ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックの次世代ブランドデザインを導入し、卓越した走行性能と個性的なスタイリング、先進のテクノロジーを融合させたラグジュアリースポーツSUV、新型「キャデラック XT4」の国内導入を発表した。価格は790万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
キャデラックの最新デザインランゲージを採用
「キャデラック XT4」は、コンパクトSUVセグメントにおけるキャデラックの戦略的モデル。2021年に国内導入されているが、今回の導入される最新モデルでは、キャデラックの最新デザインランゲージをエクステリアとインテリアに採用された。
エクステリアではフロントとリアのフェイシアを刷新。インテリアには新素材のメタルインサートを使用し、インストルメントパネルも一新した。さらに美しい33インチのLEDディスプレイや、AKG社製のサウンドシステムを装備することで、モダンで洗練された一台に仕上げられている。
上質へのこだわりと先進テクノロジーで快適さを追求した室内空間
新しいキャデラックのデザイン言語を表現したインテリアには、新素材のメタルインサートや高品質なレザートリム、リアルカーボンを採用したドアトリムなど「本物の素材を使う」キャデラックの伝統を継承。
ラグジュアリーなインストルメンタルパネルには、湾曲したデザイン性と視認性に優れた9K解像度の33インチアドバンストカラーLEDディスプレイが装備される。
オーディオシステムは、AKG 14スピーカーオーディオシステムを採用。堅牢なボディとラミネート遮音ガラスとの相乗効果で、極上の音響空間を生み出される。
キャデラック最新のデザイン哲学を反映したエクステリアに進化
新型はフロントとリヤのフェイシアを刷新。ボディ両端に縦型に配置されたLEDのヘッドランプと、フロントグリル上部に水平に配置されたウィンカーランプにより、ワイド&ローのシルエットを強調。グロスブラックスポーツメッシュのグリルにはキャデラッククレストが輝く。
リヤはリフレクターとバンパーが縦型に変更され、視認性が向上し、より安定感を増したデザインに進化。ホイールは新デザインの20インチダイヤモンドカットアルミホイールを装着する。
生産工場のEV移行の影響で、このモデルがファイナルモデルに
なお「キャデラック XT4」はカンザス工場での生産を電気自動車に移行するため、2025年1月の生産終了が発表済み。このモデルが最終モデルとなる。
新型「キャデラック XT4」
グレード | スポーツ |
ハンドル位置 | 左 |
全長×全幅×全高 | 4,605×1,875×1,625mm |
ホイールベース | 2,775mm |
車両重量 | 1,760kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類/型式 | 水冷4サイクル4気筒直列 / LSY |
総排気量 | 1,997cc |
最高出力 | 169kW (230ps) / 5,000rpm |
最大トルク | 350Nm (35.6kg・m) / 1,500~4,000rpm |
駆動方式 | 全輪駆動 (選択式) |
トランスミッション | 9速AT |
メーカー希望小売価格(税込) | 790万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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