般の金属とは異なる原子の規則相と不規則相が存在する“特殊制振合金”を採用した金属製のリングで、シート取付ボルトやサスペンションアッパーマウントのボルトに挟み込むだけで、効果[…]
見た目は普通でも中身はスペシャル、あえて別ネームで差別化 「トヨタ・1600GT」は、1967年に発売されたトヨタのスポーツクーペです。 もしこの段階で名称をWEBで検索してその画像を見たとしたら、「[…]
軽自動車でも『車中泊』は『快適』にできます。ベース車両はスズキのエブリイ。 エブリイの最大の強みは、その広い荷室空間にある。軽自動車でありながら広い荷室空間は、後部座席を畳めば大人が横になれるほどのス[…]
ベース車両はホンダのフリード ベースとなる車両はホンダのフリード。街乗りでも違和感がない上に、広い車内スペースを持つことで、アウトドアでも大活躍する、ホンダの人気のモデルだ。全長は4265mmとコンパ[…]
ベース車両はトヨタのハイエース 圧倒的な耐久性と広い荷室を備えた日本を代表する車種の1つ、トヨタ・ハイエース。ビジネスユースからアウトドア、さらにはキャンピングカーのベース車両としても高い人気を誇る。[…]
最新の投稿記事(全体)
プロトタイプといいつつも、スガタカタチはほぼ完成形 このたびインテリアやメカニズムが公開された次期プレリュードは、“プロトタイプ”こそ取れないものの、そのスガタカタチはどうみても製品仕様に限りなく近い[…]
パーキングメーターの時間を超過した…いったいどうなる? ゲート式駐車場/クイック式駐車場など、一口に駐車場といってもその形態は多種多様。都市部の大通りに設置されていることの多い「パーキングメーター」も[…]
ベース車両はトヨタのハイエース 圧倒的な耐久性と広い荷室を備えた日本を代表する車種の1つ、トヨタ・ハイエース。ビジネスユースからアウトドア、さらにはキャンピングカーのベース車両としても高い人気を誇る。[…]
軽自動車でも『車中泊』は『快適』にできます。ベース車両はスズキのエブリイ。 エブリイの最大の強みは、その広い荷室空間にある。軽自動車でありながら広い荷室空間は、後部座席を畳めば大人が横になれるほどのス[…]
見た目は普通でも中身はスペシャル、あえて別ネームで差別化 「トヨタ・1600GT」は、1967年に発売されたトヨタのスポーツクーペです。 もしこの段階で名称をWEBで検索してその画像を見たとしたら、「[…]
- 1
- 2