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フィンがタイヤ付近の気流をコントロール! コペンの潜在力を引き出す、専用タイヤが登場 横浜ゴム「ADVAN A50」を発売

横浜ゴムはダイハツ「COPEN(コペン)」向けに設計したエアロダイナミクスフィンタイヤ「ADVAN A50(アドバン・エイ・ゴーマル)」を発表。9月から全国のダイハツディーラーを通じて発売する。サイズは165/50R16 75V、価格はオープンプライス。

●まとめ:月刊自家用車編集部

新たなカテゴリー「フィンタイヤ」の、初の製品プロダクトとして投入

横浜ゴムが開発を進めているフィンタイヤは、タイヤサイドにフィン状突起を配置することで、走行中のタイヤ周辺の空気の流れをコントロールし、操縦安定性や燃費、静粛性の向上を狙う次世代タイヤのひとつ。タイヤ自身が空力パーツとして機能することで、より高い性能を追求できることが強みといえる。

タイヤサイズは165/50R16 75Vのみ。9月から全国のダイハツディーラーを通じて発売される。

ダイハツディーラーのみの扱いとなる、専売製品としてリリース

今回発売される「ADVAN A50」は、横浜ゴム独自のエアロダイナミクス技術のノウハウが注入されたフィンタイヤ。ダイハツ・コペン用として市販投入されるこのモデルが、同社の市販ラインナップとしても初の製品になる。エンドユーザーへの提供は、ダイハツ工業専売の一般市販用商品として全国のダイハツディーラーで2024年9月から発売することになる。

タイヤのアウトサイドに12枚のフィンをVの字に配置する特徴的なデザインも魅力のひとつ。

コペンの走行性能に相応しい操縦安定性を実現するため、タイヤのアウトサイドに12枚のフィンをVの字に配置したデザインが特徴のひとつになっており、これによりフィンがタイヤ付近の気流をコントロールしてスムーズな流れを生み出し、操縦安定性の向上に寄与するという。

フィンを施した唯一無二の特徴的なサイドデザインにより、「COPEN」のユニークな外観をより引き立てることも狙いのひとつ。トレッドパターンは高い操縦安定性と快適性を両立する左右非対称パターンを採用。国内タイヤラベリング制度の基準で、転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」を獲得、低車外音タイヤの基準も満たしているとのこと。

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