
今では必需品と言っても過言ではないドライブレコーダー。1万円以下のモデルから5万円以上のものまでラインナップされており、ドラレコ選びは意外と悩ましい。この記事では、そんなドラレコ選びに悩んでいる方に「これでいいじゃん!」なモデル「ZDR018」を紹介していこう。
●文/写真:浜崎秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
実勢2万円でフロントとリヤの2カメラ!コスパが優秀すぎ!
コムテック社の「ZDR018」は、実勢価格2万円前後という手が届きやすい価格の2カメラドラレコ。フロントカメラを内蔵した本体にリヤカメラを組み合わせた2ピース構成だ。本体もリヤカメラもきわめてコンパクトなため視界を妨げず取り付けやすい。
本体背面には2インチ画面を搭載。側面にはマイクロSDカードスロットを備えている。
前後カメラとも搭載センサーは200万画素で、フルHD画質による映像記録が可能。トンネルの出入口や逆光時などで明暗差を自動補正するHDR機能も搭載している。実際に記録映像を確認すると周囲のクルマのナンバーはハッキリと読み取れ、夜間は白飛びや黒つぶれなども抑えられている。エントリー機としては高レベルな画質だ。別売オプションの駐車監視・直接配線コードを組み合わせれば駐車中に衝撃を検知して動作する駐車監視機能も利用できる。
また、運転支援機能も充実しており、後方からのあおり運転車を検知する「後続車接近お知らせ機能」や、自車が意図しないあおり運転をしないよう注意を促す「先行車接近継続お知らせ機能」など7種類を搭載。音声や警告音を発するとともに画面表示を行うためドライバーは気付きやすい。
7種類の運転支援機能を搭載している。音声や警告音とともに画面表示が現れる。
このほか1本のレバーを上下左右に動かしたり、押し込むことでコントロールができるプッシュレバーや視認性の良いメニューによって優れた操作性を実現しているのも特徴だ。
上下左右、さらに押し込むことができるプッシュレバー。設定操作を簡単に行える。
画面サイズは小さいものの、文字が大き目でメニュー表示はわかりやすい。
WindowsPCに対応するビュワーソフト。前後映像とともにGセンサー情報や速度も表示。
比較的安価で、必要十分な機能を備えた「ZDR018」はとてもおススメ。事故などのトラブル時にも大活躍だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ドライブレコーダー)
暗所の映像も鮮明に記録。2つのカメラにSTARVIS技術搭載センサーを採用 ドライブレコーダーのトップブランド、コムテックが新たにリリースした新機種、ZDR-850Rは、前後2つのカメラで全方位を記録[…]
ソニーの最新技術を採用、夜間も強いニューモデル コムテックは、様々なタイプのドライブレコーダーをリリースしており、ハイエンドから普及機、ユニークなモデルなど、多様なユーザーの要望に対応する。また、ドラ[…]
画質も操作性も向上!第2世代モデル「ミラレコ EM-4800」 ケンウッドの「ミラレコ EM-4800」、映像記録はフルHD(解像度1920×1080)の高画質で記録できるのが特徴だ。そのため、記録映[…]
発売された3機種の特徴 細部まで鮮明に記録する「高精細録画」(対応機種:VREC-DZ810D-フロントカメラ) 一般的なフルHD(約200万画素)と比べ、約4倍(約820万画素)の高解像度4K録画に[…]
一体型ドライブレコーダーのメリット・デメリット ドラレコは、形状や取り付け方法によって大きく3つの種類に分類されます。 一般的に知られているのは、「一体型」、「セパレート型」、「ミラー型」の3種類。そ[…]
最新の関連記事(カー用品)
携行型安全デバイスが発売。Wの効果で危険を回避 愛知県に本社を置き、輸入車の取り扱いなど幅広い事業を展開するホワイトハウスの子会社となる株式会社TCLから、ユニークなデバイスが登場したので紹介していこ[…]
運転中に荷物が崩れる瞬間が、思った以上に危険な理由 クルマでの買い物は便利だが、ラゲッジに積んだ荷物が走行中に倒れる問題は意外と深刻だ。発進時やカーブで荷物が動く音が聞こえるたび、無意識に注意がそちら[…]
「Z」と「アドベンチャー」専用プログラムを用意 今回導入される新型RAV4のモデリスタパーツは、「Z」と「アドベンチャー」のおのおののグレードに対応する専用プログラムが設定される。 「Z」向けのエアロ[…]
洗車してもツヤが冴えない本当の理由 どれだけ丁寧に洗車しても、どこかボディがくすんで見える。ワックスをかけても、思ったほど光沢が出ない。そんな状態に心当たりがあるなら、塗装表面に鉄粉が刺さっている可能[…]
30周年記念車にも適合 ステップワゴン スパーダの力強く伸びやかなシルエットを強調し、フロントフェイスの存在感を高める「バンパーワイドガーニッシュ」。 フロントバンパーに重厚感とワイドな印象を付与する[…]
人気記事ランキング(全体)
いつもの車内が極上のエンタメ空間に大変身! 車載ディスプレイでYouTubeやNetflixが見られたら、どれほど快適だろうか。それを手軽に実現してくれるのが、「U2KIT」(カーエンターテイメントア[…]
これは走るタイニーハウス? 美しい家具が機能的に設えられたくつろぎのスペース 岡モータースは香川県高松市を拠点にキャンピングカーの製造•販売を展開。同社の人気軽キャンパーがミニチュアクルーズシリーズで[…]
携行型安全デバイスが発売。Wの効果で危険を回避 愛知県に本社を置き、輸入車の取り扱いなど幅広い事業を展開するホワイトハウスの子会社となる株式会社TCLから、ユニークなデバイスが登場したので紹介していこ[…]
車種専用設計だから、ピッタリ装着。見た目にも違和感なし カーメイトと言えば、使い勝手の良い様々なカーグッズをリリースしており、多くのユーザーから評価されているブランドとして知られている。今回紹介するの[…]
RAV4の魅力をより深く。吊るしには真似ができない個性をプラス トヨタグループの一員として長草工場でRAV4の車両生産を受け持つ豊田自動織機は、車両企画やデザイン、設計といった開発段階から深く参画して[…]
最新の投稿記事(全体)
Team GAZOOから始まった「もっといいクルマづくり」 GRのルーツは2007年、当時マスタードライバーを務めていた成瀬 弘氏と、副社長であった豊田 章男氏(現・代表取締役会長)が立ち上げた「Te[…]
100年の歴史的文脈とパラダイムシフト ベントレーモーターズが発表した新型「スーパースポーツ」は、単なる高性能グレードの追加ではない。これは、同社のグランドツーリング(GT)の概念におけるドラスティッ[…]
日本の道路事情にジャストフィット? ランドクルーザーFJ ランドクルーザーFJの車名を聞くと、かつてラインナップされていたFJクルーザーを想起させる。実際、ゴツめの外装デザイン処理やフロントグリルの造[…]
日本人の手で造られた日本人のための乗用車がトヨタ創設者の夢だった 明治の発明王、豊田佐吉の長男として1894年に生まれた喜一郎は、創意工夫で開発した独自の自動織機で成功した父の志を受け継ぎ、日本の独自[…]
- 1
- 2































